プロジェクト名 | Decentraland |
---|---|
シンボル | MANA |
公式URL | https://decentraland.org/ |
MANAの特徴から今後を考察
メタバース関連銘柄として注目を集める「MANA(Decentraland)」。
MANAの仕組みや特徴について調査していくと、どうやらMANAはまだまだ今後に期待できる仮想通貨の可能性が高いことが発覚。
MANAがここまで話題になってる理由や将来性に期待されるワケなども含めて、MANAに関する情報を全て掲載。
この記事を読み終わった後にはきっと、MANAやDecentralandがどんな仮想通貨で、今後どうなっていくのか?理解できていることでしょう。
>>仮想通貨歴10年のプロが厳選「2022年に高騰期待のアルトコイン情報」
MANA(Decentraland)とはどんな仮想通貨?
MANAは、ブロックチェーンを使ったVR(仮想現実)ゲーム「Decentraland(ディセントラランド)」にて使用されている仮想通貨。
「Decentraland」内には仮想の土地が広がっており、自分の土地を購入して建造物を作ったり、武器を持ってモンスターを倒しに行くなど、様々なスタイルで遊ぶことが出来ます。
土地や武器、アイテムの売買は全て「MANA」で行われるため、ゲーム内で稼いだお金を現実世界のお金に替えることが可能になっています。
MANA(Decentraland)の特徴
MANA(Decentraland)については、これからお話する3つの特徴さえ覚えておけばOK。
ゲーム内でNFTの売買が出来る
Decentraland内のアイテムは全てNFT化されたデータで保存されています。
※NFTとは
ブロックチェーンの技術を使い、コピーや改ざんを行うことが不可能なデジタルデータのこと。
Decentraland内ではゲームで獲得したNFT以外にも、自分でデザインしたNFTを作成することも可能です。
作成できるのはキャラクターに着せるアイテムだけになるので、センスのある方ならNFT作成でMANAを稼ぐことが出来るように。
Decentraland内ではゲーム専門のブランド会社が立ち上がるなど、NFT作成を本業にするデザイナー集団なども現れています本当にお金を稼ぐことが出来ます。
仮想空間でLANDという土地が購入できる
アイテムの他にも、Decentraland内の土地についてもNFTでデータ化されています。
ブロックチェーンによって土地の所有者などのデータが保存されているため、自分だけの土地を買って家を建てたりすることが可能に。
有名企業も「Decentraland」に土地を購入しており、例えば仮想通貨取引所のバイナンスは購入した土地にバイナンスの本社を建設しています。
バイナンス本社の中に入るには関係者だけに配られる限定アイテムが必要など、現実さながらのセキュリティ体制を敷いているんだとか笑。
ゲーム外で作られた他のNFTを持ち込める
Decentraland内のNFTは全てイーサリアムブロックチェーンが使われており、他のブロックチェーンゲームのNFTをDecentralandに表示することが出来ます。
日本でも人気のマイクリプトヒーローズやアクシーインフィニティなどがDecentralandと連携しており、それぞれのNFTを使用することが可能です
MANAのチャート、これまでの価格推移
MANAの価格が大きく動いたのは、
・2021年の2月~5月
・2021年10月28日
の2つのタイミングです。
2021年の2月にNFTブームの影響を受け高騰
元々仮想通貨業界で話題であったNFTの技術を、2021年2月から大手企業などが取り入れる動きが活発化しています。
「NFT」という言葉が広く認知され始め、更なる市場拡大が見込めるという期待感からNFT関連銘柄のほとんどが高騰。
2021年2月時点で16円だったMANAの価格は3カ月で当時最高値である170円にまで上昇しました。
その後はビットコイン急落の影響によりMANAの価格も下落基調となるものの、その後も稼げるブロックチェーンゲーム「GameFiブーム」の影響もあり、2021年9月には価格は100円付近へと再上昇しています。
2021年10月28日「メタバース関連銘柄」として高騰
ここまで90円台を推移していたMANAですが、Facebookが社名を「Meta」に変更し、メタバース事業に注力すると発表した影響でメタバース関連銘柄の価格が一気に高騰します。
CoinGeckoのデータではメタバース関連銘柄の時価総額はFacebookの発表から18時間で262.9%上昇し、約1.5兆円に。
メタバース関連の中でもDecentralandは2015年から開発されるメタバース系のゲームとして知名度が高く、独自トークンであるMANAに買いが殺到。
価格は90円 → 632円、約7倍以上へと急上昇しています。
2021年11月30日現在も上昇トレンドは継続中であり、価格も1枚当たり500円強と割安感があることから、更なる高騰が見込めるかもしれないとして注目を集めて続けています。
MANAは今後どうなる?
MANAの価格は今後、上がる可能性が高いとみています。
そう考える最大の理由は、今後発展していくことが予想される3つの分野に関わる銘柄であるということ。
具体的には
・NFT
・GameFi(ブロックチェーンゲーム)
・メタバース
と、MANAは3つの分野全てに関連する仮想通貨になっています。
ご存じの方も多いと思いますが、アルトコインには2020年から続くブームの流れが存在します。
これは「DeFi → DEX → NFT → GameFi → メタバース」という順に各分野に注目が集まっており、このブームに乗ることのできる仮想通貨は総じて大幅な価格上昇を遂げています。
株式投資におけるテーマ株のようなイメージですね。
MANAに関しては後ろの3つ全てに関連した仮想通貨であり、それぞれの分野における好材料が発表された際に良い影響を受けることが予想できます。
・有名ブランドがNFT市場に参入
・ポケモンなどの人気ゲームがGameFiに参入
・Facebookのメタバースプラットフォームが完成
など、複数ジャンルに関連している銘柄なので、MANAには多くの好材料が出やすい傾向があります。
長期的に見ても将来性のある仮想通貨であり、なおかつ短期的な急騰を起こす材料も出やすい。
上げ下げを繰り返しながら、長期的に価格を上げていく。
MANAはそんな仮想通貨ではないかと予想しています。
MANAが次にくるブームに乗れる仮想通貨なのかは定かではありませんが、関連する3つの分野は2021年以降も市場規模の拡大が予測されるため、MANAは今後に期待できる仮想通貨の1つだとみています。
続いては、ここまでのMANA、Decentralandの特徴や状況状況から、今後はどのように発展していくのかを考察していきます。
MANAの将来性、価格が動くタイミングは?
価格が上がる可能性が高いとお伝えしたMANAには良い部分だけではなく、今後の課題といえるネガティブな側面ももちろん存在します。
【ポジティブな要素】
・提携企業が増えてきている
・Poligonチェーンに対応
・様々なゲームとの提携
【ネガティブな要素】
・VRが流行るか分からない
・強い競合相手がいる
これらの要素がMANAの将来性にどのような影響を及ぼしていくのか。
MANAを客観的に見た際に感じたポジティブとネガティブの両側面から、それぞれの要素が価格にどのような影響を与えるのか考察していきます。
提携企業が増えてきている
Decentralandには、ゲームを楽しむ利用者以外にも企業が利用するケースが増えてきています。
主な提携企業としては…
・Sotheby’s(サザビーズ)
1744年にロンドンで創業した、美術品などのオークションを開催する企業。Decentralandの中にデジタルアートを展示すギャラリーをオープン。
・アソビシステム株式会社
きゃりーぱみゅぱみゅなどが所属する芸能プロダクション。Decentralandの中にメタトーキョー(MetaTokyo)という場所を作り、NFTを使った日本発のデジタルコンテンツを発信していく。
・パリス・ヒルトン
ヒルトンホテル創業者の娘であり、モデル、アーティストとして活躍。Decentraland内のイベントにて、オンラインDJライブを開催。
有名企業やアーティストとの提携でDecentralandの新規ユーザー獲得につながり、主軸通貨であるMANAの価格にも良い影響を与えることが予想されます。
アーティストによるライブの開催、限定グッズをNFTで販売など、世界的アーティストのイベント開催時期などはMANAの価格が短期的に上昇する可能性があります。
Poligonチェーンに対応
Decentralandはイーサリアムのブロックチェーンを使ったゲームの為、イーサリアムと同様に処理速度の遅さと手数料の高騰が懸念されていました。
解決策として、イーサリアムの処理速度、手数料問題の改善を目的に作られたブロックチェーン「Poligon」に対応しています。
「Poligon」に対応したことでDecentraland内で行われるMANAの取引やNFTの作成、売買が安く行えるようになり、新規ユーザーでも始めやすい環境を構築しています。
今後、別のブロックチェーンに対応するなどの発表が行われた際には、MANAの価格にも注目した方がいいでしょう。
様々なゲームとの提携
Decentralandと提携したゲームのNFTは、Decentraland内で使用することが可能になります。
VR技術を使うことで、自分が育てたモンスターと触れ合うことが出来るように。
様々なゲームと提携していくことで、ブロックチェーンゲーマーたちの交流の場としてDecentralandが使われる日が来るのではないか?と個人的に予想しています。
VRが流行るか分からない
Decentralandが抱える懸念点としては、VRゲームがまだまだニッチなジャンルであるという点です。
ゲームとしてはまだまだswitchなどのコンシューマーやスマホゲームが大多数を占めています。
DecentralandというよりはVRゲーム自体がまだコンテンツとして弱いので、認知度を上げることやプレイヤー獲得が今後の課題であると言えます。
強い競合相手がいる
メタバース関連として話題になったMANAでしたが、最大の競争相手といえる有名なメタバースゲームが存在しています。
「The Sandbox」というゲームで、独自トークンのSANDはMANAと同様にFacebookの社名変更時に高騰したメタバース関連銘柄になります。
The Sandboxは全世界4000万ダウンロードを達成するなど、非常にユーザー数が多いゲームとなっています。
現在はメタバース全体が盛り上がっていますが、市場が成熟してきた際にはユーザーの取り合いに発展する可能性も考えられます。
Decentralandのユーザーが取られるようなことがあれば、MANAの価値にも悪影響を及ぼしてくることでしょう。
以上がMANA(Decentraland)に関する将来性、今後の見通しとなります。
まとめると…
・提携、アーティストのイベントは短期での上昇に期待
・他ゲームとの提携が案外、MANAの将来性を握ってるかもしれない
・同じメタバース関連の競合がいる
になります。
特に目立った悪材料もないので、MANAは今後に期待できそうな仮想通貨の1つだと判断しています。
MANAの買い方
MANAは2021年11月現在、日本国内の取引所では購入することが出来ません。
購入には海外取引所の口座が必須になるので、MANAに興味のある方は海外口座の開設を行いましょう。
バイナンスであれば取引高も多く、MANA以外のメタバース銘柄の取引が行えるのでお勧めです。
MANAを買うために必要な手順としては
・国内取引所で仮想通貨を購入
↓
・国内からバイナンスに仮想通貨を送金
↓
・バイナンスでMANAを購入する
の順番。
なお、イーサリアムやビットコインは送金手数料が高額なため、リップルやネムなどの仮想通貨を国内で購入し、送金することをお勧めします。
メタバースは急速に成長しMANA(Decentraland)はこの開発においてすでに重要な役割を果たしていますが、Decentralandは、LANDと呼ばれる仮想不動産NFTでも特に有名ですね。