通貨名 | ノアコイン(ノアプラチナム) |
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運営会社 | プラチナム社 |
ノアコインを作り出した黒幕の正体とは…
日本でも最も資金を集めた大型ICO案件「ノアコイン」は今どうなっているのでしょうか?
再調査の結果判明したのは、ノアプロジェクトを裏で操る「4人の黒幕」の存在でした・・・。
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ノアコインとは
ノアコイン(NOAH COIN)は2017年にICOを開始し、日本円にして約40億円にも及ぶ資金を調達した仮想通貨になります。
ICO時にはフィリピン政府が関与した投資案件であるという話や、確実に利益になるなどの誇大広告が頻発。
現在もなお、ネット上ではノアコインを詐欺ICOと評するウェブサイトの存在が多数確認できました。
引用元:https://www.caica.jp/media/crypto/noah-about/
引用元:https://www.for-it.co.jp/mediverse/cryptocurrency/noah/
引用元:https://rei-book.com/noah-coin/
当初はフィリピンの貧困層や出稼ぎ労働者が国際送金を行う際の手数料を安くするという、貧困問題の解決を目的とした仮想通貨として開発が進められます。
その他にも大型アミューズメント施設である「ノアシティ」の建設やフィリピン・ミンダナオ島に「ノアリゾート」の建設を予定しており、完成した際にはこれらの施設の決済手段の一つとして「ノアコイン」が採用される手筈となっています。
ノアシティについては東京ドーム8個分の敷地面積を誇るとされており、そこにはカジノ・ホテル・ショッピングセンターなどの建設が予定されていました。
ですが、ノアコインの販売中に自体は思わぬ方向へと進んでしまします。
ノアコイン上場後の動き
ノアコインは、イギリスの仮想通貨取引所「HitBTC」に上場を果たのですが、ホルダーを待ち受けていたのはノアコインの大暴落という現実でした。以下のノアコインのチャートをご覧下さい。
上場後に価格は急騰したものの、即座に下落。最終的には最高値である3円から0.03円、1/100という価格にまで下落し続けることに。
ノアコイン暴落の背景には…
・度重なるウソによるコイン自体の信用度の低下
・フィリピン政府が公式にノアを否定
・購入者の大半が日本人であった(誰も興味を持たなかった)
という点が挙げられます。
上記の3つが重なることでホルダーたちが今後の価格上昇の見込みは薄いと諦め、損をしてでも現金に変えたいという売りが殺到したといわれています。
では、実際にノアコインはどのようなウソをついて販売されていたのか、過去の事例を振り替えって見ましょう。
フィリピン政府公認が「嘘」だと判明
・国家プロジェクトではない
・ノアコインを販売するライセンスなど発行していない
・販売会社の事業内容がフィリピンの定款と異なる事業
・販売会社自体も実在していない
という情報が、フィリピン大使館より公表されました。
この騒動により、日本でノアコインをフィリピン政府公認だと触れ回りプロモーションを行っていた「泉忠司」が謝罪し、返金騒動へと発展します。
運営側が「プロジェクトは合法的に進んでいる」と発表
会社定款と事業実態が違う点や、事務所が存在していないなど数々の疑惑を全て無視し、全ては広告代理店が勝手に行ったことであり、プロジェクトは合法的に進んでいる、という声明を発表します。
そのまま勢いに任せ、2018年には金を払えばどんな仮想通貨でも上場させると当時評判であった仮想通貨取引所HitBTCに上場を果たします。
もちろん、詐欺プロジェクトの烙印が押された通貨を購入する投資家など現れることもなく、約1年を掛けて価格は500分の1にまで下落してしまいます。
ノアコインからノアプラチナムへ
そして、2019年に入り「ノアコイン」は独自のブロックチェーンの開発に成功し、ブロックチェーンの変更と共にノアプラチナムコインとして再スタートを切りました。
同時にフィリピン政府よりフィリピン内の経済特区にて仮想通貨交換業者としてのライセンス認証を受けることに。
そこに合わせてノアプロジェクトが管理・運営を行うという仮想通貨取引所BTCNEXTへの上場も果たし、直後に価格が14倍に高騰。
遂にノアコインの購入者が報われる日が来たかと思われた矢先、新通貨「ノアプラチナム」の仕様変更により、投資家が何一つ恩恵を受けられないといことが判明します。
その仕様が…
・1か月の売却が保有量の0.5%まで
・ノアコイ(プラチナム)発行枚数を2160億枚に増加
この仕様変更により、ノアコインホルダーは価格が14倍に高騰したにも関わらず指を咥えてみているだけ、という状況に陥る事に。
新たに増加したノアコイン(プラチナム)に関しては、現在運営側が保管している状態にあるため、ここから運営による売却が行われる可能性も考えられるでしょう。
投資家を骨の髄までしゃぶり尽くそうという執念が伺えます。
ノアコインのライセンスは転売されたものだった
その後、「ノアコイン(プラチナム)」はある程度の価格を維持し続けていたのですが、2019年9月20にフィリピン政府より経済特区の全仮想通貨取引業者のライセンスが凍結したと報じられました。
ライセンス凍結の理由は一部の企業に詐欺行為を働く業者が含まれていたというもの。
実はこの経済特区のライセンスがくせ者であり、ライセンスを受けた企業は新たに5つのライセンスを発行できる権利が付与されていたのです。
フィリピン政府よりライセンスが付与された企業は、新たにライセンスを別の企業に発行する権利を持つというモノ。
この制度を悪用した企業が詐欺会社にライセンスを有料で販売してしまい、実質的に政府が管理していない企業がライセンスを持つという事態に発展。
もちろん、ノアプロジェクトが取得していたライセンスも二次発行されたものでした。
ノアプロジェクトが直接的な原因ではありませんが、ライセンスを持った企業が詐欺を働いたため全ての企業がライセンスを凍結されるという形になりました。
日本からも警告を受ける
その後、ノアコイン(プラチナム)が上場している取引所「BTCNEXT」は、2019年に日本の金融庁より警告を受けることに。
ノアコイン(プラチナム)は95%以上が日本人投資家が保有していますから、これは由々しき事態です。
プロジェクトを行うフィリピン政府から締め出しを食らい、日本にも入ってくるなと警告を受ける。
もはや行くところの無くなってしまったノアコインは、果たしてどこへ向かうのでしょうか?
ノアコインの保有者たちの反応は?
上記の経緯を経て再スタートを切ったノアコイン(プラチナム)に対するホルダーの反応を確認していきます。
Twitterを見る限り、一部のホルダーからの評判は良いみたいですね。
既にノアコイン(プラチナム)を購入している方にとっては、ノアを否定すると価格の下落に繋がる可能性もありますから、もはや信じるしかないといった思惑もありそうです。
熱狂的な信者がいる、と形容するのがちょど良さそうです。
大量に保有しているほどノアコイン(プラチナム)を売ることが出来ないのですから。むしろノアコインを一緒に盛り上げようとしているようにも見えます。
Twitterの状況を見ると、個人的には今後の購入はオススメできません。
ノアコインを日本に持ち込んだ男
上記でも軽く触れたノアコインを日本に持ち込んだ男「泉忠司」が筆頭となり、ノアコインのプロモーションを積極的に行っていました。
当時は「フィリピン政府公認」という誤情報を使用しており、国家プロジェクトであるという触れ込みで勧誘を行っていました。
結果的にフィリピン政府がノアコインとの関係性を公式に否定し、ノアコインは詐欺であるという情報が知れ渡ります。
そこで「ノアコイン=詐欺」という構図を作り上げた張本人。
現在は別件で訴訟を起こされるなど、問題行動が多い人物です。
のんべんだらりん
ノアコインプラチナム
ケチケチ作戦ではだめでしょ!!
金つかえよ!!