チェンジリーの使い方、登録方法を1から解説
チェンジリーは、アルトコインとアルトコインを安い手数料で交換できる「両替所」と呼ばれるサービスを提供しています。
本記事ではチェンジリーの登録方法から使い方を1から解説していく共に、チェンジリーのメリット・デメリットや利用時のリスク、日本人は使っていいのか?などを徹底的に解説していきます。
チェンジリーとは
チェンジリー(Changelly)とは、仮想通貨取引所を使わずに仮想通貨の購入したり、他の仮想通貨へ換金したりできるサービスです。
ユーザーはチェンジリーで欲しいコインと購入資金にするコインを決めて送金すれば、チェンジリーが一番安く買える取引所を探して代理購入してくれます。
通常では存在しない通貨ペアでの取引も全て代行してくれることから、手間がかからないとして人気を集めています。
チェンジリーの登録方法
チェンジリーへの登録は1分あれば完了します。
口座開設のやり方
まずはチェンジリーの公式サイトを表示し、ページ右上にある「Sign up」をクリックし、登録画面を表示させます。
メールアドレスや各種SNSアカウントでの登録を選択できるので、自分の好きな登録方法を選びましょう。
個人情報と紐づけたくない方は、フリーメールでも登録できるメールアドレスを選択するのが無難です。
今回はメールアドレスを選択。入力フォームが表示されるので自分のアドレスを入力し「Continue」をクリックします。
「登録確認のメールを送ったから確認してくれ」というメッセージが表示されるので、チェンジリーから届いたメールを確認しメールの中にある「Confirm」というボタンクリックすれば会員登録は完了です。
本人確認は必要ないので、このままチェンジリーの使い方の解説に入ります。
チェンジリーの使い方
両替の手順
1、購入に必要な情報を入力する
チェンジリーのログイン後に表示される「Calculate amount」のページにて、必要事項を入力していきます。
必要事項を入力したら、一番下にある「Next Step」のボタンをクリックして次の画面へと進みます。
2 、入力内容と手数料を確認する
この画面では1で入力した情報と購入に掛かる手数料が表示されます。
※注意
XRPなどの一部の通貨は受け取りアドレスの他に「タグ」や「メモ」の入力が必要です。
未入力の場合、購入通貨を受け取れないこともあるので、必ず確認してください。
購入する数量や受取先のアドレスに間違いが無ければ「Confirm & make payment」をクリックします。
3、購入資金を送金する
最後に購入資金をチェンジリーに送金します。
送金先のアドレスが表示されるので、自分が使っている取引所やウォレットから表示されたアドレス宛に購入資金を送金してください。
以上がチェンジリーでの両替方法になります。
あとは表示されていた時間内に仮想通貨が送られてくるのを待ちましょう。
なお、実際に受け取れるのは表示手数料が差し引かれた分となります。
なんか少なくない?と感じる場合もありますが、途中で確認した手数料だけが引かれているので心配しないでください。
クレジットカードでの決済方法
1、購入したいコインを選ぶ
チェンジリーのトップページの左側にある「Buy」の項目をクリックし購入したい仮想通貨の種類と金額、自分の居住国を入力します。
必要事項を全て入力したら緑色の「Buy」のボタンをクリックします。
2、新たにアカウントを作成する
先ほど入力した情報を元に、チェンジリーが最もお得に購入できる場所を提案してくれます。
基本的に一番上が一番お得なレートで購入できる場所なので、クレジットカードが使えるかどうかを確認して選択します。
購入場所を選択したあとは、購入場所となるサービスのアカウントの作成をチェンジリーを通して行っていきます。
登録用のメールアドレスの入力画面が出るので入力します。
「次へ」をクリック後に配信される認証メールに記載された認証コードを入力。
その後、氏名、生年月日、住所などの入力を行ってアカウント作成が完了します。
3、クレジットカードで仮想通貨を購入する
アカウントの作成が終わると、画面がクレジットカードの請求先住所の入力画面が表示されます。
アカウント作成時に入力した情報と同じであれば、チェックボックスを確認して次のページに進みます。
最後にクレジットカードの情報を入力し、次へを押すとクレジットカードの認証が始まります。
認証が終わったらクレジットカードでの購入は完了です。
受取先に設定したウォレットに仮想通貨が届くのを待ちましょう。
日本語の設定方法
2021年7月現在、チェンジリーは日本語表記に対応していないため、サイト内の表記を日本語に変更することが出来ません。
解決策としては、Googleクロームのブラウザなら標準で翻訳機能が付いているので、疑似的に日本語表記のようにチェンジリーを利用することが出来ます。
チェンジリーを使うのにお勧めのウォレット
チェンジリーを使用する場合、仮想通貨の送金や受取りにウォレットが必要となります。
ここではチェンジリーを使うのに適した仮想通貨ウォレットをご紹介していきます。
▼海外取引所の口座
チェンジリーでは160種類以上の仮想通貨を両替できるので、数千種類の仮想通貨が上場する海外取引所の口座を使用するのが最も簡単な方法となります。
最大手のバイナンス口座を持っていればチェンジリーで両替できる仮想通貨にはほぼ対応出来できますから、チェンジリーを使うならば必須ともいえます。
>>バイナンス公式サイトへ
▼トラストウォレット
トラストウォレットは、70種類以上の仮想通貨に対応したマルチウォレットになります。
対応通貨数は業界トップともいえる種類を誇っており、スマホアプリにも対応しているのでスマホのみで仮想通貨を管理することが出来ます。
また、トラストウォレットは仮想通貨だけでなくNFTの保管やステーキングといった仮想通貨の運用も行えます。
取引所にはない機能が備わっていますが、対応通貨数では取引所に一歩及ばないのでチェンジリーにはあまり向いていないと言えます。
>>トラストウォレットの公式サイトへ
色んな草コインを購入してみたい方は海外取引所の口座、購入だけでなくステーキング運用も行ってみたい方はトラストウォレットを使ってみれば間違いないと思います。
もちろん日本の取引所だけでも利用はできるので、目的に合わせて口座開設やウォレット作成を行っていきましょう。
取引履歴のダウンロード方法
チェンジリーの取引履歴はログイン後のページで「Account」メニューから「History」を選択。
クレジットカードでの購入履歴や各種コインの取引履歴が表示されるので、左上にある「Download CSV」をクリックすれば過去の取引履歴をダウンロードすることが出来ます。
以上を覚えておけば、チェンジリーを完璧に使いこなせるようになるはずです。
チェンジリーでお得に仮想通貨を購入し、色々なアルトコインに投資していきましょう。
チェンジリーの手数料を他社と比較
仮想通貨を取引する上で気にしなくてはならない取引手数料。
一度の取引では微々たるものですが、消費税のように積み重なり相当な金額を取られていることも。
チェンジリーでは取引所に存在しない通貨ペアでも取引の代行をしてくれるので手間が省けますが、手数料は安く済んでいるのでしょうか?
国内、海外の取引所と比較してきます。
日本国内の取引所と手数料を比較
手数料はチェンジリーが断トツで高いですね。
仮に国内の取引所でリップル(XRP)をネム(XEM)に換える場合、通貨ペアが存在しないのでXRPをBTCに戻してからNEMを購入することになり、取引を2回行う必要があります。
国内で2回取引してもチェンジリーの方が手数料が高いので、あまり利用するメリットはないですね。
ただ、日本での仮想通貨取引時の課税タイミングに「仮想通貨から仮想通貨に換えた場合」というものが含まれます。
先ほど例に出したリップル(XRP)をネム(XEM)に換える場合、2回課税タイミングが発生します。
取引中に極端な値動きが起こらない限りは問題ないと思いますが、注意が必要です。
海外の取引所と手数料を比較
日本の取引所と同様に、海外と比較してもチェンジリーの方が手数料が高いですね。
取引する銘柄数も倍以上の差があるので、既に海外口座を利用している方はチェンジリーを使う必要はなさそうです。
チェンジリーのメリット
アルトコインとアルトコインを取引出来る
アルトコインでアルトコインを購入しようとした場合、通常は取引所が取り扱う通貨ペア同士でしか購入することが出来ません。
例えばバイナンスを使ってリップル(XRP)でネム(XEM)を買いたい場合はXRPとXEMの通貨ペアが存在しないため、一度BTCを経由して購入する必要が出てきます。
↓バイナンスでのXEMの通貨ペア
ですが、チェンジリーを使えば取引所に存在しない通貨ペア同士の取引も代行してくれるため、手間や手数料、税金などを減らしてくれます。
対応通貨が多い
チェンジリーでは2021年7月現在、160種類以上のアルトコイン両替に対応しています。
自分が口座を持っていない取引所に上場するアルトコインの購入も可能です。
購入時にはその時々で一番レートが安い取引所を探してくれるので、自分で取引所を探したり口座開設したりする必要が無くなります。
税金の計算が簡単
チェンジリーを使った取引の履歴は全て保存されており、履歴のデータはいつでもダウンロードすることが出来ます。
チェンジリーを使って取引を一本化することにより、取引所ごとに履歴をダウンロードして計算する面倒くさい作業が必要がなくなります。
本人確認なしで使える
取引所であれば住所などの本人確認が必要となりますが、チェンジリーなら本人確認せずに会員登録直後からすぐにアルトコインの両替が可能です。
情報の流出などが騒がれる現代にて、自分の個人情報が洩れる心配がないというのは大きなメリットといえます。
チェンジリーのデメリット
両替中にレートが変動し、損することも
チェンジリーは両替時に一番レートの安い取引所を探してくれるのですが、価格変動によってズレることも。
マイナーなコインになればなるほどに価格の変動率も大きくなるため、両替後の金額が予定よりも少ないなんてことが起きる可能性があります。
海外口座やウォレットが無いと取引できる通貨は少ない
チェンジリーで両替したアルトコインを受け取るためには、それぞれのコインに対応した取引所やウォレットが必要となります。
日本国内の取引所では20種類程度が限界なので、チェンジリーを利用する際は海外口座かウォレットはほぼ必須といえます。
日本語には未対応
チェンジリーでは日本語表記の設定が存在しないので、自分が使っているブラウザや翻訳ツールを使いながら利用する必要が有ります。
Googleクロームのブラウザなら標準で翻訳機能が付いているので、疑似的に日本語表記のようにチェンジリーを利用することが出来るのでお勧めです。
チェンジリーは日本人も使っていいの?
チェンジリーの公式サイトでは、会員登録時に日本人居住者に向けたサービスを制限しているという旨のメッセージが表示されます。
ただ、クレジットカードでの仮想通貨購入を選択した際に居住国で日本を選択することが出来ました。
日本人向けのサービスは提供しないというメッセージは出していますが、日本人でもチェンジリーは利用できると見て良いでしょう。
ちなみに、世界最大手のバイナンスは日本の金融庁から日本人向けに営業をするなと警告が出て、サイト内から日本語表記を削除しただけでお咎めなしという結果になりました。
チェンジリーも2018年頃から日本語表記を削除しているので、法的な理由でチェンジリーが使えなくなる可能性は低いと言えます。
チェンジリーの評判、口コミ
利用者からの良い口コミ
▼コソコソ使ってる
引用元:@MmHapi
▼本人確認無しで使えるのが良い
引用元:@Weed_Man_001
2021年に入ってからもユーザーはチェンジリーを使い続けているようでした。
本人確認の必要なくアルトコインを変換できる点から、愛用されているのでしょう。
建前上チェンジリーは日本人に向けたサービスを提供していませんが、2021年7月時点では日本人でも問題なく利用できる模様です。
利用者からの悪い口コミ
引用元:@yasushetamarki
チェンジリーでの両替が2回連続で失敗した方の意見。
どうやら利用者側のウオレットに不具合があったようで、両替用の資金が送金できないといトラブルに見舞われた様子。
この方も異なるブロックチェーンを持つアルトコイン同士の売買が行える利点について触れていました。
チェンジリーの口コミ、評判で判明したのは
・日本人でもまだ利用してる人はいる
・高い匿名性が評価されている
・取引所を介さない手間の少なさが評価されている
このような意見が多かったです。
チェンジリーの使い方、登録方法やクレカでの購入手順を徹底解説の口コミ
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