通貨名 | リゲイン(REGAIN) |
---|---|
通貨コード | REG |
発行元 | REGAIN社 |
BCプラットフォーム | Corda |
総発行枚数 | 65000REG |
公式URL | https://project-regain.io/ |
「リゲイン(REGAIN)」が上場するのかを調査!
仮想通貨ビットコイン(BTC)のマイニング市場の健全化を目的に開発されたICO案件である「リゲイン(REGAIN)」。
投資先としての魅力や将来性を調査していきます。
2018年12月7日追記、リゲイン(REGAIN)が詐欺確定
疑惑のICO「リゲイン(REGAIN)」を捜査したところ、開発チームのメンバーが架空の人物だという証拠を突き止めました。
発見したのは、リゲイン(REGAIN)のCTOとして紹介されている「Zongyu Liu」なる人物の元画像と思われるもの。
顔は明らかに同じですが、服装や帽子を被っていることを考えると、この画像は顔のみが挿げ替えられた合成写真の可能性が非常に高い。
リゲイン(REGAIN)といえば、毎月貰えるはずの配当が激減したことで一時、詐欺なのではないか?と話題になったICO案件でしたが、今回発見した証拠から100%詐欺であると言い切ることができます。
日本ではあまり馴染みのない合成写真ですが、海外のICO詐欺案件では割とポピュラーな詐欺手法です。
今回のリゲインについてはやはり、海外の詐欺グループが仕掛けた日本人をターゲットにした仮想通貨詐欺であると見て問題ないでしょう。
そして、今回のリゲインについては
- 2018年12月に上場を発表、
- 配当が83%減少
- そんな中で最終セールを開始
などの動きを見せています。
恐らくは上場したとしても、取引不可能なエセ取引所に上場し、集めた資金をもって逃げる気なのでしょう。
既にリゲインは公式サポートを終了し、運営側との連絡手段は絶たれています。
既に購入してしまった方には非常に残酷な内容となりましたが、これが事実であり、目を背けてはいけない現実です。
※以下、追記前の捜査レポートになります。
リゲイン(REGAIN)の紹介業者が業務停止
マイニング市場の健全化を目的として開発された仮想通貨トークンである「リゲイン(REGAIN)」ですが、ただいま様々なブログサイトで優良ICOだと勧誘が行われています。
盛んに勧誘が行われている理由については、ICOの投資案件を専門に取り扱う「アフィリエイトASP」である「クリプトクリックアフィリエイト(Crypto Click Affiliate)」の存在が大きく関わっており、リゲインの紹介者には報酬が発生する仕組みになっています。
※「クリプト クリック アフィリエイト(Crypto Click Affiliate)」とは
-ICO案件を紹介している業者。利用者はそのICO案件を紹介し購入者を増やすことで、成果報酬を得ることが出来る。仮想通貨専門のアフィリエイトサービスを提供しています。
この「クリプト クリック アフィリエイト(Crypto Click Affiliate)」がICOの勧誘が成功した利用者に報酬を支払う形を取っていたため、よく理解していない自称ブロガー達がこぞって「リゲイン(REGAIN)」を紹介していたという事ですね。
ここまでならば、よくあるアフィリエイトサービスにしか見えないのですが、問題なのは「クリプト クリック アフィリエイト(Crypto Click Affiliate)」が有望なICO案件だけを紹介すると謳ってしまっていた事になります。以下の写真は公式Twitterの物。
この業者についてはICO通貨の「リゲイン(REGAIN)」以外にも
- ムーバー(MOOBER)
- ファウンテンコネクト(Fountain Connect)
- ロード(LODE)
- ユニゾン(UNIZON)
どの通貨も調べてみると、優良だと紹介するブログサイトでネット上は溢れかえっています。そもそも、ICO投資の勧誘を第三者が行う事がおかしいのですが、そこに気付かない方々はブログを見ただけで優良だと判断し、購入してしまうのでしょう。
そして、「クリプト クリック アフィリエイト(Crypto Click Affiliate)」については、2018年3月31日に行政指導を受けたことでサービスの閉鎖を発表しています。
「クリプト クリック アフィリエイト(Crypto Click Affiliate)」のHPを確認すると分かるのですが、サイト内には運営会社の記載がなく、企業として実態があるのか分からないものとなっていました。
紹介しているICO案件についても同様に開発者チームが不明などの状況である為、紹介されていたICO案件については全て参加すべきではないものだと判断した方が良いでしょう。
リゲイン(REGAIN)は開発チームの情報が見つからない。
ICO通貨「リゲイン(REGAIN)」の公式ページでは、開発チームのメンバーが紹介されていました。
何故かモノクロの写真。写真と名前を公開していることから、実在する人物なのかと思いCEOなどをフルネームで検索したところ、リゲインのページだけが見つかる状況となっています。
開発チームについては私の調査不足の可能性も否めませんが、海外のICO評価サイトである
- Bitinvestors
- ICObazaar
- ICObench
- ICORATING
上記のサイトではICO通貨として掲載されておりませんでした。この事から「リゲイン(REGAIN)」が世界中でICOは行っておらず、日本をメインに募集が行われている事が分かります。
そして、この案件を持って来たのは金融庁から営業停止を下された「クリプト クリック アフィリエイト(Crypto Click Affiliate)」です。筆者個人としては、両社が繋がっているようにしか見えませんが、どうでしょうか?あくまで憶測ですが、あながち間違っているとも思っていません。
リゲインは資金が1年以上も拘束される
ICO通貨「リゲイン(REGAIN)」のスケジュールが公開されており、そこではおよそ1年かけてトークンの販売が行われると記載されていました。
ICOについては第4弾までが計画されていることから、少なくとも2018年中は取引所への上場は行われないとみて良さそうです。「リゲイン(REGAIN)」の目的であるビットコインのマイニングについては、投資金額の13%程が報酬として配当されます。
この報酬通りに運営が行われるのであれば問題はないのですが、現状では運営者の詳細が分からない点と、日本での集客を行っている業者が金融庁より営業停止を命じられた点を考えれば、「リゲイン(REGAIN)」には参加するべきではないと判断するしかありません。
「リゲイン(REGAIN)」のまとめ
- 紹介料欲しさに勧誘を行うブログが乱立している
- 集客を行っていた業者が営業停止
- 開発チームが不透明
ユニゾンも、メンバーのほとんどがフリー素材の写真でしたね。