
サービス名 | ネオプラス(NEO PLUS) |
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販売者 | 澤村大地 |
販売会社 | TECH EXPERT PTE.LTD |
会社所在地 | 20A TANJONG PAGAR ROADSINGAPORE (088443) |
澤村大地は無名の男だった。
「私のネオプラスなら、100%、1000万円を誰でも稼ぐことが出来ます」
そう話すのは、東南アジアを中心に活動しているらしい「澤村大地」という男性。
そんな夢のような話が、現実にあるのでしょうか?真相を捜査していきます。
詐欺ICO「ホープコイン」の販売に発展
澤村大地から提供される動画は最終的に、「ホープコイン」という謎の仮想通貨への投資を勧められる結果となりました。
結論から話すと「ホープコイン」は確実に儲からないICO案件であり、ほぼ詐欺と言っても過言ではないです。
実は仮想通貨ポリスの元には2020年1月時点で澤村大地からのメールが配信されていたんですね。
▼実際に届いたメール
1年近く前に全く同じ内容で「ホープコイン」を販売しており、売れなかったので苦肉の策として再販しているみたいです。
せこいなぁ、、。
澤村大地。偽名だと思いますけど。
もちろん、初期販売が行われた2020年1月から2020年11月現在に至るまで、ホープコインは上場しておらずその後の進捗すら不明。
まぁ、ホープコインなんて仮想通貨存在しないでしょうから仕方がありませんがね。
ちなみに、ホープコインはほぼ完売しているという連絡が澤村大地から2020年1月30日に来ています(笑)
▼詐欺の証拠
いやー、面白すぎるだろ澤村大地。
売れてもいないICOをあと少しですと虚偽の情報で煽り、あろうことか1年後にまた売りつけてくる。
厚顔無恥とはまさにこのこと。
ホープコインに投資しても勝てるはずがないので、全体に購入してはいけませんよ。
2020年に関してはビットコインやアルトコインに投資していた方が確実に稼げた年になりましたからね。
アルトコイン投資をしていた人の中には、1ヵ月投資して100万円を900万円に増やした人もいるので、ご興味のある方はそういった投資法も調べてみるといいでしょう。
ネオプラスは自動売買ツールなのか
澤村大地の公式ライン@への登録特典として配布されるPDFファイルの中に、以下の一文が掲載されていました。
「今回の自動販売システムは誰でもすぐに始めることができます」
自動“販売”というワードが多少引っ掛かりますが、おそらく仮想通貨の自動売買ツール辺りの販売が開始されることが予想されます。
5日後に1000万円を確実に稼がせるツールとは一体どんなものなのでしょうか?
現時点ではネオプラスに関する詳細が明かされていないため、まずは動画に出演する「澤村大地」と「インタビュアーの加藤」について捜査を進めます。
澤村大地の情報は皆無
世界中から注目される投資家だとして動画に出演している「澤村大地」について捜査を行いましたが、彼の経歴を裏付ける情報は何一つとして見つかりませんでした。
ちなみにフルネームでの検索結果はここ数日で作成されたのであろう「ネオプラス」に関するwebページばかり。
世界中から注目を集める投資家、というにはいささか語弊がといえる状況でした。
インタビュアー加藤もかつては販売者だった
動画の向かって右側に座る「加藤」という男性。
この加藤についてですが、実は2019年に自らが開発したという仮想通貨の自動売買ツールを販売していた過去があります。
今回の「ネオプラス」も仮想通貨系であること、自動売買ツールの類であることが濃厚です。
もしかすると、名前を変えて同じ商品を販売するという事も考えられるでしょう。
証拠の無い経歴だけが一人歩きしている2人が話す動画の内容については、信用することは出来ません。
販売会社が海外という危険性
販売者である「澤村大地」については、海外を拠点にして活動していると話しているものの、企業名やどんな仕事をしているのか?詳細は語られていません。
動画が掲載されている商品ページの中には「特定商取引法に基づく表記」というページが存在しており、そこで販売会社の情報が確認できます。
シンガポールに拠点を構える企業であることが判明。事務所が一体どんな場所にあるのか?捜査していきます。
まずはページ内に記載されている「20A TANJONG PAGAR ROADSINGAPORE (088443)」という住所を捜査します。⇒見つかったのはコチラの物件
5日間で1000万円が誰でも稼げるようなビジネススキームを持った企業があるようには見えませんね。
正直、この場所に事務所があるのかどうか怪しいと感じています。
それもそのはずで、シンガポールの登記情報も念のため確認すると、同一の住所を表記している企業が多数存在することが確認できます。
ここから予測できるのは、この住所はバーチャルオフィスなどで利用されている物件ではないのか?という事。
あの所在地にこれだけの会社が事務所を構えているなど、物理的にありえませんからね。
おそらく表記されている所在地に「ネオプラス」販売会社の実態はないものと思われます。
現時点で確認できる情報は以上となります。
今後、販売する商品の詳細が公開される運びとなっておりますので、次回の更新をお待ちください。
澤村大地のネオプラスのまとめ
・販売者がほぼ無名
・インタビュアーも過去に情報商材を販売
・販売海外の業者
・所在地はおそらくバーチャルオフィス
怪しい詐欺まがいのようですね。
自分には、3月上場すると、言ってました。