Wavesの将来性が丸わかり
Wavesは、誰でも独自トークンやアプリケーションの作成が行えるブロックチェーンを持ちながら、独自のDEX(分散型取引所)をmつ「Waves Platform」が発行する仮想通貨。
独自ブロックチェーン関連やNFT関連としても人気なWavesの将来性を調査したところ、今後の価格高騰、急騰が起きづらい仮想通貨であるという結果になりました。
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今回の調査により判明したWavesの将来性、最新ニュースから読み取る今後の展望などをお伝えしていきます。
wavesはどんな仮想通貨?特徴を解説
wavesとは
wavesとは、DEX(分散型取引所)である「Waves Platform」が発行する仮想通貨です。
「Waves Platform」は仮想通貨の取引以外にも、誰でも自由にオリジナルのトークンが作成できる機能備えています。
誰でもトークンを発行できるので、個人や小規模のプロジェクトでも資金調達(ICO)することが可能です。
具体的にどのようなケースでwavesが使われているのか?特徴と共に解説していきます。
wavesを使えば誰でもトークンが発行できる
「Waves Platform」では誰でもトークンが発行できるので、個人が考えたアイディア・プロジェクトを実現するための資金調達の手段として、独自トークンを作成・販売して資金調達(ICO)が可能に。
ICO以外にもWavesの活用が行われており、有名な活用事例としてはロシア国内のバーガーキングではWavesを使って独自トークンを作成して、ポイントカード代わりに利用しています。
これまでは発行した店舗でしか使えなかった独自のポイントをWavesのトークンとして発行することで、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨と交換することも可能です。
独自の承認アルゴリズムを持つ
Wavesのブロックチェーンには独自の機能を持った2つのアルゴリズムが採用されています。
▼LPOS(リース・プルーフ・オブ・ステークス)
他の仮想通貨が採用する通常のPOSは、通貨の保有量に応じてマイニングできる権利が得られる仕組みであり、大量に仮想通貨を持っている人しかマイニング出来ないという難点がありました。
WavesのPOSは自分が持っているWavesを大量保有者に貸し出す(リースする)ことで、借り手側がより多くのマイニング報酬を受け取り、この一部を貸し手に還元するという仕組みを取っています。
これにより、Wavesを少額しか持っていない人でもWavesのマイニングに参加出来るようになっています。
▼Waves NG
「Waves NG」はWaves独自の送金アルゴリズムであり、1秒間に100件の取引所処理を行う事が出来ます。
予めブロックを作成するマイナーを決めておくことで、ブロックの作成時間を短縮することを可能しているため、従来のPOSチェーンよりも処理速度を高めることが出来ています。
自社の分散型取引所がある
Wavesは自社のDEX(分散型取引所)を運営しており、専用のWavesウォレットを接続することで様々な仮想通貨とトレードすることが出来ます。
取引出来るのはビットコインやイーサリアムなどの有名なコインだけでなく、独自発行されたトークンも取引可能です。
また、仮想通貨以外にも法定通貨を取引するマルチゲートウェイ機能を搭載しています。
Wavesのチャート、現在までの価格
Wavesのこれまでのチャートと、仮想通貨全体に大きな影響を与えたいニュースを照らし合わせ、どのような時に価格上昇する仮想通貨なのか?検証していきます。
▼Wavesのこれまでのチャート
Wavesは2016年にICOが行われた仮想通貨ですが、2020年辺りまで目立った値動きはありませんでした。
まず大きく動いたのは2020年7月頃に起きたDeFiブームによる価格上昇です。
イーサリアム、バイナンスコインなどの独自ブロックチェーン上に構築されたDeFiが稼げると話題になり、多くの関連銘柄の価格が高騰しました。
Wavesに関しても独自チェーンを持つ仮想通貨という事が好感されたのか、価格は微上昇しますが主だったDeFiプロジェクトが無くブームに乗れることはありませんでした。
次に2021年の5月に起きたBTC価格の高騰です。過去最高値を更新し、仮想通貨業界は大盛り上がり。
BTCの価格に合わせて、Wavesの価格も高騰します。
最後に2021年9月現在は、NFTやDeFiを独自発行することが出来る独自のブロックチェーン持つ仮想通貨が人気化しつつあります。
WavesもNFTや独自トークンを作ることが出来るので価格は上昇しているのですが、他の独自チェーン銘柄と比較するとWavesはあまり人気化しているようには見えません。
同じく独自チェーン銘柄である「Solana」のチャートと比較すると、その人気の差は一目瞭然です。
▼WavesとSolanaのチャートを比較
Wavesは新しい自社サービスや仮想通貨業界のブーム等ではあまり価格が動かず、Wavesはビットコインの価格と連動して上昇しているという事が分かりますね。
では、Wavesは今後どうなっていくのでしょうか?Wavesの将来性、今後の価格について解説していきます。
Wavesの将来性、今後の価格動向
私の見解としては、Wavesは将来性のある仮想通貨ではあるが、大幅な高騰や急騰が見込める仮想通貨ではないと考えています。
そう考える理由は
・競合する他の仮想通貨が強い
・BTCの影響を受けすぎる
という2点です。順番に解説していきましょう。
競合する他の仮想通貨が強い
Wavesは2016年から開発されている仮想通貨なので、一定の人気を誇ることは間違いありません。
ですが、この5年でブロックチェーンの技術が進んだことで、Wavesよりも圧倒的に早い処理速度で、手数料も安いといったブロックチェーンが多く誕生しています。
前項目でも触れたSolanaやバイナンスコイン、IOSTなど、独自に開発された仮想通貨には性能面ではどうしても差が出てしまいます。
今後も続々と新登場してくる仮想通貨、ブロックチェーンたちに、Wavesは太刀打ちできるのか?
Wavesには今後、厳しい戦いが待ち受けているのではないかと私は予想しています。
BTCの影響を受けすぎる
▼WavesとBTCのチャート比較
WavesとBTCのチャートを見比べると、価格上昇のタイミングが非常に似ていることが多いです。
Waves自体も独自のNFTゲームやDEX取引所などのDeFiを持つのに、価格がBTCと連動してしまう。
これはひとえに、Wavesのブロックチェーンを使ったコインで有名、人気がサービスが登場していないことが理由です。
人気のDeFiやNFTがWaves上で作られるには、他のブロックチェーンと比較して手数料の安さや処理速度の速さなど、Wavesを使う事によるメリットが必要です。
わざわざWavesを使って新しいDeFiを作る理由が無い、というのが、Wavesが抱える大きな課題と言えるのではないでしょうか。
wavesの開発チーム、開発状況を調査
wavesの開発チーム
Wavesは2016年にロシアで誕生した仮想通貨であり、開発されている本社や開発もロシアにて行われています。
ICO時の2016年には最も資金調達に成功した仮想通貨だとされており、開発チームもしっかりと身元を明かしている信頼のおけるチームです。
2020年にはロシア国内に銀行にて、Wavesを担保にした融資が行われるなど、ロシア国内では知名度も高く信頼も厚い仮想通貨という事が分かります。
日本国内の取引所には上場していませんが、世界最大手のバイナンスなど、複数の大手海外取引所に上場しています。
2021年~2022年に掛けての現在の開発状況
Wavesは2021年に「Waves Ducks」と呼ばれるNFTの収集を行うゲームの開発、運営を開始しています。
NFTの収集やNFTを使って最大年利287%に上るファーミングが行えるサービス。
2020年12月から開発チームからの発表は止まっていたのですが、「Waves Ducks」の登場から活発に情報発信を開始しています。
Wavesの期待を一身に背負ったプロジェクトだと受け取れるので、「Waves Ducks」の流行がWavesの今後の価格に大きな影響を与えるのは間違いないでしょう。
wavesのまとめ
Wavesは有望な将来性のある仮想通貨の一つですが、他の同じジャンルのコインに比べると高騰、急騰が起き辛い仮想通貨といえます。
着々と開発が進んでいる?と思われる「Waves Ducks」が人気になり、Wavesのブロックチェーンを使ったNFT、DeFiが新規開発されることがあれば、まだまだ価格上昇が見込めるコインではあります。
現在の状況では可能性は高くないので、数年単位で保有しておくならば、保有しても良いコインだと私は考えています。
マニアックなwavesで年内50USDは厳しいと思うが40USDは10月中にもあり得るから2倍とか狙わないなら直ぐに入っていい銘柄。技術的優位性のある銘柄の爆上げはバブルではないよ。