通貨名 | Aave (LEND) |
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通貨コード | LEND |
最大発行枚数 | 1,000,000,000 LEND |
開発者 | Stani Kulechov |
仮想通貨「Aave(LEND)」とは?
1ヵ月で38倍を超える急騰を見せたDeFi関連銘柄である「Aave(LEND)」とは一体どんな仮想通貨なのか?
・Aaveの将来性
・Aave(LEND)の特徴
・プロジェクトの今後
・独自トークンについて
・Aave(LEND)の価格予想
などを図解で解説。
所要時間5分でAaveの全てを解説していきます。
仮想通貨Aave(LEND)とは
ブロックチェーン上で仮想通貨の貸し借りが行える独自プラットフォームの開発と運営を行うプロジェクト。
Aave(LEND)のプラットフォームを通すことで個人間での貸し借りが出来るようになるので、銀行や消費者金融で資金調達をすることが難しかった人たちでも、銀行のような仲介業者が存在しないため審査不要でお金を借りることが可能になります。
Aave(LEND)の将来性が有望だと言われる理由
将来有望なDeFi銘柄の一つとして評価されているAaveのどこが凄いのか?
Aaveの特徴と共に解説していきます。
■無担保で仮想通貨が借りれる「Aave」
イーサリアムのスマートコントラクトを利用したAave(LEND)の独自プラットフォームでは、誰でも融資が出来る・受けることが出来るようになる事が最大の特徴となります。
従来の資金調達手段である銀行の融資審査をクリアできなかった人でも、融資を受けることが可能です。
簡単に説明するとこんな感じ↓
▼銀行で融資を受ける場合
従来のように銀行等の金融機関で融資を受ける際には、借り手側の信用を測るために担保や保証人、返済能力の確認などが必要です。
貸して側が定めた基準をクリアできなければ融資を受けることは出来ません。
▼Aaveで融資を受ける場合
このサービス最大の特徴が信用委任というシステムであり、Aaveに資金を預けた人(Bさん)は自分の与信枠を他の人に譲る事が出来るというシステム。
貸し手のBさんはAaveのプラットフォーム内に資金を預けることによる手数料収入と、貸し出しによる利息が受け取れるように。
借り手のAさんは、Bさんの与信枠を元にしてAaveから審査なしで資金調達(融資)を受ける事が出来るようになります。
これが、Aaveプラットフォームで出来るレンディングの概要になります。
貸し手にも借り手にもメリットがあるDeFiサービスとして、Aaveは注目を集めているんですね。
契約内容は全てスマートコントラクトで管理するため、返済や利息の支払いは全てプログラミングされています。
システムが強制的に返済や利息の支払いを行うため、貸し手側が負うリスクがゼロという状況を作り上げています。
このような全く新しい金融サービスとして、Aaveは仮想通貨業界からも、金融業界からも高い評価を得ているんですね。
既にイギリスでは金融行動監視機構(FCA)から「電子マネー機関」の営業ライセンスも取得しており、公的機関から金融サービスを提供してよいという認可を受けています。
■Aave(LEND)で手数料が安くなる
プラットフォームの利用時に発生する手数料を「Aave(LEND)」で支払う事で手数料の値引きが予定されています。
最終的には手数料50%OFFを予定しているため、融資を受ける人が増えるほどに「Aave(LEND)」の需要も高まってくることが予想されています。
■Aave(LEND)新サービス「Credit Delegation」
ザックリ説明すると「他の人から仮想通貨を借りて、それを元手にAave(LEND)のプラットフォームからお金を借りられる」新サービスです。
一言でいうならば、「保証人を立ててAave(LEND)を利用する制度」という事でしょうか。
この「Credit Delegation」を上手く利用することで、Aave(LEND)のプラットフォーム内で投資信託業務も可能になります。
融資する側はAave(LEND)を利用してプロに投資を任せることが出来る。
融資を受ける側は大量の資金を元手にして運用を開始することが出来る。
もちろん、融資の記録や運用履歴などもブロックチェーン上で記録されており誰でも閲覧可能なので、透明性の高い投資信託が利用できるようになりますね。
金利の設定も個人間で設定可能のため自由度の高い投資商品となりますが、運用先(借り手)の選びによっては損失が出ることもありますので注意が必要です。重要となってきます。
以上のように収益性の高いレンディングプラットフォームであるという点や、公的機関から認可されているサービスという事実が、Aaveの将来性が高いと言われる理由となります。
それに加え、新サービス登場によって更に利用できる幅が広がったことも大いに影響を与えています。
Aave(LEND)の価格はまだ上昇するのか?
仮想通貨並びにブロックチェーン業界ではバブルと呼ばれるほどに「DeFi関連銘柄」に注目が集まったこともあり「Aave(LEND)」の価格は1ヵ月で38倍という、驚異の急騰を遂げます。
7月に10万円仕込んでいれば370万円の利益がでた計算です。DeFiへの注目度が高くなった仮想通貨ならではの投資妙味といえます。
「Aave(LEND)」今後の価格動向については、今後も価格上昇を見込む将来性の高い仮想通貨であると見ています。
独自プラットフォーム自体は粗削りな部分もありますが、本人認証や借り手の評価システムなどの機能が今後実装されてくれば、個人間での融資はもっと活発になってくるはず。
2020年に「Aave(LEND)」の価格に影響を与えた材料としては…
・BINANCEが「Aave/LEND」の永久先物取引を提供
・英国のFCAから電子マネーライセンスを取得
・AaveへのTVL(資金ロック)が1526億円を突破
大手取引所での取り扱いや公的機関からのライセンス認証、サービスの認知度といった点が「Aave(LEND)」の価格に影響を与えてきました。
今後の発表に注視していけば、思わぬ急騰に巡り合えるかもしれませんね。
今後のイベントやプロジェクトの進捗状況については公式Twitterが最も早くツイートしていますので、Aaveの最新情報を追うならばフォローしておいた方が良いでしょう。
▶Aaveの公式Twitter
Aave(LEND)に対する投資家の反応と評判
「Aave(LEND)」のプラットフォームはどのように思われているのか?SNSで確認できた「Aave(LEND)」の評判を紹介してきます。
Aave(LEND)はかなり上がってくれたが、まだ伸びしろがありそうですので最低1~2年はガチホしたいと思います。
— ミチ(一瞬だけ億り人ww) (@kasoutsuka1985) August 28, 2020
Defiだけでも銘柄が多すぎて追い切れなくて暴騰して初めて認知するようになるのが悔しい
Aaveとかね— dooooge (@cry_pun) August 26, 2020
Aave(LEND)は次々に好発表を出してきてDeFiの中でも勢いがありますね。 https://t.co/Kh8M6W7Nqo
— ミチ(一瞬だけ億り人ww) (@kasoutsuka1985) August 25, 2020
Aave(LEND)もコインベース上場候補リスト入りしているから来年ぐらいには上場するのかな。 https://t.co/kr148P3EDF
— ミチ(一瞬だけ億り人ww) (@kasoutsuka1985) August 27, 2020
プラットフォームへの期待度が高く数年はホールドしていくという意見も見られました。
今回の急騰に惜しくも乗れなかったというツイートも。
その他、SNS上での「Aave(LEND)」の評判を見る限りでは高評価を受けている仮想通貨プロジェクトだという事がわかります。
Aave(LEND)のまとめ
「Aave(LEND)」はDeFi関連銘柄の中では2番目に時価総額の高い仮想通貨であり、業界からの注目度も高い仮想通貨であると言えます。
個人がセキュリティの高いシステムを使って貸して側になれる点や、借り手側が銀行等の審査基準とは別の信用情報で資金調達できるようになるなど、今後世界中で利用される可能性も十分に考えられます。
というよりは、既に1500億円以上の資金がAave内にロックされているので、既に認知されたプロジェクトですね。
懸念点としては「Aave(LEND)」と類似したDeFiサービスもいくつか存在しているので、その中でどうやって差別化を図っていくのかが今後の課題となる事でしょう。
「Aave(LEND)」の今後には期待したいですね。
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Defiブームで生き残る銘柄は少ないと思うが、間違いなくAAVEは残るだろう。