サービス名 | OTOSENプロジェクト |
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運営会社 | OTOSEN PTE LTD |
販売代理店 | OTOSEN PROJECT PARTNERS |
電話番号 | 0120-939-697 |
会社所在地 | 東京都港区赤坂1丁目12番32号アーク森ビル12F |
OTOSENで稼げるのか?
「OTOSENプロジェクト(OTOSEN TOKEN)」とは、ブロックチェーン技術を使い、世界中のアーティストとユーザーを繋げることを目的にしたサービスになります。
2019年12月より2大キャンペーンというイベントが開催されていることから、このキャンペーンは買いなのか?について捜査を行いました。
OTOSENの2大キャンペーンは買いなのか?
「仮想通貨長者.com」から配信されたキャンペーン情報で「OTOSENプロジェクト」を知った方も多いのではないでしょうか?
OTOSENプロジェクトについて簡単に説明すると「ブロックチェーン技術を利用して、アーティストの発掘や作品が販売できるプラットフォームを提供するプロジェクト」になります。
今回のキャンペーンにて販売されるのは、2つの商品。
①OTOポイントの特別条件販売
②利益確保の還元金利付与
正直、これだけでは何のことなのかサッパリ分からない。
条件の詳細を知りたければ「機密保持契約書」なる規約に同意して資料請求を行わなければなりません。
資料請求に必要な情報としては
・名前
・電話番号
・現住所
などの金融機関にでも提出するような個人情報が必要となります。
ここまでで最も懸念されるのは、個人情報の取り扱いは大丈夫なのか?という事。
そこで、キャンペーンを開催している「OTOSEN PROJECT PARTNERS 」を調べると、実はレンタルオフィスに登記された企業であることが判明。
さらに、キャンペーンページに記載されている電話番号に電話をかけてみましたが、誰も電話に出ることはありませんでした。
OTOSENプロジェクトに投資すべきかどうかの判断は後ほど記載しますが、投資家の個人情報を取り扱う企業がレンタルオフィスとは…。
主催者には情報セキュリティという最低限の感覚がないのかもしれません。
少なくともこのキャンペーンから申し込むのはリスクが高いといえます。
OTOSENプロジェクトは稼げる投資案件か?
「OTOSENプロジェクト」は「オウケイウェイブ」が出資するとして話題になった「WoWoo社」による新規プロジェクトの一環になります。
OTOSENプロジェクトの概要については他のサイト様に任せますので、私は投資対象としてどうなのか?という点ついて捜査していきます。
まずは2019年11月16日に開催されたとされる「OTOSENプロジェクトカンファレンス」の様子が撮影された動画を確認していきます。
カンファレンスの主催者である「植田雄輝」なる人物が、プロジェクトの概要について話す動画。
この「植田雄輝」について捜査を進めると、意外な事実が判明。過去に「ASECコイン」というICO案件の広報活動を行っていた経歴と持つと判明。
ASECコインは東南アジア(主にタイ)の貧困問題を解決するためのプロジェクトとして立ち上がったもので。「植田雄輝」が世界で唯一の代理店を名乗り「投機目的で購入しろ」と勧誘を続けていたICO案件になります。
結果的に2019年に上場を果たしたものの、購入時の価格から10分の1に下落するという大惨事を巻き起こしました。
正直、こいつが出てきた時点で8割方稼げない気がしますね。
映画監督である「グ・スーヨン」氏や芸能系のプロデューサーなどが関与しており、プロジェクト内容もこれまで「植田雄輝」が進めてきた案件の中では一番まともかもしれません。
続いて、OTOSENプロジェクトの進捗具体を確認していきます。
実は計画通りには進んでいない
OTOSENプロジェクトが公表しているロードマップを確認していきましょう。
予定によると
・2018年にTV番組OTOSENの放送
・2018年末にプラットフォームのβ版リリース
・2019年末にアジア全域に市場を広げる
などの情報が確認できます。
2019年12月19日現在、達成できているのはTV番組の放映くらいですね。
これに関しては運営陣の努力というよりも、番組制作会社の努力によるもの。
2019年末に入り急にやる気を見せたように見えますが、運営陣のやる気が続くようであればいいのですが・・・。
現時点でまともに事業が進んでいるようには見えませんでした。
オウケイウェイブからの出資は受けていない
OTOSENプロジェクトについて捜査をしている際に目についたのが、運営元である「WoWoo」がオウケイウェイブから出資を受けているという情報。
この情報については「オウケイウェイブ」側も公表していることから事実であるかのように見られていますが、実際は現在も出資に至っていないのです。
オウケイウェイブ側より、出資していないという事実が公表されました。
「WoWoo」が最初に行った事業である「WowBit」のICO時には、上場企業であるオウケイウェイブが手掛ける仮想通貨として大々的に宣伝を行っていたのですがね…。
その1年後に「実は出資していませんでした」と公表。まさに鬼畜の所業です。
今回の「OTOSENプロジェクト」についても韓国のアーティストと事前に契約を完了したという情報を公表していますが、オウケイウェイブの前例がある以上、全て白紙にされる可能性も考えた方がいい。
もちろん、OTOSENプロジェクトが提案するサービス内容は素晴らしいものですが…
・広報担当者の過去の実績
・事業が進んでいないという事実
・運営会社への不信感
上記の点から考えると、稼げる投資案件とは思えないというのが仮想通貨ポリスの見解です。
OTOSENプロジェクトってもう終わってるでしょ?
今更新規参入する人なんていないし、この検証もあまり意味ないんじゃない?