サービス名 | クロスエクスチェンジ |
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販売業者 | CBASE FINTECH Lab inc. |
販売責任者 | 宇原徳郎 |
[email protected] | |
URL | https://cross.technology/ |
XEXの価格を大胆予想
2019年の大暴落により多くのXEXホルダーが含み損を抱えることになった「クロスエクスチェンジ」。
2020年1月中に開始されるという「新取引手数料還元システム」によって、XEXの価格はどう動くのか?
調査をしてまいりました。
2020年1月21日追記:金融庁から警告
本日付でクロスエクスチェンジに向けて警告を出したことを金融庁が発表しました。
確かに、クロスエクスチェンジは仮想通貨メディアへの露出や日本語対応などを行っているため、日本人に向けた無登録業者のサービスだと判断されるのは仕方がない事。
過去にも同様の警告を「バイナンス」も受けており、日本語表記を削除するなどの対応を行っていました。
クロスエクスチェンジについても今後、日本語表記の削除や仮想通貨メディアへの露出を減らすなどの対応を取らざるを得ないかもしれません。
ユーザー数が減少することによるXEXへの影響も少なからずあるでしょう。
公式サイトに掲載されているロードマップでは2020年1Qの計画までしか掲載されていません。
トルコでの取引所開設など、好材料となりうる動きも見ていただけに、非常に残念なニュースとなってしまいました。
現時点では、XEXの価格上昇に繋がる好材料は出尽くしたと見た方が良いでしょう。
正直、上がる可能性の低いXEXの急騰を待ち続けていても現状は何も変わりませんから、そろそろ潮時なのかもしれませんね。
クロスエクスチェンジの元利用者が乗り換え先に選んでいる稼げる情報サイト▶▶もあるので、次の一歩を踏み出してみましょう。
2020年1月9日追記:XEXの動きを予想
結論からお話すると、クロスエクスチェンジ利用者の動き次第ではXEXの価格が上昇する可能性があると思われます。
これは、2019年末に発表された「新手数料還元システム」が大きな要因です。
具体的にどんなシステムなのかを簡単に説明すると…
①:Maker取引(板にない価格での取引)が成立すると、取引手数料以上の金額が還元される
上記の画像の場合、板に存在しない「0.00000061」の価格で注文を出し、取引が成立すれば新システムによる手数料還元が受け取れるという事になります。
そして、ユーザーが支払った取引手数料(XEX)については、クロスエクスチェンジのファンド口座(XEXの買い上げや償却を行う口座)へ行くと発表しているため、市場への流通数の減少が見込まれます。
このシステムによりXEXの価格に流動性を出しつつ、希少性を高めることを目論んでいるとのこと。
また、取引手数料に関してはXEXではなく取引した通貨(BTCならばBTC)で還元されることから、トレードを頻繁に行うトレーダーを新規顧客として獲得していけるだろうとCEOの「宇原 徳郎」はブログで話しています。
②:自動マイニングの配当停止
クロスエクスチェンジでは取引高を上げるための施策として、自動取引マイニングというサービスを提供していました。(詳しくは下の画像を参考)
この自動マイニングの配当停止については、マイニングによって新規発行されるXEX数を減らし、市場への流通を制限することを目的としています。
これによりXEXの価値は上昇し、徐々に価格を戻していくとのこと。
この2つの施策。
理論的にはXEXの希少性が上がり流動性が生まれて価格上昇に繋がるのですが、最も重要な新規ユーザーの獲得ができるとは思えないというのが仮想通貨ポリスの見解です。
では、価格を上げるには何が必要なのか?
険しい道にはなりますが、XEXホルダー全員がSNSで拡散、宣伝などを全力で行ってクロスエクスチェンジの知名度を上げる。
それにより新規ユーザーの獲得が出来れば、価格上昇の可能性はありますね。
XEXホルダーの皆様は一度乗りかかった船なのですから、一丸となって「クロスエクスチェンジ自体を盛り上げてやる」くらいの気概を見せた方が良いと思います。
頼りにならない運営の動きを願うだけでは、塩漬けとなったXEXをどうにかできる日など一生来ないでしょう。
2020年2月追記:クロスエクスチェンジで利用できるらしい自動売買ツールXEXYについて捜査しました。
# XEXYの捜査レポートはコチラから▶▶
以下追記前の捜査レポートになります↓
2019年10月23日追記:TOBによって起こる事
クロスエクスチェンジの独自通貨XEXが著しく下落したことを受け、ユーザーが保有しているXEXのTOB(公開買い付け)を行うという旨の発表がありました。
要点としては↓ ・1XEX=1USDTで買い付け ・10月10日以降にマイニング報酬と同額で申し込みが可能
の2点でしょうか。 詳しく説明すると、申し込み可能なXEX数量の計算方法は10月10日以降にマイニング報酬として配当されたXEX量と同じ数量だけになるという事。
そのため、現在マイニングをしていなかった方はこれからマイニングを行わなければならないという事になります。
また、マイニング報酬として配当されるXEXについては90日ロックのXEXとなるため、今回TOBの対象となるフリーのXEXには含まれないのでご注意ください。
現時点でロックをかけていないフリーのXEXがない、という方については新たにXEXを購入する必要が出てきます。
直近のXEXについては0.02USDT辺りを推移していますので、キャンペーン通りの価格で買い付けが行われるのであれば無条件で5倍の利益を得られるという計算になりますね。
ただ、クロスエクスチェンジ側が発表した買い付け数量は100万ドル=約1億円という金額になります。
この金額を超過した分のXEXは返却されるとクロスエクスチェンジ側が発表していますので、この点にも注意が必要です。
クロスエクスチェンジ側もそれを理解してなのか、TOBの申し込み数量などは公式ページ内に記載されていないため、申し込み時点で本当に買い付けされるか否かの判断が出来ない状態となっています。
ユーザーにXEXの購入を煽るような施策には少々不安が残ります。
また、買い付けを行うXEXについては申し込み順(先着順)なのかどうかも不明です。
「宇原徳郎」や運営陣の経歴を考えると、関係者や大口の得意客だけが優遇されるなどという事も想定できます。
上記はあくまで憶測にすぎませんが、TOB終了後に投資家から「買い付けして貰えなかった」という声が多く出ないことを祈ります。
以下、追記前の捜査レポートになります↓
クロスエクスチェンジのサービス内容
最近、Twitter等のSNSで人気を博している「クロスエクスチェンジ」について捜査を開始。
2018年末から大流行している「独自トークンと取引所収益の還元」というスキームを採用したサービスとなっております。
簡単に説明すると、「クロスエクスチェンジ」の取引所で発行している「XEX」なる独自トークンを使用して、2つのサービスを利用することが出来ます。
・1つ目:収益分配プラン
このサービスでは、「クロスエクスチェンジ」が発行した「XEX」の保有量に応じて、取引所の収益をユーザーに還元するというもの。
基本は収益の20%が還元されるシステムとなるのですが、更に保有している「XEX」をロックアップ(一時的に凍結)することで、配当の還元率を上げることも可能となります。
2つ目:取引マイニング
「クロスエクスチェンジ」で取引可能な通貨ペアを選択します(例:BTCとETHなど)。ユーザーは選択した通貨を実際に預け入れ、選択した通貨間で自動的に取引が行われます。
この自動取引については損失の出ないタイミングでのみ行われているのですが、取引を行っていることから、取引手数料が発生する形となります。
この発生した取引手数料に8%~30%を上乗せする形で、「XEX」トークンをユーザーに還元するというものとなります。
少し複雑なサービス内容になりますので、図で説明しましょう。
MLM案件の多くがこのスキームを採用し始めていますので、2019年はICOではなく「収益還元型」の投資案件が多くなってくるのではないかと個人的には想像しています。
運営者は日本人だった。
「クロスエクスチェンジ」については、アゼルバイジャン共和国で初となる仮想通貨交換業者のライセンスを得ているものの、運営者は日本人であることが分かりました。
・宇原徳郎
・柿沼光寿
運営者として名前と顔写真が確認できたこの2名を捜査対象として調べ上げていきます。
CEOの「宇原徳郎」は詐欺商材に関与か
まずは画像右側に映る「宇原徳郎」について捜査していきます。
このインタビュー記事では、宇原氏が過去にEC事業を行っていたと話していることから、EC関係の線を洗ったところ、「宇原徳郎」が過去に販売していたと思われる情報商材を発見。
販売責任者の名前は「川口徳郎」と表記されていることから別人の可能性もありますが、ほくろの位置や耳の形などが一致。同一人物ではないでしょうか?
また、販売会社である「株式会社es.focus」については、その後も詐欺まがいな情報商材をいくつも販売しているといった情報も確認できました。
「宇原徳郎」=「川口徳郎」であった場合、今回の「クロスエクスチェンジ」についても情報商材の延長レベルな可能性も十分に考えられます。
偽名で架空の経歴をだった場合、ただの詐欺師といっても過言ではないですからね。
柿沼光寿はMLMで人を騙してボロ儲け?
もう一人、「クロスエクスチェンジ」の運営者として名を連ねている「柿沼光寿」を捜査していきます。
この人物について調べて行くと、なにやら「ニュースキン」なるMLMに関与していたらしき情報が確認できました。
この「柿沼光寿」を検索すると、「株式会社アーネストライト」という企業の代表取締役としてインタビューに答えている記事が見つかり、更に5chを検索すると「ニュースキン」のスレッドにて「柿沼光寿」と「株式会社アーネストライト」の名前が書き込まれていました。
ニュースキンの販売手法については法には触れないものの、倫理的にどうなのか?と思われる部分が随所に感じられます。
ここまでの情報をまとめると、情報商材などの作成に長けた「川口徳郎」と、MLMの勧誘でボロ儲けした「柿沼光寿」が手を組んで作成されたのが「クロスエクスチェンジ」という風にも見えますね。
現時点では運営陣の経歴やサービス体系から考えると、「クロスエクスチェンジ」はお勧めできる投資案件ではないと判断いたします。
クロスエクスチェンジのまとめ
・運営者は日本人
・過去に詐欺まがいの情報商材を販売していた
・悪質と評されるMLMに関与していた
クロスエクスチェンジを検討中なら、考え直した方がいいと思いますね。クロスエクスチェンジは短期間で利用者数は8分の1まで減ってしまい、トレードバトルも一切盛り上がっていません。今から利用しても何のメリットも無いですね。