サービス名 | ゲインスカイ(GAINSKY) |
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運営会社 | Gainsky Investment Ltd |
運営責任者 | Robert Bentz |
本社所在地 | 不明 |
ゲインスカイの最新情報、現状をまとめる
仮想通貨FXの自動売買を行う投資案件として登場した「ゲインスカイ(GAINSKY)」を捜査。
月利10%超に及ぶ高配当が話題のいわゆるHYIPであり、完全自動で行う事が出来ると話題になっております。
ネット上では飛ぶ心配がない、飛んでも大丈夫、などの肯定的な「ゲインスカイ」の評判が大半となっており、悪い評判を見ることは出来ません。
本記事では、仮想通貨ポリスが「ゲインスカイ」の運営会社等を調べた上で判明した
・ゲインスカイのリスク
・ゲインスカイのデメリット
・ゲインスカイの不安要素
など、他サイトとは別の視点で見たゲインスカイに関する見解をまとめています。
【2021年5月17日】現在のゲインスカイはどうなっているのか
ゲインスカイには現在、顧客の資金を運用していた証券会社「リーガルコアマーケット」に向けた関東財務局による警告が行われています。
▼財務局のページ
リーガルコアマーケットに関しては「ゲインスカイ」だけでなく、
・ジュビリーエース
・ジェンコ
といった、2020年に流行したHYIPがこぞって利用していた証券会社です。
察しの良い人は気付いていると思いますが、ジュビリーエースやプランスゴールドといった似たシステムを持つ投資案件を裏で操るのは同一の業者であり、リーガルコアマーケットはそのグループの一つです。
今となっては運営陣が逮捕されて資産を差し押さえられるくらいの出来事出ないと、資金を取り返すことはほぼ不可能と言えます。
ゲインスカイは兼ねてから危険な案件であると注意喚起し続けてきましたが、このような結末となり非常に残念です。
資金は自分自身で管理して、将来性が高く高騰が期待されるアルトコインに投資していた方が何倍も安全に稼げるはずです。
投資したコインが5倍、10倍になった、なんてことがアルトコインでは頻繁に起きているので、ゲインスカイの投資金を超える金額が稼げてしまいそうです。
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【2020年12月29日】出金停止の理由が判明
ゲインスカイの公式発表によると、出金停止が続いている理由は資金管理している証券会社リーガルコアマーケット(RCMFX)が人手不足だからだそうです。
▼公式発表文
誰も予想だにしなかった何とも情けない言い訳。
のらりくらり、誤魔化すことすら放棄したのか。
ゲインスカイからは出金に関する代替え案として、「ゲインスカイ発行の独自通貨への換金を約束すれば特別ルートで出金してあげるよ」という提案が出ています。
さんざん「マネロン対策で出金がー」とか言ってた会社とは思えない対応。何が特別ルートだよ。バカにしてんのか。
ですが、私の見解としてはゲインスカイ発行のトークンへ変換するのはお勧めしません。
今回はその理由をお話させていただきます。
まず大前提として、リーガルコアマーケットとゲインスカイは同じ業者が運営しているとしてお話します。
現時点での運営側の思惑は、リーガルコアマーケットは一応、金融機関としての資格(とは言っても●ソみたいなものですが)を持つ機関ですから、リーガルコアマーケットでの出金トラブルは避けたい。
そのため資金を全てゲインスカイに移したいが、ゲインスカイは顧客の資金を預かるのに必要な資格を持っていない。
そこで考えたのが独自トークンに変えるという方式。
海外とは違うかもしれませんけど、日本においては仮想通貨を発行するには仮想通貨交換業者としての資格が必要です。
ですが、独自トークンの発行ならば仮想通貨交換業者の資格がいらないんですね。
だって、お金じゃないんですから。
でも、問題は独自トークンに変えることでゲインスカイが何を起こそうとしているのか。
簡単にまとめると、独自トークンに変換させた時点で、法的に裁くことが非常に難しくなります。
分かりやすく例えると、ポイントカードみたいなものですね。
ポイントカードを発行していたお店が倒産してポイントが使えなくなってもそれを詐欺とは言わないでしょう?
私の予想としては、
①:独自トークンに変換させた段階でゲインスカイが倒産(飛ぶ)。
↓
②:リーガルコアマーケットは顧客から資金を預かっていないので、その時には既に無関係であり罪に問う事は出来ない。
↓
③:ゲインスカイは仮想通貨に該当しない独自トークンしか持っていないので、罪に問う事は出来ない。
↓
④:ユーザーの資金は闇の彼方へ。
というのが大まかな筋書きではないかと予想しています。
現時点ではリーガルコアマーケットにお金を預けている状態ではあるため、その方が法的に取り返せる可能性が少し高いと私は考えています。
以上が、仮想通貨ポリス的、独自トークンに変えない方が良いと思う理由になります。
とはいえ運営側の出金させたくない思いが見え見えなので、独自トークンに変えようが変えまいが出金できる見込みは限りなく低い状態が続くのは間違いありません。
やはり2020年は投資案件よりも普通にアルトコインに投資していた方がリスクも少なく稼げた年となりましたね。
同時に出金停止のリスクを持つ案件の危険性も多くの方が理解できたのではないでしょうか。
個人的な見解としてはゲインスカイは99%出金出来ないとみているので、別の投資案件やアルトコインへの投資で資金回収を狙った方がいいと思っています。
アルトコインに投資していた人の中には1ヵ月で100万円を600万円に増やせたもいるので、ご興味のある方はそういった投資法も調べてみるといいでしょう。
【2020年12月18日】ゲインスカイが独自通貨を発行か
(引用元:もりもり氏@morimori0217)
先日開催されたZOOMミーティングによると…
・KYCは認証され始めている
・ゲインスカイ側が取引所のお金を送金することが出来ない
・独自通貨を発行する
という情報が出た模様です。
ジュビリーエース続きゲインスカイも独自通貨での出金対応になるかもしれませんね。
独自通貨発行の際は専用ウォレットの配布がセットで行われることが多いため、対応端末の用意やアカウント作成などを必要が出てきそうです。
公式発表ではないため詳細は不明ですが、また新たな情報が入り次第追記していきます。
【2020年12月14日】ゲインスカイ日本支部が解体の可能性
ゲインスカイが公式サイトにて、日本支部の代表者を停職処分にしたと発表しました。
▼発表されたページ
詳しい内容は公にされていませんが、どうやら上層部の一部が規約違反に当たるやり取りを顧客と行ったという情報が流れています。
この公式発表文の気になる点は「彼らへの連絡は控えてください」と明記している点です。
現在ゲインスカイは出金停止中という事もあり、上層メンバーには状況確認の問い合わせが殺到しているはず。
これらの対応に追われいる上層メンバーには当然、責任の追及が行われていることが予測出来ます。
これは私の予想ですが、今回の停職処分の真相は全ての権限をはく奪することで上層メンバーへの責任追及を回避したのではないか?と思っています。
それを裏付けるかのように、公表文の最後には「他に質問があれば。当社本来のサポートまでご連絡ください」という一文が掲載されています。
ただ、逆に日本支部メンバーが避難されることを避けるためのゲインスカイ側の好意という線も考えられます。
とはいえ、ゲインスカイに関する一切の権限が無くなるとも記載されていますから、好意にしてはやり過ぎな気もしますが…。
どちらにせよ、今回の発表はあまり良い話ではないと思って良いでしょう。
【2020年11月25日】KYC導入は危険信号
ゲインスカイによると、マネーロンダリング等の対策として出金時にLevel2 KYC(2段階認証)を導入すると発表されました。
11月の頭には高速出金の対応が無くなりましたが、更にKYCも必須化という流れに。
基本的にKYCの必須化など、出金の手間を増やす案件は資金繰りが厳しくなっていることが多いです。
KYCの申請に必要な書類は以下の2点↓
・住所確認書類(免許証や住民票など)
・銀行関連書類(通帳など)
資金を預けている「リーガルコアマーケット」はオフショアに登記されている企業ですから、安易に個人情報を渡すのは非常にリスキーです。
KYCするかどうかの判断は人それぞれですが、出金の可能性を少しでも上げたいのならKYC申請をするしか方法はありません。
集められた個人情報は「良く分からない海外の投資案件に金を投げたヤツの名簿」として、ダークウェブで取引されるケースも実際に起きています。
慎重に判断しましょう。
それにしても、出金時のみKYC必須なのは露骨で面白いですね笑
米国ライセンス取得に向けたマネーロンダリング等への対策の一環として導入するのに、入金は誰でもできるのですから。
口座開設時にKYC必須化にすればいいのに。
実際に出金時のみ条件を変えてくる案件はことごとく飛んでいるので、ゲインスカイのXデーも刻一刻と近づいているとみています。
【2020年11月9日】:3営業日内の出金が無くなった
ゲインスカイからの出金の内、最短だった3営業日の出金対応が無くなったと一部ユーザーによるツイートを発見。
具体的には、運用している証券会社「リーガルコアマーケット」がアメリカでの金融ライセンスを取得する都合上、高速出金を中止したという事らしい。
ライセンス取得へ向けた資金調達基準の再構築だそうですが、事前告知無しで出金条件を変更するのは不安がありますね。
また、今回は出金条件の変更と同時にキャッシュバックキャンペーンや入金ボーナスなども打ち出しています↓
ゲインスカイ側がかなり資金繰りに苦しんでいるように見えますね。
2021年からは最低入金額が1000ドル⇒3000ドルへと変更になるので、小口利用者に配当を出す余裕がなくなってきた可能性が高い。
ボーナスキャンペーンにより入金した資金は2021年2月28日までロックされることも公表しているため、年明け後に何か大きな動きがありそうです。
年内に飛ぶかどうかは不確定ですが、かなり怪しい動きが増えてきています。
ゲインスカイに投資している方は運営の動向に注意した方が良いでしょう。
ゲインスカイの評判を捜査
「ゲインスカイ」は様々なアフィリエイトブログで神案件などとして紹介されているのが目立つので、評判は上々のようです。
Twitterでの評判も確認してみましたが、ほぼ100%が「ゲインスカイ」に対して肯定的なツイートをしていることが確認できました。
現時点では「ゲインスカイ」の評判を検索すると、いい評判しか見ることが出来ない状態。
もちろん、紹介することで報酬が発生する投資案件なので当然といえば当然の状況です。
これは私の個人的な話になるのですが、何かに投資する際には悪い評判やデメリットも理解した上で投資するか判断を行っているんですね。
「ゲインスカイ」のようにネット上で一方的な評判しか確認できないのは、投資案件を精査する上で非常に危険な状態といえます。
本記事では私が「ゲインスカイ」のデメリットを記事としてまとめ、別の視点から見た「ゲインスカイ」の悪い評判になりたいと思います。
「ゲインスカイ」に投資している方、投資しようとしている方にこそ、以下の記事を読んで頂きたい。
資金を預ける証券会社の評判が良くない
「ゲインスカイ」では運営会社とは別に「Regal Core Markets」というバヌアツの金融ライセンスを取得しているFX業者に資金を預け入れることになります。
「Regal Core Markets」に預け入れたBTCを「ゲインスカイ」のトレードチームが運用する、というのが「ゲインスカイ」の構図となります。
ここで気になるのは、実際に資金を預けることになるFX業者の信用度です。
バヌアツで認可を受けているので安全という認識のようですが、バヌアツで発行される金融ライセンスの条件には、信託保全が含まれていません。
「ゲインスカイ」の提携している「Regal Core Markets」は、もれなくバヌアツのマイナーライセンス(信託保全をしない)を取得しています。
極端な話ですが、運営会社は様々な国を介しているため、資金を持ち逃げされた場合は足取りがつかめなくなる可能性も大いにあるでしょう。
それが理由なのか、海外のFX業者レビューサイトの評価はあまり芳しくない様子。
もちろん、上記の評価が全てだとは思っていませんが、信託保全の無い海外FX業者を安心して利用できるのか?といえばそうではないでしょう。
預金保険を行う保険会社が怪しい
2020年8月の開始を予定している、ゲインスカイでの運用資金に保険が掛けられる預金保険について捜査してきます。
この預金保険が本当に実装されたのであれば、ゲインスカイのユーザーは安心して利用できるようなる事でしょう。
という事で、預金保険の保証を行う会社である「National Insurance Alliance Limited」について捜査を開始。
するとどうでしょう。
以下のような資料が見つかりました↓
この資料はケイマン諸島での金融庁に当たる官庁CIMAが2020年4月30日に公開した資料であり、この資料内に記載された事業者は…
「ケイマン諸島の登記は確認できず、金融庁の認可も取得していない企業なので注意」
と記されていました。
会社として存在しているのかも怪しい保険会社といえます。
今のところ保険金が下りる可能性は限りなくゼロに近いため、預金保険の利用は控えた方が良いかもしれませんね。
ドイツ本社の事務所は「ニセモノ」か?
「ゲインスカイ」はドイツに本社を構える企業だとされており、一部のwebメディアでは企業名入りのオフィス内の写真が公開されています。
一見、何の変哲もない写真なのですが、注目したのは企業ロゴの入ったオフィス内写真。
どこかで見たことがあるような気がします・・・。
本社オフィス資料として公開されていた写真ですが、フリー素材か合成写真だと思われます。
もしくはレンタルオフィスで運営しているのでしょう。どちらにせよ、本社の住所も虚偽の可能性があります。
まともな企業ならば事務所の所在地はHPに記載しているはずですが、「ゲインスカイ」ではセミナーなどの資料にのみ所在地などの企業情報が記載されているとか。
そこまでして所在地を隠し続ける理由が気になるところです。
「ゲインスカイ」は利用規約が怖い
「ゲインスカイ」の利用規約には、以下のような項目が盛り込まれています。
サービスを突然終了させる権利と終了の理由を説明しなくていい権利を「ゲインスカイ」はもっています。
わざわざこのような利用規約を作成した意味を考えると、非常に恐ろしい予感がしますね。
所在地を隠しているという点も鑑みると、これから何が起こるのかという予想がついてしまいそうです。
以上の内容から、仮想通貨ポリスとしては「ゲインスカイ」は不安要素のある海外投資案件だと現時点では認識しています。
「ゲインスカイ」については現在も調査を継続中なので、更なる新情報や懸念点などが見つかり次第更新していきます。
当サイトでは、ゲインスカイ以外にもSNSで「稼げる」とや「安全性が高い」と評判の投資案件の捜査を行っています。
SNSで人気を博す投資案件は何が凄いのか?リスクはあるのか?などを中立な視点でまとめていますので、ご興味があればお読みください。
ゲインスカイの特徴をまとめておく
「ゲインスカイ」のシステムの特徴として挙げられるのが、法定通貨(USD)×仮想通貨での自動売買をシステム運用できるという点。
「ゲインスカイ」では顧客が資金を預けた証券口座に対して、直接トレードの指示が出せる「MAM」という運用手法を採用しています。
簡単に説明すると、「ゲインスカイ」に所属するFXトレーダーが、顧客が証券会社に預け入れた資金を遠隔で運用してくれるという仕組みです。
このMAMによるメリットとしては、ユーザーは運営会社である「ゲインスカイ」に資金を預けなくて良いという点でしょう。
「Regal Core Markets」に資金を預けるため、ゲインスカイが資金を持ち逃げするなどのリスクは発生しなくなります。
利用者からすれば自動売買ですが、中身はゲインスカイのトレードチームが運用しているという認識で問題ありません。
ポリスの書いてる内容に反論できる情報は無いのでしょうか?
私は稼げればいい、ってタイプではないのでバックグラウンドをちゃんと知りたいです。