サービス名 | タイクーン(Tycoon) |
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運営会社 | Tycoon President |
販売責任者 | 坂崎 |
電話番号 | 不明 |
メールアドレス | [email protected] |
公式サイト | [email protected] |
タイクーンプレジデントの情報で儲かるのか捜査
イギリス発の仮想通貨助言サイトらしい「タイクーン(Tycoon)」を捜査すると、日本人を犠牲にして通貨の価格操作を行っていた疑惑が浮上。
他の情報サイトでは語られない「タイクーン(Tycoon)」の真実について、仮想通貨ポリスが迫ります。
運営会社不明
イギリスに拠点を置く仮想通貨専門の情報配信サービスである「タイクーン(Tycoon)」を捜査したところ、運営会社の情報がどこにも記載されていないことが判明。
公式ページのトップには、「タイクーン(Tycoon)」は2013年からサービスを運用していると記載されているのですが、会社情報が見当たらないのは非常に不自然ですね。
現時点では社名どころか連絡先すら確認ができないことから、なにか社名を公開できない後ろめたい理由があると考えたほうがいいでしょう。
情報配信は「LINEだけ」という危うさ
「タイクーン(Tycoon)」が提供しているサービスは、大きく分けて2種類の仮想通貨情報となっております。
本当にこれらの情報が配信されるのであれば、利用しない手はありません。公式ページの最下部にはメールアドレスを入力する登録フォームが確認できましたので、早速登録を行います。
登録後に表示されたのは以下のページ。
機密情報を扱っているはずの情報会社が、まさかのLINEだけで情報を配信するという本末転倒な状態に。
よく日本の芸能人のLINEが流出して不倫が発覚するニュースを目にしますが、「タイクーンプレジデント」はそのあたりのセキュリティなど気にしていないのでしょう。
本当にイギリスで情報配信を行っていた老舗なのであれば、このような適当な配信方法はとらないはずですよ。
日本人を生贄にした「パンプ&ダンプ」
実際に「タイクーン(Tycoon)」の公式LINEに登録を行うと、公式アカウントと思われるLINE@からの配信が始まります。
配信内容は基本的に〇月〇日の〇〇時に急騰する通貨の情報を配信するという内容になっています。
配信方法自体に怪しさはないものの、実際に配信を受けるには自身のウォレットや取引口座に0.1BTC以上の資金が確認できるキャプチャー画像を送信しなければなりません。
なぜ、急騰する通貨の情報を受け取る前に「タイクーン(Tycoon)」側に資金額を伝える必要があるのでしょうか?
不特定多数の会員に対して事前に投資金額を伝えさせるというこの行動。ここから推理できるのは、「タイクーン(Tycoon)」側が会員の資金投下によって価格を釣り上げようとしているというもの。
私の推理はこうです
- 参加する会員の投資額を事前に把握しておく。
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- 情報配信当日までに「タイクーン(Tycoon)」側は配信する通貨に資金を投入。
↓
- 情報配信日当日、会員が予定通りに資金を投下し通貨の価格は一時上昇。
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- 頃合いを見て「タイクーン(Tycoon)」が事前に仕込んでいた通貨を売却。
株式投資で言うところの仕手株というものですね。証券取引法で禁止されている行為になるのですが、仮想通貨については法規制が追い付いていないということもあり、現在もこのような犯罪が実際に横行しています。
「タイクーン(Tycoon)」側がなぜ会社情報や連絡先すら公開しないのか。それは、上記のような犯罪行為を行う事を前提とした企業だからなのでは?
そして、セキュリティが甘いLINEというツールをあえて使用している理由。これは少しでも参加者を増やすため、日本人のほとんどが使用しているLINEを選んだのでしょう。
仮想通貨ポリスの見解としては現状のまま「タイクーン(Tycoon)」を利用することはオススメしません。
「タイクーン(Tycoon)」のまとめ
- 運営会社が不明
- 不便な情報配信方法
- 価格操作に会員を巻き込んでいる可能性
タイクーンなんて名前のものがまともなわけあるまいよ
子供じゃあるまいし