通貨名 | Basic Attention Token |
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通貨コード | BAT |
トークン企画 | ERC20 |
総発行枚数 | 15億BAT |
公式サイト | https://basicattentiontoken.org/ |
BATトークンの価格は今後どうなるのか解説
今回は、仮想通貨「BAT」の価格は上がっていくのか?について考察していきます。
不要な広告をカットする機能が備わったwebブラウザ「Braveブラウザ」の独自トークンとして開発された「BAT(ベーシックアテンショントークン)」。
日本でも複数の取引所に上場やテレビCMの放映などで認知度が高まりつつあるトークンですが、今回は投資対象として魅力的なのかどうかに要点を絞って解説。
今後の価格に影響を与えるイベントや価格上昇が見込める具体的な時期についても捜査してきました。
BAT(ベーシックアテンショントークン)とは
webブラウザ「Brave」が発行する、イーサリアムブロックチェーンを使用したERC20トークン
ブラウザ内で使用できるほか、Braveブラウザ内に表示される特定広告を閲覧することで、広告料としてBATが配布される仕組みとなっています(日本では法律の兼ね合いでBATではなくBATポイント(BAP)が付与)。
BATの将来性は高いのか?
BATの価格は今後上がっていくのか?という点については。短期間で大幅な価格上昇を迎えるのは難しいとみています。
詳しく説明していきましょう。
理由①:競合他社が強い
BATの要といえるBraveブラウザは、広告を自動でカットできるという素晴らしい機能を備えたwebブラウザです。
しかし、2021年現在のwebブラウザシェアは
・Googlechrome
・safari
・edge
・Firefox
などが90%近いシェアを占めており、これらのwebブラウザからシェアを獲得していく必要が有ります。
現時点で「Brave」を利用するメリットとしては、広告カットと表示速度の速さになるため、このままではシェアを奪うのが難しいと言わざるを得ません。
BATトークンのホワイトペーパー(仕様説明書)にも「BATはBraveで利用されるほど価値が高まっていく」と記載されていますので、Braveブラウザのシェア獲得が価格上昇のカギを握っていると考えて良いでしょう。
とはいえ、広告カット機能は非常に重宝しているため、個人的には応援したい所です。
理由②:新規上場という材料が出にくい
BATは既に、世界最大手の「バイナンス」や日本国内の仮想通貨取引に上場を果たしています。
今後上場していくのは大手以外の取引所がメインとなるため、上場という好材料による短期間での高騰が起き辛い仮想通貨となっています。
上記の2点から、BATは短期間での爆上げ、高騰が起き辛い仮想通貨仮想通貨だと考えています。
とはいえ、Braveブラウザの将来性や機能面については素晴らしいものなので、長期的に見た場合はBATの価格は上がる可能性が高いと見ています。
今後BATの価格に影響を与えるイベント
2021年2月現在、BATやBraveブラウザに関してのイベントは発表されていませんでした。
なので、今後起こりそうなイベント、価格に影響を与えるタイミングを考察していきます。
①:日本でBAPとBATが交換可能に
Braveブラウザの広告閲覧で配布されるBAPは、現在BATに換金することが出来ないため使用先が非常に限られています。
日本の資金決済法が改正され、BATトークンへの変換が可能となったい際にはBATの価格に大きな影響を与えることが予想されます。
BATが貰えるブラウザとして新規ユーザーの増加も見込まれるため、大幅な価格上昇もあり得るでしょう。
ここ数年は5月~7月辺りに改正されているため、いまから仕込んでおくという選択肢もありますね。
②:Braveブラウザの広告主が増加
Braveに広告を出稿する企業が増加した場合、大手企業が広告を出しているブラウザとして知名度が向上。
また、新たな資金調達が行えたことによりユーザーに還元されるトークン量が増えるといったことも。
2020年にはアマゾンやインテルといった大企業もBraveに広告を出していますから、2021年に新たな広告主が現れた際には価格動向に注視したいところです。
以上が今後、BATの価格に影響を与える可能性があるイベント、情報となります。
Braveブラウザの今後の将来性について
Braveブラウザの将来性を左右する今後の課題としては、
・シェアの獲得
・広告主の獲得
・日本でBAT配布
が重要となるでしょう。
仮想通貨の認知度が上がり、今まで仮想通貨に触れたことの無い方にも配布されます。
仮想通貨を知らない人にERCトークンが配れるというのは、仮想通貨市場全体としてみても非常に良い利点です。
法的な理由からBAPを配る事になってしまっていますから、ビットフライヤーのウォレットが実装された段階でBATトークンが付与されるようになればいいなと思っています。
BATのまとめ
Braveブラウザの機能面は素晴らしいものの、好材料が一旦出尽くした感は否めない仮想通貨というのが正直な印象です。
短期目線ではなく長期での保有という形であれば価格上昇の可能性は高く、日本国内の取引所でも利用できるという安心感もあります。
ビットコイン以外の仮想通貨を買ってみようかな、という方にはお勧めできるトークンではないでしょうか。
BATの価格予想が詳しく知りたいという方はBATなどの価格予想を行っている情報サイトがあるのでご覧になってみてください。
Braveの機能を使って特定の広告を閲覧することにより、仮想通貨のベーシックアテンショントークンを受け取ることができるようになりました。今まで日本では換金できなかったんですが、ビットフライヤーでのみ換金できるようになりました。