プラットフォーム名 | 戦国スワップ(SENGOKU SWAP) |
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ガバナンストークン | NOBNAGA(NBNG) |
運営チーム | 不明 |
連絡先 | 不明 |
公式サイト | https://sengokuswap-finance.com/ssf-0331/ |
戦国スワップへの投資は危険なのか?
日本初の国産DeFiプラットフォームとして開発された「戦国スワップ(SENGOKU SWAP)」。
ガバナンストークンである「NOBUNAGA(NBNG)」がUNISWAPでの取引が開始したとして、一部で話題になりつつあります。
今回の捜査では
・今から買っても稼げるのか?
・投資リスクはあるのか?
・今後の価格はどうなるのか?
など、捜査によって判明した全ての情報を公表していきます。
「戦国スワップ(SENGOKU SWAP)」へ投資するならば絶対に知っておきたい情報をまとめていますので、投資を検討している方は是非ご一読ください。
戦国スワップ(SENGOKU SWAP)とは
日本初のDEX(分散型取引所)として開発されたDeFiプラットフォーム。
イーサリアムや独自トークンである「NOBUNAGA(NBNG)」を預け入れることで、利率に応じた報酬を受け取る事が出来る機能を兼ね備えています。
大手取引所のバイナンスでもPancake SwapというDEXを運営しており、DeFiは2021年に仮想通貨業界を沸かすジャンルの一つとして世界中で認知されています。
「SENGOKU SWAP」はイーサリアムの技術を使用したプラットフォームであり、独自トークンの「NOBUNAGA(NBNG)」もERC-20トークンとして発行される模様。
来る2021年3月31日にICOを開催予定であり、1NBNG=約50円にて購入出来可能であると噂されています。
【更新履歴】タップで開閉
【2021年5月10日】戦国スワップ、NBNGは買いなのか?
私の見解では、戦国スワップでの流動性マイニング、イールドファーミングが開始するアップデート直前が最も利益を得るベストタイミングだと考えます。
公式によると2021年7月頃にステーキング機能を解放してアップデートすると発表しているので、NBNGのトレードで利益出したい方はそのタイミングを狙ってみると良さそう。
もちろん今の内に仕込んでおくことで更なる利益を狙う事もできますが、DEXとしての機能が充実していない以上は流動性も増加しずらいので少しギャンブル性が高いですね。
・リスクを減らしたい方は6月末~7月に
・リスクを取ってでも利益を狙いたい方は価格が安い今の内に
とはいえ4月に比べると1/10近い金額で購入できるのですから、戦国スワップの今後の展開次第では今がチャンスともいえます。
個人的に戦国スワップは不安要素が大きいDEXプロジェクトだと感じているので、投資する際は必ず余剰資金で投資するようにしましょう。
【2021年4月26日】NBNGトークンの下落、運営側の動向について
4月22日に戦国スワップのメインコンテンツとなるDEX取引所「sengoku.swap.finance」がスタートしたものの、NBNGトークンの価格が約42円付近へと下落しました。
まだプレセール価格である7.14円を割っているわけではないので、初期投資していた場合でも5.8倍辺りを推移していることになります。
そして、今回の大幅下落の要因として噂されているのが、運営がNBNGトークンを売り払ったという情報です。
▼話題になったツイート
(引用元:Shun@USshuncp)
ツイート元の画像を見る限り、元々UNISWAPに提供していた流動性を解除した模様です。
このツイートをした方も「売った」という言葉を使わずに抜き取って出ていったという言葉を使っているので、厳密に言うとNBNG-USDTの流動性提供で稼いだ利益の一部を引き出した。という事になります。
戦国スワップが怪しいのは分かりますが、売り逃げしたという情報は少し早とちりです。
では、この引き出されたNBNGやUSDTはどうなったのでしょうか?
NBNGを始めとしたERCトークンの履歴が確認できるイーサスキャンにて、NBNGの送金履歴を追いかけていきます。
まずは売り抜け疑惑の発端となった、流動性を解除したアドレスを確認します。
NBNG以外にDODOや10SET、SUSHIなどのトークンも保有しており、その数なんと29種類。
詳細は不明ですが、もしかすると今後戦国スワップに上場させる仮想通貨なのでしょうか?
続けて取引履歴を確認していくと、引き出した資金の大半を別のアドレスへと送金していることが分かりました。
そして、その後更に4つのアドレスへとNBNGのみを送金しています。
一旦、ここまでの状況を整理していきます。
1、NBNG、USDTを保有していない元運営のアドレス
2、USDTを保有するアドレス
3、NBNGを4分割で保有する4つのアドレス
が存在することに。
この4分割については、リスクヘッジや用途別に分けた、戦国スワップを売却しているから、という憶測が飛び交っていますが、どれも憶測の域を出ないので何とも言えない所です。
用途別に分けた説は事業計画が綿密に作り込まれているプロジェクトが均等に4分割にするのは安易な気がしますし、
戦国スワップを運営が売却している説も確たる証拠は出ていませんから。
分からないのはUSDTとNBNGを別のアドレスで管理している点ですね。
そもそも資金を引き出したのは戦国スワップに流動性を提供するからだと思っていたのですが、USDTもNBNGも別のアドレスで管理しているんですよ。
この状況では、運営が流動性提供で稼いだ分を利確したと思われるのも仕方がないと言えます。
このまま運営による流動性提供が無い場合、今後はNBNGを売却することが難しくなるかもしれません。
現時点で判明していることをまとめます。
・運営アドレスは29種類のトークンを保有している
・売り逃げではなく、流動性提供の利益を引き出した形
・USDT、NBNGを別のアドレスでそれぞれ保管している
・今のところSSFで流動性提供するようには見えない
以上が現時点で判明している、戦国スワップとNBNGトークンの最新情報です。
また何か動きがあった場合には追記していきます。
【2021年4月12日追記】NBNGがユニスワップに上場
NBNGの取引が開始され、価格は0.35ドル(約38円)付近を推移しています。
ICOでのセール価格は0.465ドル(約51円)でしたが、上場前に配布トークンの増加が告知されたためICO参加組は1枚当たり7.14円でNBNGを取得できた模様。
2021年4月12日現在の価格はICO時点より、約5倍という状況。
取引履歴を見る限りは3日で70件程度のため、売却したホルダーは少ないようです。
また、上場を機に海外向けと思われる公式ウェブサイトとホワイトペーパーが公開されていますが、開発チームや運営会社に関する情報は明かされていませんでした。
日本産のDEXという事でSNSでは期待の声が上がっていますが、運営陣が分からない以上本当に国産なのか判断するのは難しいですね。
今後の価格上昇については海外向けのマーケティングに掛かっていると言っても過言ではないので、運営チームを明かさない限り海外投資家による資金流入は起こりづらい。
この状況が続く限り、NBNGの価格上昇は難しいのではないでしょうか。
ホワイトペーパーのロードマップでは、2021年4月22日にDEX「Sengoku Swap.Finance」をローンチすると記載されているので、そこまでにどれだけの投資家が引き込めるかが直近の課題となりそうです。
【2021年3月30日】戦国スワップ(SENGOKU SWAP)のICOへの参加方法
SENGOKU SWAPのICOに参加するためには、2021年3月30日までにSENGOKU SWAPの公式サイトにて事前申し込みを行う必要があります。
▼申し込みページ
引用元:sengokuswap-finance
・名前
・メールアドレス
・ウォレットアドレス(ERC20対応のもの)
上記の入力が必須となります。
※取引所などのアドレスを入力した場合、トークンが配布されない可能性があるので注意が必要です。
入力が完了すると「NOBUNAGA(NBNG)」購入代金として支払うイーサリアム(ETH)のアドレスが表示されます。
ちなみに2021年3月29日現在は既に17名ほどが「NOBUNAGA(NBNG)」の購入代金を送金していることが確認できました。
ICO開始は2021年3月31日のため、まだ送金は行わないようにしましょう。
※追記:「NOBUNAGA(NBNG)」の存在をイーサスキャンで確認することが出来ました。
まだ購入者には配布されていないため。3月31日以降に動きがあると思われるので引き続き注視していきます。
SENGOKU SWAPで出来る事
流動性マイニング
SENGOKU SWAP内に特定の通貨ペアを預けることで、預け入れた金額に応じたマイニング報酬が受け取れるサービス。
一言で説明すると、誰かが取引したいコインを「SENGOKU SWAP」に貸して手数料を受け取る事が出来ます。
図のように、流動性マイニングをしたい方は「SENGOKU SWAP」にETHとNBNGを預けます。
預けた2つのコインは誰かがETHとNBNGの取引をしたい場合に利用されるというシステム。
利率などは現時点では不明ですが、「NOBUNAGA(NBNG)」を保有しているならば利用しないと損するサービスなので投資した方は積極的に利用するようにしましょう。
実際にどれくらい稼げるのか?
「SENGOKU SWAP」のプラットフォームは正式に稼働していないため、実際にどれだけの利益を得ることが出来るのか不明と
なります。
ホワイトペーパーには取引数量の0.3%が利用手数料となり、その内の0.25%が流動性マイニングの報酬に充てられる模様です。
100万円分の取引が行われた場合は2500円が流動性マイニングの報酬になる計算ですね。
利用者数が予測出来ないため、一概にどの程度の利率になるのかは不明なので、プラットフォーム公開時に詳しい内容を追記していきます。
続いては、「SENGOKU SWAP」への投資前に把握しておきたいリスク面についてお話していきます。
「戦国スワップ(SENGOKU SWAP)」の投資リスク、懸念点
運営会社が不明
初の日本産DeFiプラットフォームだと宣伝されていますが、公式ページには運営会社や運営チームに関する記載が見当たりませんでした。
どこの誰が開発したのか分からないプロジェクトという点やプラットフォームが公開されていない事を加味すると、多額の資金を投入するにはリスクが高いと言えます。
大幅な利益を得るためには「NOBUNAGA(NBNG)」のICOへの参加が一番手っ取り早い方法ですが、投資する方は上記の点を理解した上で「NOBUNAGA(NBNG)」を購入するようにしましょう。
公式Twitterでは「戦国スワップ」の進捗状況に関するツイートを行っているため、最新動向をいち早く知りたい方はフォローしておきましょうTwitterの
海外投資家が参入してこない可能性
世界中の投資家が分け隔てなく利用できることがDEXの利点の一つなのですが、「戦国スワップ」並びに「NOBUNAGA(NBNG)」のICO開催に関して調べてみても、海外向けに作成されたwebページが見つかる事はありませんでした。
▼北米版Yahoo!の検索結果
まるで日本国内だけでICOを行うかのような状況にも見えますね。
また、「戦国スワップ」の公式ページでは過去に価格が高騰したDeFi系トークンの一例が紹介されていますが、これらは総じて世界中で人気が出たために価格が高騰したコインばかりです。
引用元:戦国スワップの公式ページ
海外投資家が参入してこない場合、公式サイトに掲載されているような価格高騰は難しいと言えます。
今後のマーケティングには期待したいところですが、運営チームや運営会社の詳細を早く公表しなければ海外投資家の参入は難しいはず。
日本人だけが投資する、ガラパゴスなDeFiプラットフォームにならないことを願います。
「戦国スワップ」のまとめ
ガバナンストークンである「NOBUNAGA(NBNG)」については、ICOに参加するのは少々リスクが高いと個人的には感じました。
とはいえ、昨今のDeFiブームを考えると世界でのマーケティングが上手くいった場合には価格高騰が十分に望めるプロジェクトともいえます。
最低入金額は0.05ETH(約2万円)に設定されているため、リスクを理解した上で宝くじ的な感覚で投資するならばアリだと私は判断しています。
運営チームなどの詳細が分からない以上、諸手を挙げてオススメ出来る仮想通貨ではないというのが私の見解です。
戦国スワップの楽座は、オークションのためにアート複製権の例外をグレーゾーン的に利用しているグレーなところです。平気で著作権侵害してるのは、あとあと問題になりそうでまずいですね。