サービス名 | ビットサンズ |
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運営会社 | Bitsons Management GmbH |
運営者 | JT FOXX |
これがビットサンズの全てだ
「ビットサンズ」と呼ばれるクラウドマイニングサービスが密かに話題となってる。
ドイツにあるマイニング工場と契約することで、自宅にいながら遠隔でマイニングマシンを稼働して貰えるというこのサービス。
仮想通貨ポリスが報酬体系や運営会社について捜査したところ、CEOの経歴や過去に詐欺を働いていた可能性があるという証拠を発見してしまった・・・。
【速報】ビットサンズ1年運用⇒報酬は2万5000円
ビットサンズにて60万円のハードウェアを購入した方による結果報告になります。
・紹介無しだと実際の月利は0.003%程度
・実は毎月50ドルの維持費がかかる
なお、ビットサンズの勧誘を受けた際には…
・紹介無しでも月利2~3%の配当
・維持費の話はされていない
模様です。
同じような話で勧誘を受けた方は注意してください。
ビットサンズ(BitSons)とは
クラウドマイニングでBTC報酬を得ることが出来るMLM投資案件。
投資額600ドルから利用可能だそうで、月利8%という高配当の報酬を固定で受け取ることが出来るらしい…。
つまり、ビットサンズが所有するマイニング工場の一角を間借りして自分のマイニング機材を設置できるというのが、ビットサンズが提供してるサービスとなります。
ビットサンズのプラン、報酬体系
ビットサンズでは、以下の契約プランを用意しています。
最低料金は600ドル(約6万4000円)から利用が可能であり、最大で101000ドル(約1080万円)の高額プランも確認できます。
一覧表には契約料に加えてポジション手数料、メンテナンス費用についての記載があるので注意が必要です。
約6万円で電気代なしでマイニングできるのは魅力的ではありますが、6万円の月利8%で計算すると月4800円の利益です。
初期投資の回収には最低でも12.5ヵ月の期間が必要になります。
多くのアフィリエイトサイトで月利8%の固定報酬が貰えると記載されていますが、正確な情報は公式HPや日本語翻訳されたプレゼンテーション資料に記載されていませんでした。
セミナーなどで話を聞くのも良いですが、公式が報酬体系について解説していないのは少々気がかりな点ですね。
また、ビットサンズ自体はMLM案件のため、知人への紹介等で報酬(ボーナス)を受け取ることが出来ます。
・グローバルボーナス
・ファストスタートゾーンボーナス
・メガマッチボーナス
・オートバイナリー
・タイトルボーナス
と、マイニングによる配当以外にも5種類存在します。
公式資料に詳しく記載してありますので、興味のある方は私にお問い合わせください。配布させていただきます。
ビットサンズの評判
実際にビットサンズに投資した人はどのように感じているのか?会員たちの評判を紹介していきます。
▼会員の評判①
(引用元:@HiRO21W)
500ドルプランで利用した場合は元本に一生届かなそうな報酬しかもらえないという意見。
やはり、会員からはマイニングによる配当の少なさが指摘されているようでした。
▼会員の評判②
(引用元:@porishi0509)
ビットサンズの社長が凄い人なので詐欺じゃないし、怪しくないという意見。
社長の「MAO LAL」
金融メンター「JTFOXX」
彼らが本当に信用できる人物なのか?その辺りも捜査していきましょう。
ビットサンズの運営会社について
ビットサンズの運営は「Bitsons Management GmbH」という企業になります。有限会社ですね。
公式サイトに本社の住所が掲載されていたので調査しました。
住所は「Kurfürstendamm 50A 10707 Berlin Deutschland」になります。
物件を調べてみましたがビットサンズに関する情報は見つからず、出てくるのは建物の一階にあるカフェなどの情報ばかり。
この建物にオフィススペースがあるかどうかの判断は出来ませんでした。
所在地がドイツだと判明したため、続けて運営会社である「Bitsons Management GmbH」が本当に存在する企業なのか?調査していきます。
利用したのはドイツ企業の決算書の開示をしている連邦官報のHP。
「Bitsons Management GmbH」の名前で検索したところ、2019年に掲載された決算情報があることを確認
以上の情報から、ビットサンズの運営会社である「Bitsons Management GmbH」は実在する企業であることがわかりました。
続けて決算書の中身を確認したところ、そこには驚くべき情報が記載されていました。
総資産が約300万円
ビットサンズの運営会社はクラウドマイニング以外にも様々な事業を行っているとされていたのですが、とてもそのような企業の資産額とは思えませんね。
むしろ、クラウドマイニングの事業すら成り立っているのか不安になる金額。貯金レベルです。
CEOなどの運営陣は金融のスペシャリストなどと紹介されていますが、その経歴も疑わしくなってきます。
ビットサンズのCEOについて
ビットサンズの公式プレゼンテーション資料には、2人の共同経営者とされる男性の名前と写真が記載されていました。
■世界一の金融メンター「JT FOXX」
■ドイツ3位の金取引会社CEO「MAO LAL」
2人の経歴について独自に調査したところ、2017年にも同様のMLM案件「CryptoGold」を運営していたことが判明。
内容はビットサンズと同様のクラウドマイニングサービスに加えて、独自通貨となる「CGC」のICO案件でした。
現在はサービスを休止しているとされているのですが、一部のユーザーから「出金出来ない」「ログインできない」という声が上がっていた模様。
この「CryptoGold」を詳しく調べてみると、オーストラリアとドイツでは詐欺の疑いがあるとして検察による捜査が行われていた模様です。
逮捕されたなどの情報は確認できませんが、捜査から逃れるために出金停止してサービス休止という手段を取ったのでしょうか?
その後、同様の手法で新たなサービスとなる「ビットサンズ」を2019年に開始した。
というのが彼らのここ数年の行動となります。
過去に出金停止となった投資案件の運営者という点と、検察から詐欺の疑いを持たれたという経歴から考えれば、ビットサンズに投資するのはリスクが高いといえます。
実際の利用者から配当の低さも指摘されているので、投資というよりは自分でMLMを頑張らないと稼げない案件の可能性が高そうです。
勧誘できる自信のない方は、初期費用を回収するのに1年近く必要になる事を考えると手を出さない方が良いでしょう。
イーサリアムなど、アルトコインを数か月保有しているだけで目指せてしまうような利益率なので、効率の良い投資とは思えませんでした。
最近ではアルトコインへの投資で100万円を530万円に増した情報サイトもあるので、気になる方は調べてみてください。
ビットサンズのまとめ
初期費用を取り返すのにマイニング報酬ベースだと1年以上の期間が必要です。
そこに過去の出金停止やサービスの休止という事実がありますから、これから1年以上「ビットサンズ」が続かない可能性は十分に考えられます。
仮想通貨ポリスとしては、投資したくないクラウドマイニングサービスだと判断します。
月利8%固定とか嘘ですね
そもそもこんな詐欺会社がヘルタベルリンのスポンサーやワールドクラブドームのメインスポンサーできますか?
これって真実とは異なる情報を書いているので、業務妨害にならないのですか?