通貨名 | TRON(トロン) |
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通貨コード | TRX |
発行元 | 非営利団体トロン財団 |
システム | イーサリアムベース |
総発行枚数 | 1000億TRX |
公式URL | https://tron.network/enindex.html |
仮想通貨「トロン(TRX)」の今後を予想
動画や音楽など、エンターテインメント作品の個人売買が行えるプラットフォームが発行する独自通貨の「トロン(TRX)」。
日本初上場となるビットポイントでの取引開始が告知されたことでその人気が再燃している。
果たしてトロンの価格は上場によって上がるのか?
今回の調査レポートでは…
・トロンの価格動向について
・プロジェクトの将来性
・日本上場による価格への影響
などをまとめています。
このレポートを読むだけでトロン(TRX)の現状と今後について5分で理解することが出来ます。
お時間のある方は是非、ご一読ください。
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2019年1月29日追記:「BTT」のトークンセールが15分で完売
バイナンスローンチパッドでのみ購入が可能であった「BitTrrentToken(BTT)」のトークンセールが、僅か15分で完売となりました。
「TRX(トロン)」財団の子会社である「BitTrrent」が発行したトークンであり、TRX(トロン)の基盤を使用したTRC10トークンとなっており、今回の発行量は日本円にして7億7000万円となっており、その人気の高さが伺える結果となりました。
なお、バイナンスのCEOである「CZ」氏は、システムエラーがなければ18秒で完売していた、という声明もTwitterで発表しています。
日本国内で募集される詐欺まがいのICO案件とは別次元ですね(笑)
・サンフランシスコでのカンファレンス
・BTTのトークンセル
・BTTのエアドロップ
など、2019年1月にしてこのイベントの多さに少し驚きました。まともに動くプロジェクトが少ない中で、これだけのニュースを出してくれるのはホルダーにとって安心材料となったことでしょう。
今後の動向にも期待したいところでございます。
TRX(トロン)については今後も最新情報を随時更新していきますので、お楽しみにどうぞ。
2019年1月22日追記:「TRX(トロン)」の保有者に総流通量の20%をエアドロップ
「BitTorrent社」社が発行する新たな仮想通貨「BitTorrent Token(BTT)」がバイナンスの審査をクリアしたことは記憶に新しいですが、「TRX(トロン)」の保有者に対して「BTT」がエアドロップされると発表されました。
配布日時については「TRX(トロン)」のブロック№が6,600,000に達する予定日である2019年2月11日とされております。
このエアドロップに関する注意点としては、100TRX以下の残高に関しては対応しないと公式発表がなされておりますので、BTTを受け取りたい方は100TRX以上をバイナンス口座にて用意している必要があります。
配布量については1TRX=0.11BTTとなっております。
このエアドロップの開催発表や同月17日、18日にサンフランシスコで開催された「TRX(トロン)」主催の「niTROn Summit 2019」などの材料もあり、価格は約2倍近くにまでに跳ね上がる急騰を見せました。
エアドロップが配布される2月11日以降についても、毎月11日にエアドロップが開催されると発表されていますので、今後も要注意な仮想通貨の一つであると言えるでしょう。
2019年1月16日追記:仮想通貨取引所「ABCC」と「TRX(トロン)」が協業を発表
「TRX(トロン)」の創業者兼CEOを務める「ジャスティン・サン」が1月15日、トロンを基盤としたTRC10トークンをABCCに上場させると発表を行いました。
元々「ABCC」についてはTRCトークンの上場について示唆するツイートを行っていましたが、ようやく正式な発表となりましたね。
今後のDapps市場ではTRXやEOSが覇権を握るのでは?と言われておりますが、そうなる日もそう遠くはないのかもしれません。
仮想通貨トロン(TRX)とは
動画や音楽などの作品をアップロード出来るプラットフォームが発行した独自の仮想通貨になります。
無断コピーや違法アップロードによって、本来の制作者に支払われるべき対価が支払われていないという問題を、ブロックチェーンを活用して解決することを目的としています。
▼簡単に説明すると
ブロックチェーン上に作品を投稿することで作品をコピーや違法アップロードから守り、クリエイターに正当な対価が支払われるように販売の補助を行うというモノです。
そのプラットフォーム内で利用する通貨として開発されたのが「トロン(TRX)」となります。
では、トロン(TRX)の価格は今後どうなっていくのか?を続けて解説していきます。
トロン(TRX)の今後の価格動向について
トロンの価格は今後、長期的に価格上昇を遂げる可能性が高いと考えています。
理由①:プラットフォームが全て稼働するのは2025年の予定
トロンは開発初期段階から、プラットフォームは2025年に完全に稼働させるというロードマップを公表しています。
トロンのメインプロジェクトであるプラットフォームが完全に動き出すまでに4年かかるという点から、短期間での価格上昇に繋がる材料が出にくいアルトコインであると考えています。
また、数年に渡るロードマップが細かく決められていることから、投資家もトロン運営陣の動きを織り込んで投資判断を下す事が予想されます。
理由②:大手取引所には既に上場済み
2021年3月17日にビットポイントで日本初上場を果たすわけですが、世界的に見ればトロン(TRX)はほとんどの大手取引所に上場している有名なアルトコインの一つです。
多くの取引所に上場しても価格が上がらなかったアルトコインというイメージが強く、新規上場による思惑買いが入る可能性はお世辞にも高いと言えないのが正直な所。
長期的なプロジェクトとして着実に動く将来性のあるプロジェクトである反面、短期間での価格上昇を遂げにくいアルトコインであるというのが個人的な見解です。
日本上場でトロン(TRX)の価格はどうなるのか
2021年3月17日に予定しているビットポイントへの上場による価格への影響は大きくないと予想しています。
先ほどもお伝えしたように世界で大手と呼ばれる取引所にはほとんど上場を果たしており、上場を材料として価格が上がらないコインというイメージが強くなっています。
ただ、トロンも時流を無視した運営を続けているわけではなく、新たにトロンの独自チェーンで開発したDEX取引所(DeFi)やNFTの発行なども積極的に行っているんですね。
これからトロン独自のエコシステム拡大に向けた動きが活発になる事が予想されるため、2021年内に大きな動きがあった場合には短期的な価格上昇もあり得ますが、基本は長期的な価格上昇を見込むアルトコインであると考えています。
トロン(TRX)のまとめ
トロンが作り出す独自のエコシステムが拡大していけば、2021年にブームとなるであろう独自チェーン系のアルトコインとしてかかく高騰を見せる可能性を秘めています。
NFTやある意味失敗したDeFiへと上手く参入することで、トロンをベースにした仮想通貨プロジェクトが今後も増えていくのではないでしょうか。
TRONの特性を考えると長期保有はまだ先と思ってますが、今の値頃はお買い得感もあるし、今年の暮れまでには一旦上がりそうなので、中期保有のつもりで来週あたり買ってみようかと思ってます。