全自動インサイダーロボは“詐欺同然” 自由億NOBUの正体

全自動インサイダーロボとは

全自動インサイダーロボとは、有吉ジャポンなどのメディアにも出演した経歴を持つ投資家「NOBU」が開発した、バイナリーオプションの自動売買ロボになります。
 

・ボタンを1回押すだけ
・知識、経験、スキルは一切必要ナシ
・数分で利益が出始める
・小資金から億が目指せる
 
など、公式ページには歯の浮くような言葉ばかりが並んでいるのが非常に特徴的。
 
 
常識的に考えたらあり得ないような気もするんですが、これらの話が本当なのかを検証していきます。
 

全自動インサイダーロボは超悪質なツールだった

結論からお伝えしますと、全自動インサイダーロボを利用するとバイナリー業者から損害賠償を請求される可能性があります。
 
 
順を追って説明していきますね。
 
 
まずNOBUはyoutubuで全自動インサイダーロボの解説をする際に、実際にロボを動かしているバイナリー業者の口座を公開しているんですね。
 

 
Bi-Winning(ビーウィニング・バイウィニング)というバイナリーオプション業者なんですが、実はこの業者。
 
 
取引システムや取引ツールの使用を利用規約で禁止してるんですね。
 

 
明確に禁止されてるのは…
・取引に関するシグナル、サイン、プログラム等を使用したと弊社が判断した場合
・コピートレード、集団での取引、又は第三者による取引ロジックを使用したと弊社が判断した場合
・弊社の許可無くクライアント側でロボット、取引システム等を使用したと弊社が判断した場合
 
であり、どう見てもNOBUの全自動インサイダーロボは禁止行為3つにゴリゴリ該当してます。
 
 
百万歩譲って開発者のNOBUがBi-Winningに許可を取って使用してる可能性もありますが、規約には「第三者による取引ロジックを使用したと弊社が判断した場合」という禁止行為もあるので、どちらにせよアウト。
 
 
禁止行為に該当した場合は基本的に
 
・取引停止
・アカウント凍結
・利益取り消し
・出金拒否
 
というフルコースのような罰則を食らうんですが、あまりにも悪質な場合は損害賠償を請求される可能性もあるんですね。
 
 

引用元：https://www.authense.jp/komon/blog/2294/#toc-1
 
 
NOBUは自分で作ったロボを他の人に使わせて、Bi-Winningで億単位の利益を誰でも出せると話しています。
 
 
Bi-Winning側からすれば、NOBUやNOBUの全自動インサイダーロボを持つ利用者は超悪質な行為をしてると判断してもおかしくないですよね。
 
 
別にNOBUを信用して全自動インサイダーロボ使うのはそれこそ自由億ですけど、稼げる稼げないの前に規約違反なので一生利益を出金できることは無いと思いますよ。
 
 
まぁNOBUが死ぬほど損害賠償請求されてるのを想像するとちょっと面白いですけどね笑
 
 
とりあえず「Bi-Winningに全自動インサイダーロボって取引ツール使ってる奴いるけど許可取ってる？」という旨の問い合わせをしておいたので、返答があれば追記していきます。
 

全自動インサイダーロボの開発者NOBUの正体

バイナリー業者から損害賠償を受ける可能性がある悪質な利用規約違反を人に勧める男「NOBU」の経歴を調べていきましょう。
 

 
・投資歴15年以上、10億円超えの投資マスター
・会員数40万人の投資コミュニティで日本人第一号講師に
・有吉ジャポンに3回出演
 
10億円稼いだ証拠出せよとか、会員数40万人の投資コミュニティの名前出せよとか、色々聞きたいことはあるんですが、唯一事実だと確認できたのは人気テレビ番組「有吉ジャポン」への出演ですね。
 
 
これだけは本当みたいで、番組名も出演シーンも公式ページに引用していました。
 
 
投資家としての活動や実績の詳細は明かさないのに、なぜかTV出演だけは大々的に公表していると…。
 
 
投資コミュニティの詳細を明かせない理由でもあるんですかねぇ？
 

全自動インサイダーロボの販売会社も激ヤバ

全自動インサイダーロボを販売しているのは「株式会社ワンダーリアリティ」という大阪府にある企業でした。
 
 
登記住所を調査した所、府営団地を所在地としている企業であることが分かりました。
 
※府営団地とは
公営住宅といって低額所得者向けに安い家賃の賃貸住宅を供給する目的で、税金によって建てられた住宅
 

 
2LDKで家賃4万円台と相場よりも家賃が安い代わりに、公営住宅は入居に4つの条件が定められています。
 
・現在、住宅に困っていることが明らかであること。
・現に同居し、または同居しようとする親族があること。
・入居しようとする世帯員の所得合算額が法令で定められた基準額以内であること。
・申込者又は現に同居し、もしくは同居しようとする親族が暴力団員でないこと。
 
平たく言うと多額の資産を持つ人や高所得者は入居できない決まりになっています。
 
 
どっかの誰かさんは資産10億円あるはずなんですがおかしいですね笑
 
 
よく暴力団は、低所得者や路上生活者にお金を渡して銀行口座や法人を設立させたりしますが、まさか…？
 
これ以上は踏み込みませんが、嫌な予感しかしません。
 

まとめ

全自動インサイダーロボは使用すると規約違反確定のトンデモアプリだということが判明しました。
 
 
開発者および販売者である「NOBU」が話す経歴の大半は、具体名の出ていない証拠ゼロの経歴ばかり。
 
 
資産10億円以上を持ってると言いながら販売会社の所在が家賃4万円台の団地にあるのも意味が分からない。
 
 
全自動インサイダーロボもNOBUも調べれば調べるほど不審な点しか見つからないので、この状況でアプリを利用するのは愚の骨頂でしょう。
 
 
ここまで地雷臭がハンパない商品を使うほど意味のない事はこの世に存在しません。
 
 
アプリに至っては万が一、いや、億が一利益が出たとしても、バイナリー業者によって出金停止や出金拒否になる確率が極めて高いです。
 
 
こういう投資ツールには最近注目が集まっていて、人間の分析能力や速度を遥かに凌駕してしまうので禁止してる業者も多いんですよね。
 
 
バイナリーオプションで言えばハイローオーストラリアや、FX業者であればアサシンFXなどは一部の取引ツールの使用を禁止しています。
 
 
どの業者もビジネスとして運営を行っていますから、利益を出し過ぎる最新ツールはFXやバイナリー業者にとって都合の悪い代物なのでしょう。
 
 
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