サービス名 | SBlock(エスブロック) |
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販売業者 | SBLOCK FOUNDATION PTE. LTD |
販売責任者 | Ivan Bolonikhin |
[email protected] | |
URL | www.sblock.com |
【最新】SBLOCKが出金停止
2019年、仮想通貨界隈をもっとも賑わせているといっても過言ではないのが、配当型ウォレットと呼ばれる投資案件たち。
資金を預けいれるだけで毎月〇〇%の利益を得ることが出来るとして、塩漬けになった仮想通貨をもつ投資家たちに瞬く間に広がっています。
今回の「SBlock」は、そんな中でも2019年現在、最も話題を集めているといっても過言ではないでしょう。
この「SBlock」が危険な投資案件なのか否か、仮想通貨ポリスが捜査してきました。
2020年3月最新:SBLOCKユーザーの資金を勝手に変換
SBLOCKの専用ウォレットに預けてした資金が全て、「SBC」という独自トークンに変換されるという事件が発生しました。
無断で変換された「SBC」に関しては手数料も無断で30%徴収されていることから、手数料欲しさに運営側が無断で変換したとされています。
海外取引所のhttps://money-police.com/wp-content/uploads/2019/10/2020-04-06_17h15_42.pngに送金できるようになったという情報がTwitter上で確認できるのですが、価格が1SBC=2円になり価格崩壊を起こしています。
運営陣は既に行方をくらましたので今後復活する可能性はゼロに近いのですが、資金を少しだけなら引き出せるようにしたのは運営陣の情けなのでしょう。
前回の記事更新時に「SBLOCK」が出金停止になりそうだとお伝えしていましたが、その通りになりましたね。
様々な投資案件を捜査していく中で、ある程度は出金停止になるタイミングが分かるようになってきました。
ハイリターンな案件にはSBLOCKのような極大なリスクが伴います。
投資している方のリスクを少しでも減らせるように記事の更新を行っていきますので、今後の更新をお待ちください。
219年10月23日追記:KYC(本人確認)が必須に
SBLOCK側からの発表によると、セキュリティ強化などの名目によるものであるとされております。
間接的・直接的に関わらずユーザー側に出金の手間が掛かるような仕様変更に関しては、運営側が飛ぶ前兆であるという見方もできます。
現に、配当型ウォレットの先駆けである「プラストークン」が出金停止となる前段階で「顔認証」や「実名認証」などの仕様変更を頻繁に行っていました。
結果的にプラストークンは3か月以上出金停止という状態が続いており、ほぼ飛んだことが確定的な状況となっています。
今回のSBLOCKが行ったKYC(本人確認)必須化に関しても、ある種の出金制限と考える見方もございます。
配当型ウォレットに関しては引き際が最も肝心です。その予兆をどう見極めていくのか?過去の同じような案件ではどうだったのか、という部分に目を向けてみことをお勧めいたします。
仮想通貨ポリスの見解としては、SBLOCKは99%ポンジスキームであると考えておりますので、そろそろSBLOCKは潮時だろうと判断しています。
その他のHYIP、配当型ウォレットに関しても捜査を行っておりますので、ご興味のある方は合わせてお読みいただけると幸いでございます。
♯ 捜査済みのHYIP、配当型ウォレットの記事一覧はこちら▶▶
SBlock(エスブロック)の事務所はレンタルオフィス
手始めに「SBlock(エスブロック)」の開発、運営を行うのはどのような企業なのか捜査を開始。本当に実態のある企業なのでしょうか?
まず確認したのは、「SBlock」のベトナムチームが作成したとされる動画になります。CEOである「Ivan Bolonikhin」氏も動画に出演していることから、半ば公式に作成された動画であることが伺えます。
この動画を確認していくと、いくつか不可解な点が見つかりましたのでご紹介していきます。
動画の冒頭ではCEOと思われる人物が「タイムズスクエアタワー」の中へと歩いているのですが、「SBlock」はシンガポールを拠点にしているとされています。
全く関係のないビルに入っていく動画に何の意味があるのか、違和感だけが残ります。
その後、動画はオフィス内の映像へと切り替わるのですが、オフィスから確認できる窓の形状からもタイムズスクエアタワーではない事が明白となりました。
ここまでは実態のないウォレットサービスにはありがちな内容ですね。存在しない事務所を良く見せようとした結果なのでしょう。非常に浅はかです。
それもそのはずで、「SBlock」について更に捜査を進めると、本社があるとされるシンガポールにて求人を出していることが判明しました。
その求人サイトには「SBlock」の運営元である「Sblock Foundation Pte Ltd」という名前と共に、会社の所在地が表記されていることを確認。
その所在地を確認してみると、そこはレンタルオフィスやバーチャルオフィスとして利用可能な事務所であることが分かりました。
先ほど確認した動画とも見比べてみましたが、動画とこの事務所は別の場所である可能性が高いと思われます。
では、動画が撮影された事務所らしき場所はいったいどこにあるのでしょうか?
もしかすると、動画で公開されているのは撮影用に用意されただけのオフィスという可能性もあるやもしれません。
「SBlock」については、他人に紹介することで自分に利益が入るMLMを採用したポンジスキームだと想定すると、所在を明かさない理由にもなりますからね。
ちなみに、件の求人の内容は短期の事務員を募集するというもの。
長期雇用を行わない理由は果たして何なのでしょうか?
私の嫌な予感が当たらない事を願います。
「経歴はウソでした」
「SBlock」のSEOを務める「Ivan Bolonikhin」の経歴を確認していきます。
経歴にはキエフ州立大学やICUを卒業したというものや、10年以上のビジネス経験とブロックチェーンの専門知識を持っているという事が記載されています。
これらの経歴を裏付けるものが本当にあるのか、彼の経歴に繋がる情報を捜査したところ、以下のような情報が見つかります。
見つかったのは本人のフェイスブックアカウントで、そこには8年前にケーキ屋でケーキを焼いていたという職務経歴が確認できました。
「SBlock」の公式ページに記載された経歴には「デジタル証券のスペシャリストであり、10年のビジネス経験とブロックチェーンの専門知識を持っている」と記載されていましたが、どちらが真実なのでしょうか?
SBlockの詳細情報
最後に「SBlock」がどのような投資案件になるのか、簡単にご説明いたします。
プラストークンなどを筆頭とした、仮想通貨界隈ではブームとなっている配当型ウォレットという投資案件になります。
最低投資金額が10ドル以上という、超低資金から投資可能な案件という事もあり、その認知度は爆発的に広がっているようです。
配当に関しては預け入れた内の6~15%を独自トークンであるSBOとして受け取ることが出来ます。
見る限りではプラストークンやICBウォレットと同様のポンジスキームであると思われますので、もちろんですが投資はオススメいたしません。
「SBlock」のまとめ
・運営会社の所在地はレンタルオフィス
・CEOの経歴に不審な点あり
クォンタムリープって結局なんだったんだ?SblockがSBCに変えるまでSBOは売れず、SBCが売れるのはQLじゃなくてWBFだという。時間稼ぎかよ?結局送金するたびに手数料で資産を減らされるだけの無駄使いだった。