サービス名 | スペーストレード |
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公式サイト | https://about.spacetrade.io/ |
スペーストレードは危険なのか調べて来た
100万円で買った品物が、1週間で120万円に値上がりする投資
そんな旨い話あるのか?と思ったそこのアナタ。
そんな夢を叶えられるかもしれないのが、P2Pの投資案件として人気が出ている「スペーストレード」になります。
「誰でも簡単に稼げる」が売りの投資らしいんですが、調査したところ「誰かが必ず損をする地獄のような仕組み」であることが分かりました。
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スペーストレードとは
スペーストレードは、独自の投資商品である「プラネット」を利用者同士で売買することで利益が得られる投資、副業サービスになります。
※売買する「プラネット」はスペーストレード内で使えるデータのようなもの
その仕組みを一言で例えるなら、トランプのババ抜きと同じ仕組みです。
AさんがBさんに1万円で販売
↓
BさんがCさんに1万2000円で販売
↓
CさんがAさんに1万4000円で販売
実際には数千、数万人単位で商品の価格を10%~20%上乗せしながらプラネットの売買を繰り返えすので、購入した金額よりも高く他の人に転売することで売買益が得られる仕組みになります。
理論上は最終的に買い手が付かなくなるまでは全員が利益を得られるので、誰でもすぐに利益を得られる投資、副業としてスペーストレードの勧誘が行われているようです。
逆に最後に売れなかった人が負け(損失)になるので、トランプのババ抜きをイメージすると分かりやすいですね。
お金を払ってババを引き、他の人に引かせることが出来れば勝ちで、引かせられなければ負け。
まるで生き残りをかけたデスゲームのようですね。
スペーストレードの仕組み、流れをザックリ解説
スペーストレードでのプラネット取引は以下の手順で行われます。
①予約
②抽選
③当選
④購入
⑤保有
⑥売却
上記6つの手順全てを説明すると日が暮れてしまうのでザックリ説明していきます。
■ 予約~購入
スペーストレードでのプラネット購入は抽選方式となっており、抽選予約をした当選者の中から毎日購入者が選ばれます。
プラネットの抽選予約には1枚15円のチケットという手数料が必要で、チケットの支払い枚数に応じて抽選が行われます。
当選した場合はチケットが消費され、プラネットの購入資金の振り込みを行います。
落選時はチケットが消費されずに変換されるので次回の抽選に再使用することが出来ます。
抽選時間は毎日17時に発表されるので、当選したら発表の翌日中にプラネットの購入資金を振り込んで購入が完了です。
■ 保有~売却
購入したプラネットは即転売できず、プラネットごとに定められた期間保有することで購入金額よりも上乗せされた価格で売却することが出来るようになります。
【プラネット保有期間の一例】
※プラネットには種類があり、それぞれ利率や期間が異なる
最大価格には上限があり、上限に達すると価格を等分し複数個に分裂する
・MARS 利率14% 期間8日
・VENUS 利率15% 期間7日
・SUN 利率18% 期間8日
指定期間が過ぎると表示された利率が上乗せされて自動で売却となり、購入者からの振り込みを確認したら売却完了となります。
ここまでがスペーストレードを利用する際の流れになります。
スペーストレードは結局、どこが怪しいのか
そもそもスペーストレードのビジネスモデルは誰かが全員の損を被る仕組みなので、運悪く売れないプラネットを持ってしまった人はほぼ確実に負けます。
それ以外にも懸念点や怪しい点がいくつかあるのでここでお伝えしておきましょう。
プラネット自体に価値の裏付けがない
スペーストレードで利益を出すための取引に使う商品の「プラネット」は、現時点でスペーストレード内での取引しか使用用途がありません。
「スペーストレードで売れない」=「2度と誰にも売れない」
という構図になってしまうので、万が一スペーストレードが倒産したりサービスを終了してしまえばプラネットの価値は突然ゼロ円になってしまうんですね。
破綻前提のビジネスモデル
スペーストレードで売買するプラネットは、買い手が付かなくなった最後の保有者が必ず損をする仕組みとなっています。
もし、スペーストレードを始める場合は誰かが被害者になることが確定しているビジネスモデルだと理解しておく必要があります。
誰も言わないので言いますけどスペーストレードは「誰か一人が地獄を見てでも自分は利益を狙いたい」という、結構危険な思想の元で作られています。
既に破綻してる可能性も
TwitterなどのSNSを見ると「スペーストレードでプラネットが売れなかった」という方の投稿がちらほらと確認できます。
中には100万円以上の売れないプラネットを保有してるという人もいらっしゃいました。
人気の無いプラネットや価格が上がり過ぎたプラネットは売れなくなる傾向があるみたいなので、そうなると最低でも10万円近い損失が確定します。
高いプラネットだと1つで30万円以上するので、購入自体がそもそもハイリスクという見方が強くなっています。
利用者間では騙し合いが始まってるらしい
スペーストレードの利用者同士が情報交換を行うオープンチャットでは
・○○セミナーに行くと買い手が見つかるらしい
・○○というプラネットの売れ行きが良いらしい
などの情報が飛び交っているのですが「おすすめされたプラネットをいざ購入すると全然売れないプラネットだった」みたいなケースが出てきています。
自分が抱えている不良在庫(売れないプラネット)を誰かに売りつけるためにウソの利益報告をしたり、売れ行きが良いなどの嘘をつくユーザーもいるんだとか。
まぁ騙し合いというより誰かに損を押し付けるビジネスモデルなので、確実に誰かが地獄を味わうことになります。
「勝たなきゃ誰かの養分…。」
最悪の場合は自分が誰かを勧誘して売れないプラネットを買わせればいいんですから。
誰かを地下施設送りにしてでも利益が欲しい人向けのサービスなので、始める方は相応の覚悟を持って挑みましょう。
続いて、スペーストレードの運営会社について調査を進めていきます。
スペーストレードの実態を調査
まずはスペーストレードの運営会社がどこにあるのか?登記情報や本社のある住所などを調査していきます。
スペーストレードの本社はバーチャルオフィス
スペーストレードの公式サイトに記載された所在地を確認したところ、東京都丸の内にあるバーチャルオフィスの住所となっていました。
場所自体には何の問題もないんですが、個人的には顧客の個人情報を管理する企業の本社がバーチャルオフィスだと不安だなぁって感じです。
代表者の情報は確認できず
スペーストレードを立ち上げたとされる2名の代表者「佐々木拓椰」「武田雄成」について調べましたが、2名に関する情報は見つかりません。
唯一見つけたのは、代表者である「武田雄成」が「SPACE MATCH株式会社」という別の企業にて、個人情報取扱責任者として表記されているのを見つけました。
で、このスペースマッチがどんなサービスなのかと言うと…
公式サイトには「投機や投資などでの躓きをポイントに変換し全国のサービスを優待プランで利用できるプラットフォーム」という記載が。
「投機や投資の躓きポイントに変換」は投資での損失を指すのでしょうか?
一般的な解釈として「躓き」は「転ぶ、失敗」という意味で使われることの多い言葉ですから、スペーストレードでの損失=売れないプラネットをポイントに変えられる可能性が高そう。
スペーストレードの今後、将来性
スペーストレードは誰かに損を押し付けるビジネスモデルなので、新規参入者が増え続けないといずれ購入者がいなくなり破綻することになります。
今は利益が出てるからいいかもしれませんが、そう長くは続かないので撤退する時期が死ぬほど重要です。
需要の無い商品の価格を無理やり吊り上げてるだけに過ぎず、いつかそのしわ寄せが必ず訪れます。
ババを持った状態で終わらないように立ち回るのが一番重要です。
いつ価値が無くなるか分からない商品に数十万出すくらいなら、仮想通貨やFXをやった方が無難に利益が狙えるだろうなと個人的には思ってます。
スペーストレードは詐欺ではないですが絶対に誰かが損をする生産性のない自家発電コミュニティなので、ハマり過ぎないようにしましょう。
スペーストレード やるなら仕組みを理解して数カ月
スペーストレード自体は長期的に続くビジネスモデルではないので、そこを理解して上手く立ち回れば利益を出すことが可能なはずです。
私の好きな漫画で「闇金ウシジマくん」という作品の中に、こんなセリフがあります。
「強い国は弱い国から奪い、資本家は労働者から奪い、政治家は国民から奪う。世の中は奪い合いだ。奪うか奪られるかなら、俺は奪る方を選ぶ」
正にこの感覚ですね。
「自分がやられるくらいなら、やってやる」
スペーストレードを始めるならこれくらいの気持ちでお金を奪い合いましょう。
金の奪い合いに参加したくない方は素直に安定して利益になる投資や副業を始めた方が良いです。
直近だと利益が出たという口コミが多い「シャニカ(SHANIKA)」がいい例ですね。
数十万単位の利益報告がほぼ毎週ペースで入ってるのと、月単位だと100万以上の利益を上げた人もいるみたいです。
ご興味のある方は個別で調査を行っているので、調査記事をご覧ください。
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スペーストレードの口コミ
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