永島ひろとの5億り人創出プロジェクトが夜逃げしたかもしれない
「永島ひろとの5億り人創出プロジェクト」が、口コミの評判では詐欺と言われている件について調査。実際に購入した利用者からの口コミと共に、独自に調査を行った。商品説明で語られる仮想通貨のインサイダー情報、ICO情報は本当に入手しているのだろうか…。
「インサイダー情報とSランクのICO案件がある…」そう話すのは、元FXトレーダーであり、現在は仮想通貨のブローカーとして活躍しているという「永島 ひろと」氏。一般には出回らない仮想通貨の暴騰情報を入手できるという彼が提供するのは
「5億り人創出プロジェクト」というもの。
元手0円から5億円を稼がせると語る「永島 ひろと」の真意とは…。
目次
・「永島 ひろと」は、なぜインサイダー情報を入手できるのか?
・お次は出所不明のICOで大博打
・永島ひろとは「極悪」「詐欺」「危険」
・通貨だけじゃなく、会社も仮想だった
・夜逃げという最悪のケース
・まとめ
「永島 ひろと」は、なぜインサイダー情報を入手できるのか?
連日、様々なメディアで仮想通貨に投資し億を超える利益を出すことに成功した投資家、
通称:「億り人(おくりびと)」が話題となっておりますが、今回はそれを優に超えた利益である「5億り人」を創出するためのプロジェクトが立ち上げられた模様。
商品名は「永島ひろとの5億り人創出プロジェクト」というもので、知識、経験、スキルは一切必要なく、前代未聞の歴史を変える技法を使用しているとの事。
一体どのような技法なのか。商品ページ内に掲載されていた解説動画を確認すると、どうやら「永島 ひろと」という人物が、仮想通貨の大口投資家から仕手やインサイダー情報といった、価格に関する情報を入手することが出来る環境にあるらしい…。
確かに2018年1月末に国内大手取引所「ビットフライヤー」に仮想通貨「LISK」が上場した際には、関係者が「LISK」の上場前に購入し、価格が急騰したことは記憶に新しいですよね。「ビットフライヤー」の関係者はさぞ儲かったことでしょう。
こういったインサイダー情報というものは確かに存在するのですが、あくまで取引所の関係者など、ごく一部にしか情報は出回る事がありません。では、「永島 ひろと」は何故、インサイダー情報を入手できる状況にあるのか。
この動画内情報元は大口投資家であると説明していますから、いくら投資金が潤沢な大口投資家とはいえインサイダー情報を入手できる可能性は極めて低いはず。
そして、現在は仮想通貨に関する仕手やインサイダーは違法ではないものの、今後法整備がなされた際には違法行為になる事が考えられます。気づいた時には犯罪者、なんてこともあり得るでしょう。皆さんも注意してください。
お次は出所不明のICOで大博打
「永島ひろとの5億り人創出プロジェクト」では、3つの段階を経て5億円を稼いでいくとページ内には記されています。その内容というのが
step1:仕手情報、インサイダー情報の活用
step 2:専用システムでの自動売買
step 3:インサイダー情報、ICO情報の活用
最終的には出所不明のICO案件に500万円投資するという、半ばギャンブルのような方法を提案していることが分かります。9割が詐欺と言われるICOの中から、確実な情報を仕入れるなど誰にも出来ないでしょう。
今後はICOに関する法整備が行われることが予測できますから、上場しないICOに投資してしまうなどと言う状況も考えられます。ましてや、その情報は「永島ひろと」だけが勧めるICO案件。安易に信用すべき情報ではないことは確かです。
「極悪」「詐欺」「危険」
「5億り人創出プロジェクト」を立ち上げた「永島 ひろと」は一体どのような人物なのか。フルネームで検索を行うと、見つかる情報は「極悪・詐欺・危険」などと書かれたWEBページばかりが見つかります。
見つかる情報は「5億り人創出プロジェクト」関連のものばかりとなっていますので、業界で話題の人物というよりは今回の件で話題になった程度の人物であることが分かります。
掲載されていた動画の中では過去にFXトレーダーとして活躍していたと話していましたが、FX関連のキーワードで検索を行っても情報は見つかりませんでした。情報商材を販売するのは今回が初めてであると見て問題ないでしょう。
FXで稼いでいた経歴があるのであれば仮想通貨ではなくFXの情報商材を販売したはず。それにも関わらず、仮想通貨の情報商材を作成したのはやはり、ブームだからという事が大きな理由であると考えられます。
仮想通貨業界との深い繋がりを持つような事を話す「永島 ひろと」でしたが、本人の経歴からも、今回の動画で語られた内容の真偽は以前、不明のままです。
会社も「仮想」だった
「永島ひろとの5億り人創出プロジェクト」については、最終的に20万円ほどの有料商品
「TEAM BILLION」の購入を勧められることになります。仕手やインサイダー情報を提供するという謳い文句なだけに、料金は非常に高額です。
作成者は「永島 ひろと」で間違いないのですが、販売会社として記載されていた企業名は「株式会社IROAS RESURRECTION」というものになっています。
この企業を調査していると判明したのですが、所在地はレンタルオフィスの住所が記載されています。「永島 ひろと」が仮想通貨で本当に稼いでいて、その手法が本当に存在しているならば、レンタルオフィスで業務を行うのは不自然ではないでしょうか?」
トレードを行うにも設備的に不便であり、購入者に向けたサポートを行う人員を用意することも困難。果たしてどのような方法で、購入者全員を「5億り人」へと導くのでしょうか?
この情報に気付かない方々は、「永島 ひろと」の話を疑いもせず、仕手やインサイダー情報を貰えると信じて「TEAM BILLION」を購入してしまうのでしょう。
「夜逃げ」という最悪のケースも
レンタルオフィスを所在地とする企業の中には、詐欺を目的とした怪しい業者の存在も確認されています。月額数千円から利用できるという利点と、企業の所有物などがほぼ存在しないため、トラブルの際にすぐ逃げることが出来てしまいます。
突然取引先と連絡が取れなくなり、調べたところバーチャルオフィスやレンタルオフィスだった。という実例も確認されております。もちろん、全ての企業が怪しい訳ではありませんが、その可能性も理解しておくことが重要になります。
今回の「永島ひろとの5億り人創出プロジェクト」については夜逃げしないと信じたいものですが、販売している商品内容を見るとあり得ない話でもないと思います。
5億り人創出プロジェクトまとめ
・稼いだ証拠は提示していない
・インサイダー情報とICOで稼ぐらしい
・ネット上の評判は良くない
・販売業者も仮想だった
稼げる根拠を提示出来ない点や販売会社の怪しさを考えると、安易に購入すべきではない情報商材であるといえるでしょう。インサイダーが違法じゃないなど、おかしな言葉が飛び交う仮想通貨業界ですが、日に日に規制は行われつつあります。ご覧の皆様には、そのような情報に惑わされることなく、しっかりと仮想通貨に投資することをオススメします。
私も被害にあいました
永島ひろと案件で3つで80万円ぐらい被害にあいました
fx-mateも入れと言われましたが今年になってから連絡が出来ない状態です
同じような被害にあわれた方ワールドビジネスサイトで紹介された「enjin」に登録下さい