通貨名 | Arbitao(アービタオ) |
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通貨コード | ATAO |
発行元 | Arbitao |
BCプラットフォーム | ATAO-core |
総発行枚数 | 8億ATAO |
公式URL | https://www.arbitao.com/ |
Arbitao(アービタオ)とは?メリット・デメリットを解説
自動で利益が出るという話などが先行し、メリットばかりが紹介されている「Arbitao(アービタオ)」を仮想通貨ポリスが捜査。
実は使用不能になるリスクがあることも判明。その「メリット」と「デメリット」を徹底解説します。
追記:Arbitao(アービタオ)がメンテナンスのまま音信不通に
アービタオの公式サイトがメンテナンスに突入し、運営会社との連絡が途絶えたという情報が入りました。
2019年10月頃からメンテナンス画面が6ヵ月間表示され続けていることから、アービトラージでの運用は行われておらず、資金を持ち逃げしたという情報も出ています。
紹介者である泉忠司は「分散投資してないのが悪い」などと謝罪せずにむしろ開き直っているため、泉忠司経由での返金などは行われません。
泉忠司についてはアービタオの他にも詐欺性の高い投資案件をいくつも紹介しています。
今後も同様の詐欺案件が紹介される可能性がありますので、今後も注意してください。
泉忠司は仮想通貨の天才?現在の評判・経歴・投資詐欺など
Arbitao(アービタオ)は分散型アービトラージ
自動アービトラージの運用プラットフォームとして開発された「Arbitao(アービタオ)」。
まず、アービトラージを簡単に説明すると、取引所ごとに設定された仮想通貨の価格差を利用して利益を出す仕組みになります。
- A取引所で1BTCを70万円で購入
- その後、他の取引所で1BTC=70万円の価格を上回る場所があれば、すぐに送金して売却。
というのが仮想通貨におけるアービトラージの基本的な流れになります。
このアービトラージについては無数に存在する取引所の中から、特定の通貨の価格が乖離している場所だけを探しだす必要があったため、非常に労力のかかる作業であるとされています。
取引所を探すという面倒な作業をすべて自動で行うというのが「Arbitao(アービタオ)」のサービスになり、今回は運用資金集めの一環としてICOが行われたものと思われます。
Arbitao(アービタオ)はロック期間が怖い
「Arbitao(アービタオ)」は実際にどのような自動売買を行っているのか。
上記は公式ページに掲載されていたトランザクションの一覧になります。平均して0.2~0.5%ほどのスプレッドが開いた通貨を各取引所で購入、売却していると記載されています。
では、この自動売買で発生した利益は、どのような基準で分配されるのか。
実は、「Arbitao(アービタオ)」への投資金額、つまり「Arbitao(アービタオ)」の保有枚数によって報酬金額の利率が変動する形となります。
上記が一覧表になるのですが、投資金額が多くなるにつれて日々の金利が上がり期間が短く設定されていますね。
当然、ICO案件になりますから、仮想通貨取引所への上場も視野に入れているはず。
ロックアップ期間中に上場し、ICO割れという可能性も十分に考えられます。
現在の「Arbitao(アービタオ)」の状況を考えると、仮想通貨ポリスとしては上場前に投資を行うよりも、上場後にもサービスがしっかりと継続されていることや、報酬の支払いが途切れていないことが確認できてからの投資をお勧めいたします。
Arbitao(アービタオ)は仕様不能になる可能性も
現在、日本のFX会社では自動売買ソフトの使用をほとんどの業者が禁止しています。
というのも金融庁や財務局の見解として、ソフトを使わせるという行為が投資助言に当たると解釈しているのです。
また、現時点では実際にGMOコインが自動売買ソフトの利用が疑われる取引を行った場合、取引の停止をする場合があると公式に発表しています。
この状況は国外の取引所でも今後、起こり得る可能性がございます。
「Arbitao(アービタオ)」への投資をお考えの方は、うまい話しばかりではなく、しっかりとリスクも考えた上で投資判断をしましょう。
まとめ
- 自動でアービトラージが可能
- 資金によっては半年以上も売却できない
- 今後利用できなくなるリスクもあり
アービタオは過去にもメンテナンスみたいな事をしたり、復活したりしてたけど、今回は完全にアウトって感じだねこりゃ。もう無理でしょ。ていうかまさか泉忠司が関わってる案件だとは思っていなかったよ。それなら最初からやってなかったのにな。