キャッスル(Castle)の「西田尚樹」は「操り人形」だった

通貨名キャッスル(Castle)
通貨コード不明
発行元BOPSCONSULTING PTE.LTD.
BCプラットフォームERC-20
総発行枚数500億Castle
公式URLhttp://52.74.92.186/castle-prejp/

ICO「キャッスル(Castle)」が上場できるか捜査

西田 尚樹」というトレーダーが紹介するICO案件。10倍の上昇が確定だと話す彼の眼は、金に目が眩んだ人間が持つ独特の雰囲気を醸し出している。

 

 

公式プレセールはわずか3時間で完売したと配信されるた動画で力説していた「西田 尚樹」だったが、肝心の動画再生回数は僅か1000回という悲しい現実。

 

 

僅か1000人だけが興味を持つICO案件「キャッスル(Castle)」は、本当に完売したのだろうか?そのあたりも含めて、仮想通貨ポリスが独自に捜査を行いました。

 

 

「西田 尚樹」を裏で操る情報商材業界の大物「S」の存在などをご紹介したいと思います。

詳細不明の仮想通貨

「ビットキャッスル(Bit Castle)」という仮想通貨取引所の独自トークンとして発行されたのが、今回ICOが行われた「キャッスル(Castle)」になります。

 

 

最近では「バイナンストークン(BNB)」や「フオビトークン(HT)」など取引所独自のトークンが話題になっておりますので、その流れに乗ったのでしょう。

 

 

まず筆者が気になったのは発行元となるであろう「ビットキャッスル(Bit Castle)」について。セキュリティが高い仮想通貨取引所として立ち上げが行われる予定であり、この話が本当ならば「キャッスル(Castle)」についての信用度も増すはずです。

 

 

ですが、公式ページにはホワイトペーパーが存在しておらず、本当にプロジェクトとして進行しているのかどうかさえ怪しい状態となっています。

 

 

現状では「ビットキャッスル(Bit Castle)」についていくら調べようとも、まともな情報が見つかることがないため、別の視点から捜査を続けていきたいと思います。

 

「キャッスル(Castle)」はほぼ売れてない

「キャッスル(Castle)」のプレセールがどのような形で行われたのか、一つ一つ確認していくことに。まず、今回の募集を代々的に行っていた「西田 尚樹」について。

 

 

彼は仮想通貨のみならず、株や為替などにも投資しているトレーダーであると自己紹介をしていましたが、フルネームで検索をし続けても「キャッスル(Castle)」関連の情報のみが見つかる状況のため、大した実績のないただの個人投資家であることが分かります。

 

 

続いて、「キャッスル(Castle)」のICOに関して情報配信が行われているLINEについて確認していきます。

 

 

配信されるメッセージには10倍確定という倫理的にアウトな言葉が使用されております。不確定な事項を確定と言い切ってしまうことは、断定的判断の提供という法に背く行為となります。

 

 

その他にも「キャッスル(Castle)」に関する質問を受け付けているLINEアカウントが存在しているのですが、これが何とも不自然なものとなっております。

 

 

重要なのは単に情報配信を行うアカウントではなく、「キャッスル(Castle)」に興味を持った方が質問をするアカウントだという事です。

 

 

要するに、「キャッスル(Castle)」に興味を持ったのは2189人だけということに。

 

 

プレセールは3時間で完売したと話す「西田 尚樹」でしたが、限定感を出すためにウソをついている可能性があります。

 

 

おそらくは後日、追加募集でも行うことも予想されますので、その際は注意したほうがいいでしょう。

 

 

※追記:プレセールが完売したとされた「キャッスル(Castle)」でしたが、予想通り追加募集を告げるLINEが筆者の元に配信されました。

 

 

一度販売を終了し限定感を演出。その後は“特別に”などと謳い、何食わぬ顔で販売を再開。古典的ですが非常に有効な手段ですね。

 

 

ただ、ICOのプレセールでこの手法を行う「西田 尚樹」並びに「キャッスル(Castle)」については、悪質と言わざるを得ません。

 

 

情報商材業界の大物「S」が関与している可能性

「キャッスル(Castle)」のプレセールが終了したことにより、LINEでの情報配信は止まるものと予想していたのですが、何やら不穏な不動きが…。

 

 

 

今回配信されたのは「関根義光(通称:せきねもん)」が仮想通貨の情報を配信するという公式LINE。

 

 

「関根 義光」といえば。仮想通貨ポリスでもすでに捜査を行った「ワールドピースコイン(WPC)」のICO案件を紹介しまくっていた人物。

 

 

「ワールドピースコイン(WPC)」については常に上場するする詐欺を行っているものの、数年経過した2018年現在もどこの取引所にも上場していないICO案件のため、詐欺通貨だと評判になっております。

 

 

その他にも仮想通貨取引所である「CryptoPie」の運営を行っていたものの、仮想通貨交換業者の登録を行わずに自主休業という形をとった人物。見切りが早いですね。

 

 

※追記
「ワールドピースコイン(WPC)」は長らく上場していなかったのですが、2018年9月現在は上場をしています。これにて「上場するする詐欺」の疑いは晴れました。(*ノ´∀`)ノ あっぱれ!

 

 

唐突すぎる紹介に面食らってしまいましたが、「キャッスル(Castle)」と「関根 義光」には、何か関係があるのでしょうか?

 

 

両社の関係については捜査を進めると、思わぬ情報が見つかります。実は、「関根 義光」が紹介した「ワールドピースコイン(WPC)」が。2018年6月30日に「ビットキャッスル(Bit Castle)」に上場するというのです。

 

 

どうやら今回のICO案件「キャッスル(Castle)」の裏には「関根 義光」が隠れているとみて間違いないと思われます。

 

 

その証拠として、「ワールドピースコイン(WPC)」のプロジェクトメンバーと「キャッスル(Castle)」のロジェクトメンバーに同じ人物が参加していることも発覚。

 

 

「WPC」については、インターネット上で詐欺コインだと評されていることも確認できるため、まだまだ注意すべき通貨であると筆者は判断しています。

 

 

 

 

LINE@では「関根 義光」が「西田 尚樹」の師に当たる人物であり、キャッスルのプレセール情報を入手していた唯一の日本人であると説明されていますので、両者が裏で繋がっている可能性は限りなく高いとみています。

 

販売会社も怪しい

販売会社として表記されているのはシンガポールに所在地を置く「BOPSCONSULTING PTE.LTD.」という企業になります。

 

 

堅牢なセキュリティを持つ仮想通貨取引所の本社が本当に、この物件を所在地としているのでしょうか?

 

 

シンガポールの事情はわかりかねますが、日本人の感覚からすると不安を覚えるのではないかと思います。

 

 

「キャッスル(Castle)」のまとめ

  • 発行元の取引所が正体不明
  • ホワイトペーパーなし
  • 「関根義光」が関与している可能性大
  • 所在地が雑居ビル

 

 

 

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キャッスル(Castle)の口コミ

  • 投稿者名:チーズ

    資産1000%っていうことで興味を持っていたのですが、こうしてみると本当に怪しいですね…。拠点がシンガポールということで、さぞしっかりとした設備の整っている会社なんだろうなと思っていましたけど…。記事を見る限りあり得ない話なんでしょうか。

  • 投稿者名:匿名

    私が参加しているライングループで一度話題になったんです。10倍になるという触れ込みでしたけど、やはりあり得ないですよね?今時そんな事が確定したICO案件なんて。というか過去に出た何百倍にもなった通貨ですら上場が確定してたものやら何倍になるって確定してたものなんてないのに後発の後発で出てきたICOがそんな事をはっきり言えるはずないですよね。話題になってるからと言ってその気になるのは危険ですね。

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