スズバースの光と影。話題のメタバースに潜む「怪しさ」を検証

名前スズバース

スズバースの光と影。話題のメタバースに潜む「怪しさ」を検証

AIやブロックチェーン技術を駆使した新しいWeb3サービス「Suzuverse(スズバース)
 
 
仮想空間での交流や、歩くことで仮想通貨を得られる斬新なコンセプトは、多くの人々の関心を惹き付けています。
 
 
しかしその一方で、「怪しい」「ポンジスキームではないか」といった疑念の声や、運営体制に対する不安の声も後を絶ちません。
 
 
本記事では、スズバースが持つ両側面、特にその”怪しさ”や注意すべき点に焦点を当て、その実態を解説します。

スズバースの怪しさの正体

スズバースは、AIアバターとの対話機能「CheerCast」や、歩くことで報酬を得られる「SUZUWALK」など、革新的なサービスを提供しています。
 
 
しかし、そのイメージの陰に隠れて、多くの人が”怪しい“と感じる要素がいくつか存在しているのです。

過去の影?MLM疑惑と現在の制度

スズバースに怪しいイメージが付き纏う大きな要因の一つは、サービス開始当初に採用していたビジネスモデルの「マルチレベルマーケティング(MLM)」。いわゆるネットワークビジネス形態を取り入れていた事です。
 
 
MLMは紹介者を通じて会員を増やす仕組みですが、その手法や構造がしばしば社会問題に。強引な勧誘・高額商品販売への批判・無限連鎖講(ネズミ講)との類似性を指摘される事があります。
 
 
スズバース運営側によれば、2023年以降はこのMLM形式を廃止。現在はアフィリエイト制度に移行したとの事です。アフィリエイト自体は成果報酬型の広告手法として一般的に認知されていますが、過去にMLMを採用していた事実がサービスへの不信感として残っています。
 
 
SNS上では「マルチだから関わらない」という直接的な意見や、「ファストフード店で見知らぬ人から謎の勧誘を受けた」といった、勧誘方法に関するネガティブな体験談も。さらに、「ポンジスキームではないか」という疑いの声も完全には消えていません。
 
 
ポンジスキームとは、新規参加者から集めた資金を既存参加者への配当に回すことで、事業が成功しているように見せかける詐欺的手法。スズバース側はあくまで「サービス利用の対価としてトークンが支払われる仕組み」と説明していますが、仮想通貨を用いた経済圏の中で、資金の流れやトークン価値の裏付けが外部から見て透明とは言い難い状況ですね。

「歩くだけで稼げる」の裏側

スズバースの主力機能SUZUWALKは、「Move to Earn(動いて稼ぐ)」というコンセプトに基づき、ユーザーが実際に歩くことで仮想通貨トークンを獲得できるサービスです。
 

SUZUWALK公式サイト
 
日常の”歩く”という行動が収益に繋がるアイデアは魅力的で人々の関心を集めていますが、この「歩くだけで稼げる」というキャッチフレーズの裏には知っておくべき現実があります。
 
 
まず、SUZUWALKを始めるには初期投資が必要。具体的にはNFT(非代替性トークン)として発行されている「スズワンコ」と呼ばれるデジタルペットを購入する必要があるのです。このスズワンコNFTは、共に歩き、世話をすることでトークンを獲得する鍵となるアバター。NFTの購入には一定の費用が掛かり、価格も決して安価ではないため、始めるためのハードルとなっています。
 
 
そして、最も気になるのが実際の収益性でしょう。“歩くだけで稼げる”という言葉から手軽に高収入が得られると期待するかもしれませんが、現実はそう単純ではないです。SNSなどの口コミでは、「1日約60円、月に1,600円程度」といった具体的な収益報告がある一方で、「思ったほど稼げない」という声も少なくありません。獲得できるトークン量は、歩行距離・時間・所有するスズワンコNFTの種類・レベル・スズワンコとの関係性(世話の状況など)によって大きく変動します。そのため、初期投資を回収し利益を出すまでには、かなりの時間と継続的な活動が必要です。
 
 
また、獲得したトークン(主にSZT)の価値は、仮想通貨市場全体の動向やスズバースプロジェクト自体の人気に左右されます。せっかく歩いてトークンを貯めても、その市場価値が下落すれば、円などに換金した際の収益は期待できないことも。場合によっては、初期投資すら回収できないリスクも存在するため、「簡単に稼げる」というイメージとは異なり、仮想通貨投資としての側面とリスクを理解しておく事が大切です。

運営者の経歴から透ける不安要素

サービスの信頼性を評価する際、運営企業の透明性や代表者の経歴は重要な判断材料となります。
 
 
スズバースを運営しているのは、シンガポールに拠点を置く法人「Suzuverse Pte. Ltd.」で、その代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)を務めるのが宮内亮治氏です。
 
 
宮内氏は日本の実業家であり、特にIT業界では知られた存在。かつて、堀江貴文氏と共に株式会社ライブドア(後のLDH)の成長を支え、取締役としてM&A戦略などを担当していました。
 
 
横浜商業高校卒業後、税理士事務所勤務を経て、法律事務所と税理士事務所を統合したコンサルティングファームを設立。その過程で堀江氏と出会いライブドアに入社した経歴の持ち主です。
 

宮内亮治の画像
 
しかし、宮内氏の経歴には影の部分も存在します。
 
 
2006年に発覚したライブドア事件に関与したとして、証券取引法違反(偽計、風説の流布)の罪に問われ、懲役1年8ヶ月の実刑判決を受けました。
 
 
この過去は、宮内氏のビジネス倫理やコンプライアンス意識に対する疑問を抱かせるもので、彼が率いるスズバースプロジェクト全体の信頼性にも影響を与えかねません。

仮想通貨とNFT

スズバースはエコシステムの中核に、独自の仮想通貨トークンとNFT(非代替性トークン)を位置付けています。サービス内で使われる主なトークンは、「Suzuverse Token(SZT)」や「Suzuverse Governance Token(SGT)」など。
 
 
これらは、SUZUWALKでの報酬として獲得できたり、サービス内のアイテム購入や機能利用に使用できます。また「スズワンコ」やアバター用のアイテムなどもNFTとして発行・販売されており、ユーザーはこれらを所有・取引する事が可能です。
 
 
上記のブロックチェーン技術は、Web3時代の新たな体験や仮想空間内での経済活動を実現する上で重要な役割を果たしています。獲得したトークンは一部の海外仮想通貨取引所(例:MEXCなど)に上場しており、理論上はビットコインや他の通貨、最終的には日本円などに換金することも可能です。
 
 
これは、ゲーム内活動が現実の価値へと変換される可能性を示しており大きな魅力の一つ。ですが、仮想通貨とNFTにはその革新性と反対に特有のリスクも存在します。仮想通貨の価格は非常に不安定短のため、期間で価値が数十%、時にはそれ以上変動することも珍しくありません。
 
 
スズバースの独自トークンであるSZTやSGTも例外ではなく、その価値は市場感情・プロジェクトの進捗・規制動向など、様々な要因によって左右されます。投資対象として見た場合、高いリターンが期待できる可能性がある一方で、大きな損失を被るリスクも常に伴うことを認識しておく必要があるのです。
 

スズバースの評判とサービスの課題

スズバースに関するユーザーの評価は一様ではないです。
 
 
機能や体験に対して肯定的な意見もあれば、不満や懸念を示す声も数多く存在します。

良い口コミ:手軽さと新体験、そして癒し

肯定的な意見として最も多いのは、SUZUWALKの手軽さや楽しさを評価する声です。
 
 
「通勤・通学時の歩く時間が無駄にならない」「散歩しながらポイントが貯まるのが楽しい」といった感想から、日常生活に取り入れられる利便性が評価されていると分かります。
 
 
また、NFTゲームとしての側面。例えば「たまごっち」のようにスズワンコを育てたり、お世話したりする要素を楽しんでいるユーザーも少なくありません。
 
 
AIアバターとの対話機能「CheerCast」についても、ポジティブな評価が見られます。
 

CheerCast公式サイト
 
「AIと会話することで精神的にリラックスできる」「日常の癒しとして役立っている」といった声があり、単なるチャットボットを超えた精神的なサポートや、孤独感の緩和といった側面で価値を見出しているユーザーも。
 
 
AIとの対話が予想以上に自然で、心地よいコミュニケーション体験を提供していると感じる人も多いようです。
 
 
仮想通貨やWeb3技術に興味はあるものの、投資や複雑な操作に抵抗がある人々にとって、スズバースが比較的簡単なスマホアプリを通じてこれらの技術に触れる入り口になっている点も肯定的な側面と言えるでしょう。
 
 
ブロックチェーン技術やNFTといった新しい概念をゲーム感覚で体験できる敷居の低さは、多くのユーザーにとって魅力的なポイントとなっています。

悪い口コミと直面する課題:収益性・リスク・不信感

スズバースに対する否定的な意見や懸念の声も根強く存在。最も頻繁に聞かれる不満の一つが、収益性に関するもの。
 
 
NFT購入の初期費用が高額にも関わらず、「実際に稼げる金額は期待ほど大きくない」という現実に失望するユーザーは少なくないです。
 
 
前述の通り、仮想通貨トークンの価格変動リスクも大きく、安定した収入源としては期待しづらい面が。
 
 
また、過去のMLM採用歴や運営者の経歴から生じる不信感も、依然としてサービスの評価に影響を与えています。
 
 
「マルチ商法の要素があるから距離を置いた方が無難」といった意見や、強引とも取れる勧誘方法への批判も。
 
 
仮想通貨やNFTに詳しくない人々が、十分な知識を持たないまま誘われるケースに対する懸念の声も上がっています。

⚡緊急案内⚡

スズバースの口コミ

  • 投稿者名:匿名
    要注意

    昔から怪しいよ

口コミ投稿フォーム

ファイル名:

ファイルサイズ:

まだファイルがありません。

即金900万検証済!最強投資ファンド