通貨名 | ALBOS |
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通貨コード | ALB |
発行元 | 不明 |
総発行枚数 | 28,710,000,000 |
BCプラットフォーム | ERC-20 |
公式URL | https://ico.albos.io/ |
ICO案件「ALBOS」は上場できたものの…
当サイトの読者さまより、ICO案件「ALBOS(アルボス)」の調査依頼を頂きました。
Twitter等のSNSで盛んに勧誘が行われており、ほとんどの紹介者が有望なICOであると話す「ALBOS」は本当に安心して投資できるICOなのでしょうか?
今回は多くの方が気になるICO案件「ALBOS(アルボス)」が上場できるのか、詐欺なのかどうかについて調査を行います。
さて、鬼が出るか蛇が出るか、「ALBOS(アルボス)」の実態に迫ろうと思います。
2018年8月27日:ALBOS(アルボス)がToken Xに上場
公式サイトが日本サーバーを使用し、アクセス元が日本だけという、日本人だけを食い物にしたICO案件「ALBOS(アルボス)」が8月15日、「Token X」と上場を果たしました。
大幅に価格が下落するタイミングが見られたものの、8月27日時点では上場時と同程度の価格となっておりました。
それもそのはずで、「ALBOS(アルボス)」については一般購入の投資家についてもロックアップが行われるため、一定の割合を売ることができないのが大きな要因となります。
ついでに言いますと、筆者が上記のキャプチャー画像を撮影した際にはBTCとETHペアの価格が0と表示されるバグが確認できました。
この「TokenX」については通貨ペアがわずか4種類とマイナーな取引所であり、ドメインの取得日(URLの開設日)は2018年4月18日となっていることから、最長でもオープンから4カ月程度の運営期間であることが判明。
4カ月経ち未だバグってる仮想通貨取引所。セキュリティに不安を感じます。日本ならば取引所として存在出来ないでしょう。
また、取り扱い通貨数に関してもBTC、ETH以外には
- TOC
- ALB
- ZEE
の3通貨のみとなっております。「ALBOS(アルボス)」については大手金融機関と業務提携という根拠不明の情報が出回っていますが、まともな取引所には上場できない通貨だと考えるのが妥当でしょう。
根拠なく「ALBOS(アルボス)」を絶賛するブログサイトなども多数確認できますが、仮想通貨ポリスとしての見解は現在もまだまだハイリスクなICO案件だと判断しています。
2018年9月には大手取引所への上場も決まっているという情報も流れていますので、今後もその動向を追い続けていきたいと思います。
※以下、追記前の捜査レポートになります↓
ALBOSは日本人だけが知っている
2018年にICO案件としてSNSやブログサイト等で解説、勧誘が行われている「ALBOS(アルボス)」について調査。
大半のサイトが同じような事を記載しているため、代々的に広告を打ち出しているICO案件であることが分かります。
「ALBOS(アルボス)」の公式ページを公式ページを確認すると、簡単な概要が解説されておりました。
普通ならばここで「ALBOS(アルボス)」についてご紹介する流れなのでしょうが、当サイトに辿りついた時点で「ALBOS(アルボス)」がどの様なICOなのかについてはご自身で調べられている事でしょう。
まず、筆者が確認したのは「世界中で話題」という記載が本当なのかどうか。そもそも「ALBOS(アルボス)」の開発が行われているのはエストニアであるとホワイトペーパーに記載されています。
それならば、公式サイトへのアクセスはもちろん、エストニアを始めとしたロシア語圏からのアクセスが多いはず。その為、今回はどの国から「ALBOS(アルボス)」の公式サイトがアクセスされているのかを調査しました。
実際にアクセスしているのは日本人だけだと判明。何故エストニアで行われているプロジェクトに日本人だけがアクセスしているのか。
これは、日本でのみ勧誘が行われているという事の表れではないのでしょうか?
ALBOSはICO格付けサイトでデータなし
仮想通貨元年と言われた2017年には、年間でおよそ915件のICOが実施されたことが分かっています。1日2.5件のICOが行われたという事であり、その約半数のICOが詐欺(スキャム)であったと言われています。
そんな玉石混交な仮想通貨のICO案件ですが、有望なICOを見分ける手段として“ICO格付けサイト”と呼ばれる情報サイトが存在しています。
- プロジェクトの進行度
- ホワイトペーパーの信用度
- 開発チームの信用度
上記のような点から信用度の格付けを行っており、有望なICO並びに話題のICO案件については格付けサイトを参考に安心して投資できるものなのかどうかを判断する1つの基準となっております。
前置きが長くなりましたが、今回の調査対象である「ALBOS(アルボス)」について筆者が複数の格付けサイトを確認しました。
- ICObench
- ICObazaar
- Bitinvestors
- ICORATING
代表的な4つのICO格付けサイトに情報が掲載されておりません。評価が低いならまだしも、データすら確認出来ないとなれば、どれ程に「ALBOS(アルボス)」の知名度が低いのかが分かります。
前項目でもご紹介した通り、公式サイトには日本人以外はアクセスしていないという件についても、この知名度の低さでは当然の結果と言えるでしょう。
ですが、このように知名度が皆無といっても過言ではないICO案件「ALBOS(アルボス)」を、有望なICOだとして紹介、勧誘を行っているサイトやTwitterアカウントが多く存在します。
そのような情報に惑わされることのないように注意して下さい。
ALBOSの黒幕は日本人か?
ICO案件「ALBOS(アルボス)」のホワイトペーパーには、ALBOSのチームとして4人の男性が掲載されております。
名前をご覧頂ければ分かるように、2名の日本人が名を連ねています。この事からも、「ALBOS(アルボス)」は当初から日本だけでの販売を考えていたのではないかと想像できます。
わざわざ日本人の弁護士と日本人の専門家をチームに引き入れる理由は一体何なのか、謎は深まるばかりです。
また、「ALBOS(アルボス)」の公式サイトについてもう一度詳しく調査を行ったところ、公式サイトのサーバーを管理しているのは日本の業者であることが判明。
調べれば調べる程に日本人をターゲットにしているという状況証拠ばかりが見つかります、もはや言い逃れは難しいのでは?
とは言っても、あくまで疑いがあるという状況ですので、何を信じるのかどうかについては皆さまのご判断にお任せします。
個人的な見解としては、ここまで調べた結果から投資すべきではないICO案件であると判断させて頂きます。
ALBOSのまとめ
- アクセスしているのは日本人だけ
- ICO格付けサイトに情報無し
- 日本人をターゲットにしている
- 黒幕も日本人の可能性あり
たしかに。リップルに勝つ確率はゼロ%だと思うなぁ。
高速決済→もうある
盗難補償→インターボルトで他の仮想通貨も同様のサービスが受けられる
ユニバーサルカード→ぶっちゃけ要らない
AIPAY→(笑)
フィアットとの即時交換→取引所で十分
低決済手数料→キャッシュレス決済各社がやってる
うーん…。ALBOSはプロジェクトを進めるのが遅すぎた。