通貨名 | ARQ coin(アークコイン) |
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通貨コード | ARQ |
発行元 | bitarq社 |
BCプラットフォーム | イーサリアム |
総発行枚数 | 1,500,000,000 |
公式URL | https://bitarq.io/ |
ARQコインに詐欺の可能性。上場できるのか調査
「10倍確定の仮想通貨です」
Googleに掲載されていた仮想通貨の広告。どうやら「ARQコイン」という仮想通貨のICOのようです。2017年に仮想通貨に関する広告が全面的に禁止されたはずですが、未だにICOの広告は表示されている状況に、とても悩ましく思います。
裏を返せば、Googleの規制をどうにか掻い潜ったICOだけが表示されているという事になりますので、グレーな案件だけだと考えればいいのかもしれません。
今回の「ARQコイン」についても、規制されたはずのGoogleに広告を出さなければ資金が集まらないようなものだと考えた方が良いでしょう。その証拠に、私が少し調査しただけでICO詐欺を疑うような状況証拠がいくつも見つかりました。どこが怪しいのか、説明しましょう。
ARQコインの紹介は不適切
様々な場所に広告を打ち出している「ARQコイン」ですが、Twitterを始めとしたSNSサービスでも怪しいアカウントたちが一斉に勧誘を開始している事が分かります。
やれ上場確定だの、嘘八百を並べたツイートを繰り返している事が分かります。中には“購入した”とツイートしただけで不適切な内容であると表示されているアカウントもありました。購入が不適切と判断される程に怪しいICOの「ARQコイン」。この時点で購入するべきではありません。
この「ARQコイン」については、2018年に開設予定である「Bitarq」という名の仮想通貨取引所のICOとしてトークンが発行されました。トークン保持者には売買手数料の割引が入るなど、仮想通貨の取引を行う上ではありがたい特典が付与される形となっております。
ただ、「ARQコイン」並びにBitarq取引所の運営元については、日本ではなくマレーシアに本拠地を置く企業になります。日本では海外の仮想通貨取引所に対する行政処分などが実際に行われている現状から考えると、日本人が取引出来ない可能性も出てくるかと思われます。
ターゲットは日本人だけ
「ARQコイン」の公式サイトでは、世界中の人が参加可能な取引所の解説を目指すという、壮大な事業計画が公開されていました。公式ページ自体も、「英語・中国語・日本語」に対応していることも分かります。では、実際にこの公式サイトは、どの地域からアクセスされているのでしょうか?
どうやら「ARQコイン」の公式ページにアクセスしているのは日本人だけの様です。世界展開をするはずの仮想通貨取引所のはずでしたら、なぜこのような状況に陥っているのでしょうか?
読者の皆様も想像が付くかと思いますが、これは「ARQコイン」が日本でのみ勧誘が行われてるICOであるという事の証拠です。なぜ本拠地をマレーシアに置く企業が日本人だけをターゲットにしたICOを行うのか。恐らくは日本人が騙されやすいからという事が一番の理由ではないでしょうか。
信用度「E」判定
海外のICO案件をまとめたICO評価サイトを確認したところ、どの評価サイトにも「ARQコイン」という名のICOは掲載されておりませんでした。日本でしか勧誘が行われていないのですから、当然と言えば当然の結果ではあります。
ただ、唯一「ARQコイン」について掲載されていたコインスケジュールという評価サイトでは、その信用度は最低評価である「E」と掲載されていることが確認出来ます。
もはやギャンブルにもならない程の可能性しか秘めていない「ARQコイン」。今SNSでは今でも上場確定、10倍確定の仮想通貨であるなど、盛んに勧誘が行われています。私の様に少し調べるだけで、そのICOが詐欺(SCAM)なのかどうかが分かるようになります。
日本ではまだ、仮想通貨の法整備が行き届いていないという状況から、今後も日本人をターゲットにしたICOや投資詐欺などは増えていくことでしょう。少なくとも、「ARQコイン」のように露骨なICOI詐欺には騙されないように、知識をつけていきましょう。
「ARQコイン」のまとめ
- 怪しい奴らが勧誘を行っている
- 公式サイトへのアクセスは日本からのみ
- 日本人だけをターゲットにした詐欺の可能性も
- 信用度のスコアはE判定
私はビット先生からアークを知ったが、ビットアーク以外の案件も結局飛んだよ。結局SNS上だけの存在なんでいくらでも逃げれるし、いまも他の奴らがやりたい放題してる。