商品名 | オールミリオネアジャパン |
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販売業者 | Enrgizy株式会社 |
販売責任者 | 堀口祐介 |
電話番号 | 03-4405-3176 |
所在地 | 不明 |
URL | http://alcqoa.com/lp3/ |
オールミリオネアジャパン(堀口祐介)の商品では稼げない
利用者を億り人へと導く寄生型キャッシュ吸引システム「Parasite」と大手資本が参入することが確定した審査通過済みのICOに相乗りできる特殊ICOプラットフォームを公開している情報商材。
購入者たちには何もすることなく仮想通貨で1億円の利益を受け取れることが確約されるらしい。
「貴方は何もする必要はない。パソコンにインストールして、ボタンを押すだけ。それであなたの資産は確実に増えていきます。私は全ての人を必ず億り人にすると約束します。私が目指すのは、日本人総億り人。これがオールミリオネアプロジェクトなのです」
投資家の心を極限に煽る言い回し。そう豪語するのは、仮想通貨を利用し14億もの利益を上げてきた「堀口 祐介」という人物。
34歳という若さで莫大な資産を築いた背景には一体なにがあったのか。
筆者が独自に調査を行った結果「堀口祐介」が本当は稼げていないのではないかという疑問を抱くことに。
果たして1万人もの日本人が同時に、億の利益を上げることなど可能なのでしょうか?
またお前か…
今回の「オールミリオネアプロジェクト」のインタビュアーとして動画に登場した一人の男性。
男の名前は「小野里 はじめ」と言い、彼は永久に仮想通貨市場から利益を吸い出す方法を知る「あるグループ」に所属する人物を紹介するためにやってきたと動画内では語っております。
実はこの「小野里はじめ」という人物。以前から仮想通貨にまつわる情報商材を紹介しており、筆者が確認しているだけでも4つの仮想通貨商材に関与している事が判明しています。
そして、これらの商品は約半年程度という短期間の間に販売されており、その全てが「億稼ぐ」などの謳い文句で勧誘を行っています。
どれか一つでも本当に稼げる手法があったのならば、それを「小野里はじめ」はそれを実践していればいいだけのはず。
そんな状況の中で今もなお、情報商材の販売を続けております。それに、2014年には当時のトレンドであった「転売の情報商材」なども販売していることも追加調査にて判明。
その時々に流行っている物に乗っかり商材を販売しているだけの業者、所謂「商材屋」と呼ばれるような人物なのでしょう。
最近の「小野里はじめ」が絡んでいる情報商材については、全てインタビュアーという形式を取っていますので、今は一歩引いたところから新たな商材屋たちのサポートを行っているのでしょう。
パラサイトはただのコピー
この「オールミリオネアジャパン」はどの様な商品なのか。
商品の説明を見る限りでは、仮想通貨市場の大口トレーダー達が投資する銘柄に自分も参加が出来るシステムである「パラサイト」がが利用可能に。
この「パラサイト」についてですが、要するにFX業者などが過去に提供をしていた「コピートレード」というシステムだと思われます。簡単に説明すると…
ミラートレーダーと呼ばれる証券会社に所属するプロトレーダーなどが、自身の行うトレードを自動で利用者に共有するというシステムの事。
完全に同時とまではいかないものの、自身で何かをする必要はなく、自動で同じ取引を行う事が出来るシステムとなっております。
動画内では「パラサイト」は全く新しい手法などと説明していましたが、ただの既存のシステムを仮想通貨に置き換えただけという事。
この商品内容であれだけの大口が叩ける根性は素晴らしいのですが、人として如何なものかと。そして、最大の問題点は「誰のコピーなのか」という事。
前項でもお話したように、商品を紹介しているので流行り物好きの商材屋である「小野里はじめ」です。稼げる方法を数多く知っているのならば、彼がコピー元になればいいだけの話です。
でも、それをしない理由はやはり、過去に販売していた手法で稼げていないという事なのでは?
今回の「パラサイト」についてはコピー元となるトレーダーの素性も明かされていません。
身元も分からない人間が行った取引をコピーなどそんなものは投資ではあません。
「パラサイト」の賞味期限は近い
「パラサイト」の元になったと思われるコピートレードというシステムですが、あまり馴染みのない言葉だと思いませんか?
プロトレーダーと同じ取引ができるんだから、取引を行う方の実力によっては相当な利益を得ることも可能になるでしょう。
ですが、日本ではほとんど耳にすることの無いこのシステム。
その最大の理由としてコピートレードのシステムを提供する業者には「投資助言・代理業」の登録が必要なことがあげられます。
これにより金融庁の許可を得なければシステムの提供が出来なくなってしまったため、2018年現在ではあまり見かけなくなったサービスとなったのです。
今回の「パラサイト」についても多少の違いはあれど、根本は同じものであると予想できますから、仮想通貨の規制が強化されていく中で同時に、FXと同様に規制が掛かることは大いに考えられます。
ちなみにFXは2011年まで、利益に対する税金は仮想通貨と同じ総合課税として扱われておりました。FXが登場した際の規制や税制などを考えると、Xデーはそう遠くないと筆者は考えております。
学生はローンを組んで買え
「ALL MILLIONAIRE JAPAN」の販売元を確認すると、販売業者という項目には「Enrgizy株式会社」という社名が記載されています。
そのまま会社所在地として記載されている「東京都町田市原町田6-29-7-303」にある物件を確認すると、所在地には3階建てのアパートが存在しています。
作成者である「堀口 祐介」が仮想通貨で14億を稼いだと話していた事から、綺麗なオフィスを想像していましたが予想外でしたね。まさかここで「パラサイト」の開発を行っていたのでしょうか?
賃貸サイトで間取りを確認することが出来たのですが、洋室6帖の1Kであることが分かります。どう見ても誰かの自宅にしか見えないこの物件。
本当にこの場所で販売を行っているのでしょうか?
また、「オールミリオネアジャパン」の購入時に銀行決済を選択すると、商品代金の振り込み先口座が指定されるのですが、そこには販売会社の「株式会社Enrgizy」ではなく「株式会社AXEL」という企業の名前が記載されています。この企業についても調査を行ったところ……
どうやら過去に学生に高額な投資商品を売りつけて問題となった企業の様です。
なぜ「オールミリオネアプロジェクト」の料金支払い先が「株式会社AXEL」となっているのかについては定かではありませんが、2つの企業か関連しているということは間違いないと見ています。
投資は自己責任で行うものではありますが、学生に借金をさせてまで自社の商品を販売するなど言語道断でしょう。
「株式会社AXEL」にはモラルもクソもあったもんじゃない。「オールミリオネアプロジェクト」の購入を検討していた方、もっと注意した方が良いでしょう。
まとめ
情報商材を売り続ける人物が関与
・システムは既存の商品
・販売会社が1K のアパート
・怪しい企業と関係アリ
・過去には学生もその魔の手にかかった
オールミリオネアジャパンの口コミ
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