マンガ海賊版サイト「漫画村」が閲覧者に「モネロ」をマイニングさせていた
人気漫画を無許可で公開している「海賊版サイト」にアクセスすると、閲覧者には無断で仮想通貨の「モネロ(Monero)」のマイニングをさせられている事が、情報セキュリティ会社の「トレンドマイクロ」の調査により判明しました。
モネロについては以前から北朝鮮が資金源にしていると言われていることから、海賊版サイトに関しても何らかの関係があるのではないかと、同社は「海賊版サイトの利用は控えるべきだ」と警鐘を鳴らしいます。
トップページにアクセスするだけで「コインハブ」というプログラムが強制的に起動され、閲覧者の許可なく「モネロ(Monero)」のマイニングが行われてしまいます。
パソコンだけでなく、スマートフォンも対象となっており、プログラムの起動と共に端末の速度が落ちるなど著しくパフォーマンスが低下し、バッテリーが急激に減るなどの症状に見舞われます。
実際にマイニングされている「モネロ(Monero)」に関してはビットコイン(BTC)よりも取引の匿名性が高く設計されており、取引の追跡が難しいことから、北朝鮮が海賊版サイトと同様の手口で第三者によるマイニングで仮想通貨を採掘し資金源にしてる可能性があると言われております。