サービス名 | フェニックスレンディング |
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運営会社 | スカイシールキャピタル |
責任者 | マイケル |
連絡先 | 不明 |
会社所在地 | 臺北市信義區信義路5段7號43樓 |
運営会社がまさかの…
金利24%という高配当を掲げ、運営を開始した「フェニックスレンディング」
この高配当を可能としている要因はどこにあるのでしょうか。
本当に金利24%を受け取ることが出来るのか?
運営会社の裏側やレンディング以外の運用方法について、仮想通貨ポリス独自の捜査により判明した捜査結果をご報告します。
運営会社が存在しない?
コインテレグラフにPR記事が公開されたことで話題を集めている「フェニックスレンディング」
運営会社だとして紹介されている「スカイシールキャピタル」について捜査したところ、運営事務所が存在していないのではないか?という疑惑が…。
ご覧いただいたのは、コインテレグラフに掲載されていた所在に言及する部分の記載です。
間違いなく「超高層ビル台北101の43階に運営拠点を構えている」と記載されていますね。
そこで、台湾の法人情報を検索できるウェブサイトにて、台北101の住所「臺北市信義區信義路5段7號43樓」と検索したところ…。
ご覧のように「スカイシールキャピタル」という企業が43階に事務所を構えている情報は確認できません。
検索ミスの可能性は捨てきれませんが、同じ住所の他企業は検索にヒットしていますからね。
「フェニックスレンディング」の運営事務所がどこに存在するのか不明となっています。
レンディング以外にアービトラージも?
「フェニックスレンディング」が高利率な年利24%を可能にしている理由として、レンディング事業以外の利益を得ているからだと解説しています。
画像を見る限り、60%をアービトラージで運用し、10%を金に投資していると記載されています。
レンディングサービスを提供するはずが、大半以上がアービトラージされるという事なのでしょうか?
取引履歴等、運用の証拠となるものが公開されていないため本当に投資しているのかどうか不安なところ。
また、「フェニックスレンディング」自体がいつ頃から運営されているのか?公式サイトのドメイン取得日を確認したところ2019年9月4日であることが判明。
サイト内に掲載された文章を見る限りは2018年に作成されたらしきものが確認できます。なぜサイトが存在する以前に作成された文章が掲載されているのか?何やら不自然な状況となっておりました。
フェニックスレンディングは正直オススメできない
フェニックスレンディングについて簡単に捜査を行いましたが、運営会社の所在地などが公表されていない案件となっておりました。
このような体制を取る投資案件についてはポンジスキームである可能性が考えられます。
レンディング事業だけで24%という利率の配当を支払うことが出来るのか不安な点を考えると、その疑いは非常に強くなります。
海外から日本に入ってきている案件でまともなものなんてナッシング。
フェニックスレンディングも然り。
本当に儲けられる方法があるなら賢い日本人が見いだせないわけないでしょ。
とは言え国産の詐欺もあるので何とも言えないところですが。
とにかく詐欺案件なので手出しは無用です。