サービス名 | EVAN HAWAII |
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運営会社 | EVAN HAWAII合同会社 |
エヴァンハワイの特徴から投資する価値はあるのか調査
youtubeなど、ネット広告で頻繁に目にするようになった「エヴァンハワイ(EVAN HAWAII」
商品ページを見ると…
・知識不要のブリッジ型投資信託
・プロに投資を任せられる
・リスクを抑えられる
など、凄く良い投資サービスに見える。
いや、ちょっと待て。
「そもそもブリッジ型投資信託がよくわかんないし、こんなウマい話だけ信じていいのか?」
ということで今回は「エヴァンハワイ(EVAN HAWAII」のサービス内容を穴が開くほど調べ、投資する価値があるのかどうか調査してきました。
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エヴァンハワイ(EVAN HAWAII)とは
エヴァンハワイは、投資家から集めた資金を海外の運用業者に出資し、FXのドル円取引を中心に代理運用してもらえる投資信託サービスになります。
ブリッジ型投資信託と呼ぶらしく、以下のような仕組みで海外ファンドに投資できるというもの。
「EVANFUND」と名付けられたサービスで、ザックリ言うと「エヴァンハワイが仲介するから海外の運用会社にみんなで投資しようぜ」って内容になります。
集めた資金を実際に運用するのは、投資信託を中心とした大型資金での運用を行う投資ファンド?だとされており(何故が運用会社は非公開)
最低投資額は1口100万円からで、契約期間は2年。
2020年の運用実績は年利5.19% 最大配当率18.2%だとHPでは公表しています。
出資金額の3倍を目指して、海外の専門企業が代行して資産運用をしてくれるのがエヴァンハワイが提供する「EVANFUND」のサービス内容になります。
エヴァンハワイ(EVAN HAWAII)の特徴と実情
エヴァンハワイの商品ページに記載された特徴を解説すると共に、それらが本当なのか?調査していきます。
調査項目は以下の4つ。
・いつでも解約可能
・投資のプロが運用
・運用益は毎月引き出せる
・リスク保証22.5%
順番に確認していきましょう。
※EVAN FUNDの詳細についてはエヴァンハワイ(EVAN HAWAII)が公表している投資信託説明書を元に調査。
いつでも解約可能
エヴァンハワイは解約申請出来る曜日が限られるものの、いつでも途中解約することが可能です。
引用元:投資信託説明書(交付目論見書)
・解約申請出来るのは毎週土曜~日曜日
・申請時に社員権の評価額(投資金額)+運用利益の手数料が10%
・解約後の払い戻しに為替手数料が5%
・解約日は申し込みがあった1ヶ月後
・解約後の返金は解約日の2ヶ月後の月末
が解約の条件となります。
ややこしいので「100万円出資で2022年6月12日(日)に解約申請した場合」の手数料や流れを例として紹介しておきます。
■ 解約申請日:6月15日(日)
申請時に出資金100万円+運用利益×10%が手数料として必要。
※今回は100万円で計算するので10万円が解約手数料
↓
■ 解約が成立:1ヶ月後の7月15日
↓
■ 出資金の返金:2ヶ月後の月末なので、9月30日に指定した口座に振り込まれる
為替手数料で5%必要。100万円の場合は5万円
まとめると解約は土日のみで返金されるまで3カ月かかり、合計で15%の手数料が必要になる模様です。
投資のプロが運用
エヴァンハワイの商品ページには「投資のプロが運用するお任せ投資信託」だと説明されていましたが、実際に資金を運用してもらう企業名は非公開にしています。
運用先の名前等は情報漏洩防止のため非開示だと公式発表しているので、出資者(投資家)にも自分の資金がどこでどうやって運用されているのか詳しく話さないと決めています。
運用先の名前を明かすだけで漏洩する情報はが何なのか気になるところではありますが、納得して投資するならいいのでしょう。
運用益は毎月引き出せる
エヴァンハワイの配当金は月末締め、翌月末払いで毎月引き出すことが可能です。
なお、支払われる金額は配当から為替手数料と源泉徴収額を引いた金額となります。
リスク保証22.5%
エヴァンハワイのリスク保証とは、出資金額に対する最低保証額を指し、どんなに運用が失敗しようとも出資金が22.5%以下になることは無いという意味合いで使われています。
※エヴァンハワイ運営事務局に問い合わせて確認しました
他の合同会社や海外ファンドに比べると手厚い保証がついていると言えますね。
以上がエヴァンハワイの商品ページに記載されていたEVANFUNDの特徴とその詳細になります。
嘘が掛かれていたり、実は高額な手数料が掛かる、みたいなことは確認できなかったので、そのような事態になる可能性は低いと言えます。
運用先が非公開という点は個人的に不安ですが、いつでも解約、配当が引き出せるという点はエヴァンハワイに投資するメリットですね。
エヴァンハワイ(EVAN HAWAII)への投資にデメリットはあるのか
エヴァンハワイのサービスであるEVAN FUNDの詳細や、会社HPを見た上で個人的に感じたデメリットについてもお話していきます。
低リスクではない
エヴァンハワイの主な運用先はFXのドル円ペアのトレードだと記載されています。
ご存じの方も多いと思いますが、FXはハイリスクな投資ではないものの低リスクともいえない投資手段となります。
加えて運用先の企業名は非開示となるので、過去の運用実績などを投資家は見ることが出来ません。
「実績の分からない海外企業に100万円を運用してもらう」以上、為替リスクや海外投資ならではのリスクを孕むと考えた方が良いでしょう。
エヴァンハワイの運営歴が2年と短い
エヴァンハワイを運営する合同会社EVAN HAWAIIが設立されたのは2020年3月6日。
私がこの記事を作成しているのは2022年6月なので、現時点での運営歴は2年3カ月となります。
新進気鋭の投資ファンドと言えば聞こえはいいですが、長期間投資家に運用利益を払い出し続けた実績はありません。
エヴァンハワイ(EVAN HAWAII)への投資は正解なのか?
エクシア合同会社の不祥事など、あまり良いイメージの無い投資案件ではありましたが、商品概要を見る限り不自然な点は見つかりませんでした。
途中解約の条件や配当の支払い条件なども明記されているのは良い点ですよね。
ただ、やはり運用先の非開示という点が私はどうしても引っかかってしまいます。
エヴァンハワイ(EVAN HAWAII)はどの海外ファンドに運用を委託しているのか。このあたりの情報が開示されたら、検討してもいいのではないか。
個人的にはそう感じています。
利用者の口コミや評判も調べたのですが投稿は見つからなかったので、実際に投資した人のレビューが出てくるまで様子見するのもありですね。
利益が出てる投資案件は利用者による口コミや評判が頻繁に投稿される傾向にありますから。
直近だと利益が出たという口コミが多い「XANK(サンク)」などは使えるかもしれません。
数十万単位の利益報告が増えてるのと、月単位だと100万以上の利益を上げた人もいるみたいです。
興味のある方は個別で調査を行っているので、調査記事をご覧ください。
>>1ヶ月で+2000万稼いだ自動売買システム「XANK(サンク)」の調査結果
運用先明かさないなんて怪しいと思ってたけど案の定だったよね。もう消えて追えないんだろうか。泣き寝入りするしかない状況は可哀想だと思うけどどうしようもないよね。