通貨名 | RAY |
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発行元 | Raydium |
RAYはどんな仮想通貨なのか解説
RAY(Raydium)は、Solanaブロックチェーン上に作成された「Raydium」というDEX(分散型取引所)が発行する独自の仮想通貨です。
Solana関連銘柄の中でも将来性が高いと言われるRAYですが、なぜ高評価を受けているのでしょうか。
本記事では、RAYの特徴や将来性が高いと言われるわけ、RAYの価格はいくらになるのか?
RAYが仮想通貨として今後どうなっていくのかを解説すると共に、購入方法やステーキングといったRAYを使って稼ぐ方法をご紹介していきます。
RAY(Raydium)はどんな仮想通貨?
RAYは「Raydium」というDEX(分散型取引所)が発行する独自の仮想通貨です。
Solanaのブロックチェーンを使って作られており、イーサリアムなど他のブロックチェーンと比べて高速かつ安い手数料で利用できます。
Raydiumでは取引以外にもRAYを使ったイールドファーミングやステーキング運用が行えるので、RAYを保有しているだけで仮想通貨の運用が行える点も人気を集める理由の一つになります。
RAY(Raydium)の特徴
RAYは処理速度が高速で手数料も激安
RAYの最も特徴的な点は、Solanaブロックチェーンを使用していることによる高速処理、手数料の安さになります。
RAYの基盤であるSolanaブロックチェーンは1秒間に5万件の取引を処理し、取引1回で約0.005円の手数料しかかかりません。
処理速度の低下と手数料の高騰が問題視されるイーサリアムは1秒間に10~15件の処理、手数料は3000円~8000円になるのでその差は歴然です。
RAYは他のブロックチェーンを使う仮想通貨と比べて圧倒的な処理速度、手数料の安さを誇っています。
ファーミング、ステーキング運用ができる
RAYは取引以外にもイールドファーミングやステーキング運用が行えます。
イールドファーミングやステーキングは特定の仮想通貨を保有し続けることで報酬が受け取れる仕組みであり、株式投資で例えると株主配当(優待)のような仕組みです。
RAYは取引せずに長期保有することで定期的な報酬を受け取ることが出来ます。。
AcceleRaytor(アクセラレーター)でIDO投資できる
RAYを発行するRaydiumでは、新規上場前の仮想通貨のIDO(先行投資)に参加できる「AcceleRaytor(アクセラレーター)」という機能があります。
これは株式投資におけるIPOのようなサービスで、RAYを保有している人だけが参加出来るような仕組みになります。
販売される仮想通貨はRaydiumへの上場が確定しているので、上場直後に高騰するケースが多いです。
DEXなのに板取引ができる
これまで、RaydiumのようなDEXの多くは板取引ではなくAMM(オートマーケットメイカー)と呼ばれる仕組みを採用した取引所ばかりでした。
AMMとは
買い手と売り手をマッチングさせる板取引ではなく、決められた法則(プログラム)によって取引を自動で管理するシステム。2021年現在までに開発されたDEXの9割はAMMが採用されている。
Raydiumは板取引が出来る他の取引所と協力し、Raydium内で板取引、AMM取引の両方を使うことが可能に。
RaydiumはDEXでありながらバイナンスのような中央集権型の取引所と同じ感覚で使う事が出来ます。
RAYのこれまでの価格推移
2021年8月現在、RAY(Raydium)は740円付近を推移しています。
上記はRAY(Raydium)のリリースから2021年8月現在までのチャートです。
5月に起きたイーロン・マスクのツイートによるBTC暴落で下落したものの、3ヵ月が経過して価格は上昇傾向に。
主な高騰要因はRAYの基盤となるSolanaブロックチェーンの新機能「ワームホール」がリリースされた事によるものです。
イーサリアム関連のコインをSolanaブロックチェーンに高速、低コストで移行できるという機能であり、Solanaを使っていなかった人達が手数料の安いRaydiumを利用するきっかけとなりました。
RAYの将来性、今後の見通し
RAY(Raydium)は近い将来、更に高騰する可能性を秘めた今後に期待できる仮想通貨の一つであると見ています。
その理由について詳しくお伝えしていきましょう。
RaydiumはDeFiが抱える問題点を解決できる
仮想通貨業界ではDeFiバブルと呼ばれるほどに人気のDeFiですが、その人気ゆえに実は複数の問題点を抱えています。
代表的問題点としては…
・DeFiサービスの乱立によるガス代(手数料)の高騰
・膨大な取引量による処理速度の低下
の2点になります。
Raydiumでは、これらの問題点を解決する方法として、様々な対策が既に行われています。
高速、低コストで使えるSolanaブロックチェーン
Raydiumが採用したSolanaブロックチェーンは、1秒間に5万件の取引を処理し、手数料は0.005円という低コストで利用できることが特徴のブロックチェーンです。
他のイーサリアムとSolanaを比較した数値がコレ↓
処理速度、手数料には圧倒的な差が生まれています。
長期保有したくなるサービスが強い
RAYは取引出来るだけの単なる仮想通貨ではなく、長期保有することで様々な恩恵を得ることが出来る仮想通貨です。
・RAYを預けて運用するファーミング、ステーキング
・RAYの保有者だけが参加できるIDO投資
まとめると、RAYを保有する投資家は「RAYの値上がりに期待しながら配当を受け取り、有望な新規上場コインも紹介して貰える」という事。
実際、過去にIDOが行われた「Media Network(MEDIA)」は上場初値がIDO価格の20倍へと高騰しています。
RAYは売却するよりも保有するメリットの方が大きい状況を上手く作り上げています。
以上の点から、RAYの将来性は非常に高く、暴落のリスクも少ない将来有望な仮想通貨であると判断しています。
世界最大手であるバイナンスにも上場している点も、個人的には高評価です。
これは余談ですが、実はバイナンスでは特定の分野が話題になると、その中で期待できるコインを新規上場させる傾向を持っている取引所なんです。
なので、バイナンス上場銘柄を追いかけると爆発的に価格を伸ばす仮想通貨が見つかるというのもよく聞く話です。
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最近ではバイナンス上場後に20倍になったGMTコインの情報を事前に配信していた「クリプトマスター」などの情報サイトもあるので、上手く活用したいものですね。
RAYの買い方
RAYを購入するには、上場済みの取引所である
・Raydium
・FTX
などの取引所で購入可能です。
Raydiumでの購入には専用のSolanaウォレットを作成する必要があります。
Solanaウォレットは5分もあれば作成出来てしまうので、Raydiumの利用を検討しているならば必ず作成しておきましょう。
RAYは仮想通貨取引所バイナンスでも購入可能!
2021年8月10日にバイナンスがRAY(Raydium)の上場を発表しました。
遂にバイナンスで購入することが出来るようになりましたね。
これまでRaydiumに参入していなかった新規ユーザーの流入なども見込めるため、今後の価格上昇にも大いに期待できそうです。
RAYを預けてステーキングする方法
Raydiumでは、自分が保有するRAYを預けることで金利が受け取れるステーキング運用を行う事が出来ます。
最新の年利は預け入れた金額×28.52%に設定されています。
RAYを長期保有するだけで28%も報酬が貰えるので、超高条件なステーキングサービスですね。
ステーキングを始める手順は…
・バイナンスでRAYを購入
↓
・ウォレットにRAYを送金
↓
・RaydiumにRAYを預ける
この3ステップなので、特に難しい手続きなどは必要なくステーキングを始めることが出来ます。
詳しいステーキングのやり方、始め方については個別に詳しく解説したページがあるのでそちらを参考にしてください。
【関連記事】
>>RAYステーキングの始め方を1から解説
RAYを使ってファーミングする方法
Raydiumのイールドファーミングでは、RAYを含む2つの仮想通貨を同時に預ける(流動性提供する)ことで、預けた金額に応じた金利を受け取ることができます。
年利は基本的に100%を超える高配当なものばかりが並んでいます。
Raydiumでのイールドファーミングには、RAYをベースにしてSolanaなどの主要コインをペアで預ける「Farm」と、価格変動の激しい草コイン同士をペアで預ける「Fusion Farms」が存在します。
「Farm」と「Fusion Farms」の大きな違いは、預けた金額に対する年利の高さになります。
・Farmの最大年利:160%
・Fusion Farmsの最大年利:246%
価格変動によるリスク「Fusion Farms」の方がやや高まりますが、年間で得られる報酬額には80%の差額が生まれます。
イールドファーミングに関する更に詳しい解説や具体的なやり方については個別で解説を行っていますので、ご興味のある方は関連記事をお読みください。
【関連記事】
>>Raydiumでイールドファーミングする方法を解説
RAYはIDO投資もできる(アクセラレータ)
Raydiumでは、新規上場する仮想通貨の先行販売を行うIDO投資「AcceleRaytor(アクセラレーター)」というサービスを提供しています。
IDOの正式名称はイニシャル・デックス・オファリングであり、新規上場する銘柄が購入できる、株式投資におけるIPOようなものです。
過去にRaydiumで行われたIDO銘柄の中には上場と同時に5倍や20倍に高騰したコインもあったので、AcceleRaytorは投資家から非常に人気の高いサービスとなっています。
AcceleRaytorの詳しい使い方、IDOの参加方法については個別で解説していますので、ご興味のある方は関連記事をご覧ください。
【関連記事】
>>AcceleRaytorの使い方、IDOの参加方法を解説
RAYのまとめ
RAY(Raydium)は、Solanaブロックチェーン上に構築された「Raydium」というDEX(分散型取引所)が発行する仮想通貨です。
ステーキングやIDO投資といった売買以外の運用が行える点や、DeFi全体が抱える問題点を解決できることから、売られずらい状況を構築し続けるRAYは将来性の高い仮想通貨だといえます。
直近ではSolanaの新機能やバイナンスへの上場など、リアルタイムで知名度を上げ続けている最中なので、RAYは今後の価格上昇にはかなり期待できる仮想通貨だと判断しています。
これまでにリリースされたSolanaチェーンを使ったブロックチェーンゲームやメタバース、NFTなどの関連コインは、そのほとんどがRAY(Raydium)を使ってIDOを行ってきました。
分野としての発展がまだまだ見込めるジャンルからの需要が高いRAY(Raydium)は、2022年以降も利用するプロジェクトは増えていくのでしょう。
コインリストはなかなか有能だと思うのですが、ロックアップが長すぎてこれは萎えちゃいますね…。どうせなら、レイディウムくらいサッパリしてる方が私は好きですね。