
サービス名 | c0ban(コバン) |
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運営会社 | 株式会社LastRoots |
会社所在地 | 東京都中央区日本橋人形町1丁目3番6号 AIC共同ビル人形町 5F |
連絡先 | info@lastroots.com |
c0banを厳しく評価していく
2019年4月にはオウケイウェイブの連結子会社となった「c0ban取引所」。
価格の急騰により投資家からの話題を集めていましたが、「c0banは本当に買いなのでしょうか?」
仮想通貨ポリスによる捜査の結果をお話いたします。
c0banの今後はどうなるのか?
c0ban取引所を運営する「株式会社LastRoots」がホワイトリスト入り(金融庁による認可)したことにより、「c0ban(RYO)」の価格は70%の急騰を見せたことで話題に。
現在は新規口座開設で1000円相当のc0banをプレゼントするキャンペーンが開催していることから、今後c0ban取引の利用者が増える可能性があります。
そうなると気になるのは、「c0ban(RYO)」の価格は今後上がるのか?という事。
結論から申し上げますと、このままでは厳しいと思われます。
まず、取引可能なものが「c0ban⇔日本円」のみというところ。
キャンペーン自体は12月6日から開催されているものの、1日の取引高は日本円にして70万円程度となっております。
取引所としての機能が増えることや、他の取引所への上場でも行わない限り、これ以上の需要が高まることはないでしょう。
それに親会社である「オウケイウェイブ」や代表取締役である「松田元」に不信感を抱く投資家も少なくはないはず。
ただ、オウケイウェイブ側も今回ばかりはc0ban取引所に本腰を入れてきているような素振りを見せています。
c0ban取引所は今後、どのような道を進んでいくのでしょうか?これまでの経緯を振り返りながら捜査を進めていきます。
また、見捨てられるのか?
仮想通貨業界でのオウケイウェイブといえば
・手掛けたWobitがICO割れ
・KAZMAXとの関係
正直、良いイメージはもっていないというのが個人的な感覚としてあります。
主な要因は代表取締役の「松田元」の素行によるもので、2018年には「松田元」が資金を運用するという触れ込みでセミナーを開催。
投資家から集めた10億円の資金を運用したものの、結果的に配当を支払うことができずに民事訴訟に発展するなどのトラブルも起きています。
その他にも「松田元」が主導した「WowBit」という仮想通貨がICO(株で言うところのIPO)時点の価格から大幅に下落し、ほぼ無価値な仮想通貨になったとして一部で詐欺ではないかと話題に。
オウケイウェイブ側は「WowBit」に対しての出資も完了しておらず、現在はただ宙に浮いたまま放置されるという状態が続いています。
今回、子会社化した「c0ban取引所」は大丈夫なのでしょうか?一抹の不安を感じますね。
とはいえ、代表取締役である「松田元」については、揉め事は起こすが金を稼ぐのは得意な人物であるという事は分かります。
これまでのICOを含む仮想通貨事業で10億円以上の資金を稼ぎ出したという情報も。
これまでに調達した資金を全て「c0ban取引所」へ投じる。という展開も考えられますから、そういった意味では期待できない投資案件とは断言できません。
今回はオウケイウェイブも本気か
これまでに手掛けた仮想通貨関連事業が不振に終わる中で、今回の「c0ban取引所」についてはオウケイウェイブ側も威信回復のため本気で臨んでくることが予想されます。
国税局や金融庁での勤務経験がある人物や、証券会社の元取締役などが新しい役員として任命。
過去の「WowBit」とは違い、「金は出すぞ~」というポーズを見せているだけではないという事ですね。
なぜ「WowBit」の時に同じレベルのフォローを行わなかったのか疑問は残りますが、今回の「c0ban取引所」に関してはオウケイウェイブ側も本腰を入れているのでしょう。
結局c0banは買いなのか?
ここまでの捜査結果からは、買いだとオススメできる仮想通貨ではないと判断しています。
仮想通貨業者に対するオウケイウェイブの過去の対応をリアルタイムで見ていた一人としては、まだ不安は拭えません。
代表取締役である「松田元」が「c0banはもうダメだ」と見限る可能性もゼロではありませんからね。
経営陣の9割がオウケイウェイブの人間となった今、c0ban取引所はどこに進むのか?
せめて今後のスケジュールを確認してから判断するというのが管理人である私の見解です。
公式サイトに表示されてる24時間の出来高に関しても運営同士が売買を繰り返して作り上げてるような気がしてしょうがない。3万円のできだかね(笑)