
FX業界で最も有名だと言われるブログ「羊飼いのFXブログ」を運営する「羊飼い」氏。
顔出しNGで正体不明ながら、億を超える利益を稼ぎ出している日本トップクラスの知名度を誇るFXトレーダーでもあります。
羊飼い氏が何者なのか、どうやってFXで利益を上げ続けているのか。
今回の記事では、羊飼い氏の正体やFX手法の秘密に迫りたいと思います。
■この記事のまとめ
- 羊飼い氏はスキャルピングという、数秒から数分で決済まで完了させる超短期売買が得意
- 「稼げるときは、バカになってガッと攻める」が羊飼い氏の流儀
- 経済ニュースなどによる為替レートへの影響を予想する「指標発表トレード」を実践する
羊飼いとは何者?その正体に迫る

羊飼い氏は、自身のトレード手法や相場観を発信する「羊飼いのFXブログ」で絶大な人気を誇る個人投資家です。
FXトレーダーであればその名を知らない人はいないと言われるほど、業界内で高い知名度を持っています。
しかし、その活動はブログやSNSが中心で、本名や素顔は明かされていません。
顔出しをしないスタンスを貫きながらも、なぜこれほど多くのトレーダーから支持を集めているのか?
羊飼い氏の経歴や活動内容から謎に包まれた人物像に迫ります。
羊飼いの正体はFX歴20年以上のベテラントレーダー
「羊飼い」氏は、日本におけるFXの黎明期である2001年からFXを続けている、20年以上の投資歴を持つベテラントレーダーです。
もともとはサラリーマンでしたが、病気をきっかけに働けなくなり、保険金を元手にFXトレードを開始したそうです。
得意なトレード手法はスキャルピングという、数秒から数分で決済まで完了させる超短期売買です。
羊飼い氏独自のスキャルピング手法を使い、
- 「贅沢しなければ働かなくても暮らせるくらいの利益が出た」
と過去の取材で明かしています。
羊飼い氏がFXを始めた2001年頃は、今のようにインターネットを使った情報収集が容易ではなく、2ちゃんねる(現在の5ちゃんねる)のFX掲示板で他のトレーダーと情報交換しながらトレードする日々を送っていたそうです。
当時からFXで利益を上げていた羊飼い氏は他のトレーダーから質問されることが多く、何度も同じ質問を受けるので「だったらブログに書いてやろう」と考え、「羊飼いのFXブログ」の運営をスタートします。
2026年6月現在はX(旧Twitter)のフォロワー数が26万人を超えるなど、FXトレーダーとしてはカリスマ的な人気を誇っています。
インタビューなどで徹底している秘密主義の背景
羊飼い氏は顔出しNGで活動しています。
メディアのインタビューを受ける際も具体的な稼いだ金額は伏せるなど、徹底した秘密主義を貫いているそうです。
これは個人情報を守りつつ、客観的な情報発信に集中するためだと考えられます。
ただ、完全な正体不明というわけではなく、過去にはオフ会に参加して一般のトレーダーと直接交流する機会もあったようです。
専用アプリを用いたリアルタイムな情報提供
羊飼い氏はブログの運営にとどまらず、専用のFXアプリを開発して情報発信を行っています。
このFXアプリには経済指標のスケジュールや通知機能が備わっており、忙しいトレーダーでも重要なタイミングを逃さないよう設計されています。
初心者にもわかりやすい解説が好評で、こうした独自のツール展開が支持を集める理由の1つになっています。
羊飼いがFXで億を稼げるようになった要因
羊飼い氏がFXで億を稼げるようになったのは、
- 「稼げるときは、バカになってガッと攻める」
ことだったと、ザイFXのインタビューで語っています。
以下、ザイFXでの羊飼い氏の発言です。
「いろんなトレーダーさんの話を聞いていると、億を稼いでいるトレーダーは普通じゃない。稼げるときは常識をものともせず、バカになってガッと攻める。だから次に大相場が来たら、バカになってとことん攻めようと決めていたんです」
引用元:ザイFX
常識から外れた理不尽な値動きを見せる大相場には理由があると考え、異常な相場で様子見するのではなくチャンスだと捉える。
例えば……
- ・悪い指標なのに悪い方向に動かない
・さまざまなテクニカル指標を無視して理不尽に動くとき
など、FXの常識・定石から外れた値動きを見せた時。
そんな時こそ「常識に囚われずバカになれなきゃバカ勝ちできない」という考えを持つことで、億以上の利益を稼ぐことができるようになったそうです。
2022年にもウクライナ問題などを皮切りに為替市場では異常な円安を迎えましたが、羊飼い氏はその異常な相場を投資チャンスだと捉えていたんですね。
羊飼いがFXで稼いでいる手法を調べ尽くしてみた
羊飼い氏は基本的に超短期のスキャルピングトレードを得意としているのですが、状況に応じて複数のFX手法を使い分けています。
独自色の強い「羊飼いFX手法」をどんな時に使い分けているのか調査しました。
流動性の高いメジャー通貨ペアの選択
羊飼い氏がトレードの対象としているのは、主にドル円やユーロドルといったメジャーな通貨ペアです。
ドル円やユーロドルなどの通貨ペアは市場の流動性が非常に高く、経済指標の発表時にその影響が価格へ顕著に表れやすいためです。
指標発表前後の価格変動を利用して短期売買を行う手法にとって、メジャー通貨ペアの選択は効率的に利益を追求するための必須条件となっています。
羊飼いスキャル
「羊飼いスキャル」とは、2012年から羊飼い氏が使う買い(ロング)のみを使った順張りのスキャルピングトレードです。
特徴的なのは非常にシンプルな分析手法である水平線しか使わないこと。
そして、トレードはiPhoneとiPadminiだけで行うという点です。
具体的には、まず日足などの長期足でトレンドの方向性を確認します。
上昇トレンドが確認できたら1分足でチャートを確認し、前回高値を超えたら(ブレイクしたら)買いというシンプルな手法です。

水平線はシンプルゆえに多くの投資家が意識する指標なので、使っている人が多い=ちゃんと機能する指標ともいえます。
羊飼い氏は中長期で上昇トレンドが続いていると確信した場合にこの手法を使っていたので、日足や週足などの長期足で上昇トレンドが現れたらマネできるかもしれません。
また、羊飼い氏は場所を選ばずトレードできる環境を求め、スマホとiPadだけでトレードを行う技術を身につけて実践しています。
羊飼い氏は難しい手法やパソコンを使わずにFXで勝ち続けています。
スマホのみでトレードしている方や、短期売買で利益を出したい方は羊飼い氏の情報や手法を学んでみるとよいかもしれません。
羊飼いは時間帯ごとに手法を変えている
羊飼い氏はただスキャルピングを行うのではなく、市場が活発になる時間帯ごとに手法を切り替えてトレードを行っています。
■東京時間
8時~16時のアジア圏の投資家が多い時間帯。10時を過ぎると比較的穏やかな価格推移になりやすい
■ロンドン・ニューヨーク時間
16時~翌2時のロンドン市場、21時~翌6時のニューヨーク市場の取引が活発になる時間帯。ロンドン市場は世界一の取引量を誇り、ニューヨーク時間では重要な経済指標が多く発表される
では、羊飼い氏がそれぞれの時間帯で取るFX戦略を見ていきましょう。
東京時間のトレード手法
東京時間では1分足を使ってチャートを分析し、前回もみ合った価格帯まで米ドル・円レートが下降したところで買いを入れていきます。

5銭ほど上がったら決済、利確。
ロスカットポイントは10銭以内の場所に置きます。
ロンドン・ニューヨーク時間のトレード手法
ロンドン・ニューヨーク時間では、それぞれの市場がオープンする時間帯の中で前回高値を超えたらエントリーをしていきます。

- ・ロンドン市場:17時~19時
・ニューヨーク時間:21時~23時
1分足のチャートに前回の高値を基準に水平線を引き、高値を超えたら(ブレイクしたら)エントリーしていきます。
時間帯ごとの手法に関しては長期足での上昇トレンドが確認できている時に使う手法ということは忘れないようにしましょう。
指標発表トレード
指標発表トレードとは、経済ニュースなどによる為替レートへの影響を予想してトレードを行う手法です。
指標発表の内容が世界中の投資家の予想よりも良ければ上昇、悪ければ下落方向に大きく動きます。
羊飼い氏が指標発表トレードを行う際には、
- ・発表前のトレンドの方向性を確認
・投資シナリオをあらかじめ立てておく
・エントリーするのは指標の結果と値動きの方向を見てから
を徹底しています。
羊飼い氏曰く、あらかじめ上昇トレンドであれば指標発表でもトレンド通りに動くことが多くなるので、発表前のトレンドに逆らわず順張りでトレードするのがポイントだそうです。
なお、指標発表トレードはどんな結果になろうとも大体30分、長くとも1時間以内で決済まで終わらせるように決めてトレードを行っています。
インフレ関連指標を狙う具体的な手法
羊飼い氏は近年、
- ・消費者物価指数(CPI)
・生産者物価指数(PPI)
といったインフレ関連の経済指標を重要視しています。
指標発表の直後は値動きが激しいため、数分経って相場が落ち着いたタイミングを狙ってエントリーするのが特徴です。
さらに、損切り幅を3~5pipsと非常に狭く設定し、それ以上の利益確定を目指すことで資金管理を徹底しています。
羊飼いの評判・口コミを調査
20年以上にわたってFX業界の第一線で情報を発信し続けている羊飼い氏には、多くのトレーダーからさまざまな評判や口コミが寄せられています。
特に、羊飼い氏が運営するブログやリアルタイムで経済指標を通知するアプリは、多くのユーザーに利用されてきました。
実際に羊飼い氏の情報やツールを活用しているトレーダーたちの声を調査し、良い評判と注意すべき点の両側面から、その評価の実態を探ります。
羊飼いの良い評判・口コミは?
羊飼い氏に対する良い評判で最も多く見られるのは、情報発信の速さと正確性に関するものです。
特に経済指標の発表時には、リアルタイムで速報と解説が投稿されるため、多くのトレーダーが参考にしています。
また、専門用語を多用せず、初心者にもわかりやすい言葉で相場を解説する姿勢が支持されています。
羊飼い氏が開発した専用アプリは、重要な指標をプッシュ通知で知らせてくれるため、
- 「トレードのタイミングを逃さずに済む」
と、その利便性を評価する声が多数上がっています。
羊飼いの悪い評判・口コミは?
一方で、羊飼い氏に対していくつかの注意すべき評判も存在します。
情報発信の頻度が高いことから、
- 「情報量が多すぎて、かえって判断に迷う」
と感じるトレーダーもいるようです。
また、羊飼い氏のスキャルピング手法は長年の経験と相場観に基づく部分が大きく、初心者が表面だけを真似てすぐに利益を出すのは難しいという指摘もあります。
一部では、発信内容が自身の保有ポジションに有利な方向へ誘導する「ポジショントーク」ではないかと疑う声も聞かれます。
ただし、これは影響力のあるトレーダーに向けられる一般的な批判ともいえます。
【まとめ】羊飼いは大相場でこそ攻めるFXトレーダー
羊飼い氏はただFXをするのではなく、攻めるべき大相場を見極めることを重要視していました。
- 「短期間でデカく稼ぐにはバカになるしかない」
羊飼い氏のこの言葉は、個人的に凄い名言だと思っています。
特に2022年については24年ぶりの歴史的円安に加え、日銀による為替介入などが実施されています。
羊飼い氏流に言えば「バカになって攻める時」です。

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ほとんどのトレーダーが10年も持たないFXで、20年以上相場から退場しないだけでも凄いことだと思う。