サービス名 | BMBプロジェクト |
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販売業者 | 株式会社ライズ |
運営責任者 | 川島裕二 |
電話番号 | 不明 |
所在地 | 大阪市淀川区西中島4-7-20 |
URL | http://bmb-pj.com/lp/bmb_5llb/index.php |
BMBプロジェクトの口コミ、評判の真相は?
日本が公的に認めた仮想通貨のプロ。国家資格を持ち世界各国で活躍するファイナンシャルプランナー「川島 裕二」が、確実に億万長者になれる仮想通貨を利用しや再現性100%の錬金術を公開するという情報商材。それが「BMBプロジェクト」
目次
・資格コレクターが使えない理由
・「オレは20万を1億にした」
・100%稼げるはウソ
・川島裕二は過去に※※※※していた!?
・なんちゃってICO情報
まとめ
資格コレクターが使えない理由
「BMBプロジェクト」を発足したのは、日本が公的に認めた仮想通貨のプロだと自称する「川島 裕二」という人物。彼が保有する3つの資格とは
- ファイナンシャルプランナー1級
- CPF国際ファイナンシャルプランナー
- 暗号通貨技能検定上級アドバイザー
詳細ページでは日本で唯一、公的に認められた仮想通貨の専門家であると記載されています。筆者が注目したのは「暗号通貨技能検定上級アドバイザー」という資格。
公的に認められた仮想通貨の専門家という記載から、もしかすると国家資格なのかと思い調査を行ったところ検定を主催しているのは「一般社団法人 クリプトコイン協会」という企業だと発覚。公的に認められたと記載していたはずが、おかしいですよね…。
この「一般社団法人 クリプトコイン協会」がどの様な企業なのか調査を続けると、
事務所はレンタルオフィスであることも判明してしまいます。
事務所も用意出来ないベンチャー企業が主催する検定に意味があるのか分かりませんが、この資格を「公的に認められた」と記載するのは誇大広告にあたるのでは?「仮想通貨技能検定上級アドバイザー」は国家資格ではありませんので、ご注意ください。
「オレは20万を1億にした」
商品ページに掲載されていたインタビュー動画では、実際に取引所であるビットフライヤーの口座を映し、資産状況を公開しています。口座には7000万円を超える資産があることが確認できるのですが、取引履歴は公開していませんでした。
現金自体は持っていると考えられますが、保有している通貨はビットコインだけであることも口座の画面から読み取ることが出来ます。画面を見ると、仮想通貨のプロを自称している割に、投資をしているのはビットコインだけであるという事が分かります。
何だか不自然じゃないですか?ビットコインだけを持ち続けて20億円を稼いだのでしょうか?そうであれば、ファイナンシャルプランナーの資格を売りにしている割には。全く分散投資はしていないのですから。「川島」に相談すると、全てビットコインに投資しろと言われそう…。
また、動画で確認できる取引口座ではビットコインの価格が838,233円と表示されていす。
ビットコインのチャートを確認すると、ビットフライヤーでの取引価格がこの価格となったのは2017年末の数日間と2018年2月という事になります。
(※調査は2018年2月中旬)
ビットコインが急騰した期間にビットコインだけに投資をした。という可能性もあり得るかもしれません。取引履歴が確認出来ず、保有銘柄がビットコインだけなのですから、とりあえず20万円投資したら爆上げ、ただのラッキーなんてこともあるのでは?
勝てるけど稼げない?
今回の「BMBプロジェクト」のメインコンテンツともいえるのが、再現性100%だという自動売買システムになります。一体どのようなシステムになるのか、動画内ではシステムについても行われておりました。
仮想通貨業界ではよくある取引所ごとの価格差を利用した投資法である「アービトラージ」なのですが、確かに理論上は負けることの無い投資法であるといえるでしょう。
ですが、取引所ごとの価格差など微々たるものですし、価格差が広がったとしても非常に短時間です。その間に取引所Aで購入した通貨を取引所Bに移動するには、送金が承認される時間的問題が出てきます。
利益を確定させるまでに「購入」「売却」「送金」を行うわけですから、その都度手数料が必要になります。「川島裕二」氏の言う、20万円で1億円など、何百年かかるのか計算するのも面倒臭い程の利益を積み重ね、利確をし続ける。
利益を出した際には取引量が多いので税金の計算も非常に面倒臭くなりますし、その辺りの利便性は全く考えられていない、まさに机上の空論といえるでしょう。
川島裕二は過去に※※※※していた!?
「BMB」を作成した「川島 裕二」について調査を行うと、仮想通貨以外にも、FXに関する情報商材を販売していた事実が判明しました。
「ビッグデータFX」という商材であり、その商品も実は自動売買しステムであったと言われています。そのシステムの利用権限と共に、充実したサポートを提供していたとの事でした。これだけでは判断が難しく、新たな情報を探していたところ、ある情報を入手。
この「ビックデータFX」を販売していた会社名は「株式会社川島一級FP事務所」とありますが、今回の「BMB」には別の会社名である「株式会社ライズ」という名前が…。
何だか怪しいと感じるのは、筆者だけなのでしょうか?
また、会社名で調査を行っても情報商材関連の情報だけが見つかりますので、本業であるはずのFPとしての業務行っているのか、怪しいところです。
なんちゃってICO情報
FPとしての肩書を持つ「川島 裕二」が提供する「BMB」には、本人が極撰したICO情報というものが含まれています。ファイナンシャルプランナーとしての人脈を活かした独自のネットワークで仕入れた情報が確実に稼げるというのです。
一介のファイナンシャルプランナーがICO情報を入手できる環境にあるとは考えにくく、活動しているのかも分からない程度には情報が見つからないという点を考えると、独自のネットワークなど存在しないと考えた方が良いといえるでしょう。
ファイナンシャルプランナーだから仮想通貨に詳しいという、こじつけのような説得では、誰もこの「BMB」を購入しようとは思えなのではないでしょうか?
購入代金は298,000と非常に高額になります。筆者の目には「川島 裕二」よりも仮想通貨に詳しく、専門で業務を行っている方が多くいるように見えてしまいました。
まとめ
・仮想通貨に国家資格はない
・100%は稼げない
・昔から同じような事をしていた
・ICO情報を持っているのか怪しい
自身の資格を勝手に「公的に認められた」などと記載するのは、誇大広告に他なりません。このような情報商材に使われてしまう状況を考えると、勝手に資格を作ってしまった側にも責任があるといえるでしょう。
現在はまだ、仮想通貨に関する国家資格などはありませんのでご注意下さい。
詐欺でした。