仮想通貨 ファントムコインのFDP、投資すると損する可能性が…

サービス名FDP(Fantom Diffusion Project)

FDPのプラン詳細を調べたら、衝撃の事実が…

FDP(Fantom Diffusion Project)は仮想通貨ファントム(FTM)が増やせるというMLM型の投資案件
 
 
投資すれば最大で年利13%の報酬が受け取れるほか、人に紹介するたびにボーナスが貰えるネットワークビジネス的な側面を持っています。
 
 
怪しいという声も上がるFDPを調査したところ、普通に投資すると損する可能性が高いことが判明しました。
 
 
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仮想通貨ファントムコインのFDPとは

ファントムコインのFDPは、ステーキングと呼ばれる仮想通貨を使った資産運用にMLM(ネットワークビジネス)を掛け合わせた投資案件
 
 
※ステーキングとは
特定の運用先に仮想通貨を預ける(ステークする)ことで、金利が貰える仮想通貨の運用方法。株式投資における配当(優待)のようなイメージ。
 
 
FDPに投資をするとFDPが投資家の代わりにファントムコイン(FTM)の購入~ステーキング運用まで代理で行います
 
 
また、ステーキング報酬以外にも自分の知人にFDPを紹介すると紹介報酬が発生するなど、MLM形式でのマーケティングが活発に行われています。
 

FDPの仕組みについて

FDPを正しく理解するためには仮想通貨ステーキングの仕組みを知っておく必要があるので、簡単に解説していきます。
 
 
仮想通貨のステーキングは、仮想通貨の取引データの処理や不正などのチェックを手伝うと、そのコインの発行元から報酬が貰える運用方法のことです。
 
ステーキングの仕組み
 
処理を手伝う企業や人のことを「バリデータ」と呼び、今回のFDPもバリデータになります。
 
 
このバリデータは誰でもなれる訳ではなく、処理を手伝いたいコインを大量に保有していなければバリデータに選ばれることはありません。
 
 
FDPでは大勢の投資家からファントムコインを集めることで大量保有者となり、バリデータとして取引の処理を手伝います。
 
 
FDPの仕組み
 
投資家からファントムコイン(FTM)を大量に集めればFDPはバリデータになることができ、ファントムコインのステーキングが行えるようになります。
 
 
ステーキングによって発生した利益をFDPが投資家に随時還元していく。
 
 
これがFDPに投資することで利益が出せる儲けの仕組みになります。
 
 

FDPは紹介できないと損する仕組みか

FDPに参加する際は2つの投資プランを選択するのですが、購入時点で20%~40%分を損する仕組みとなっています。
 
FDPの投資プラン
 
見づらいのでプラン詳細をまとめると…
 
【投資家プラン】
・投資金の80%でファントムコイン(FTM)を購入してステーキング
・残りの20%はFDPが投資家に紹介報酬を払うための資金に回される
 
【ビジネスプラン】
・投資金の60%でファントムコイン(FTM)を購入してステーキング
・残りの40%はFDPが投資家に紹介報酬を払うための資金に回される
 
 
つまり、10万円で投資家プランを選択した場合、8万円分のファントムコインしか貰えないんですね。
 
 
FDPは投資するだけだと損をする仕組みになっています。
 
 
で、没収された20%~40%分のファントムは、他の会員の紹介報酬に使われると。
 
 
ちなみに、会員の投資金を他の顧客の配当に回す仕組みは「ポンジスキーム」と呼ばれています
 
FDPの仕組みはポンジスキーム
 
FDPはまともな事業っぽく見せようとしてますが要するにポンジスキームやってるだけです。
 
 
投資ではなくてただのマルチなので、そこだけは勘違いしない方が良いですよ。
 
 
マルチなだけあってFDPは人に紹介することで多額の報酬を貰うことが出来るので、逆にメチャクチャ紹介出来れば投資金以上の利益を出すことも可能です。
 
 
つまり“営業力のある方にとっては”FDPは稼げる投資案件であると言えます。
 

FDPの報酬体系が結構ヤバい

FDPには初期投資額に応じたメンバーランクが存在しており、投資額の多い上位ランクほどステーキング報酬を多く受け取ることが出来ます。
 
FDPの報酬体系について
 

メンバーランク投資額報酬の割合
ブロンズ500ドル(約6万8000円)50%
シルバー2,000ドル(約27万5000円)60%
ゴールド10,000ドル(約137万円)70%
ルビー30,000ドル(約413万円)80%
サファイア50,000ドル(約688万円)90%
エメラルド100,000ドル(約1370万円)100%
ダイヤモンド500,000ドル(約6880万円)100%
FDPの報酬体系

 
 
最低でも1370万円を投資しないと、正規の報酬額は受け取れないんですね
 
 
FDPの報酬体系はかなり辛い設定になっていると言えます。
 
 
ぶっちゃけ言いますけど、ファントムのステーキングだけなら日本語対応している海外取引所の方が断然お得です
 
 
ってか割高でファントムを買わせるために知り合いを勧誘しなくてはいけないので、冷静に考えると意味わかんないです。
 
 
「紹介出すほど稼げるマルチだから気合入れて稼ごうぜ」くらい開き直ってるなら理解出るんですが、料金体系を見る限りお世辞にもFDPを良い投資だとはいえない。
 
 
FTMが上がる見込みも正直薄いですし、FDPの仕組みはポンジスキームだと公式サイトに書いてあるので、これから新規参入するのはリスクが高いと思います。
 
 
FDP経由でファントム買った時点で20%~40%負けてますからね。
 
 
だからこそ、その違和感に気が付かない仮想通貨を知らない人ばかり勧誘してるんでしょう。
 
 

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FDP(Fantom Diffusion Project)の口コミ

  • 投稿者名:匿名

    私も知人から勧誘されましたが、肝心のファントム自体は普通の仮想通貨なのに全く知識がなくて、よくそれで勧誘するなと思ったらマルチでした。

  • 投稿者名:匿名

    FDPやってる奴でデリゲートとかバリデータとかいう単語を説明できるリテラシーの持ち主が何%いるかだな。

  • 投稿者名:匿名

    とりあえずまだ被害が出てるわけじゃないなら、投資しちゃった人は静かに待ったほうがいいでしょ。もともとステーキングは長期投資が大前提なんだし、、、

  • 投稿者名:匿名

    TKO木本武宏の7億円投資トラブルってFDPも含まれてそう。大木はビットコインで損してから投資の勉強を始めたというが、最後まで人任せで勉強したとは思えない無責任さだった。

  • 投稿者名:匿名

    ビジネスプランに至っては資金力がものをいうバリデーターに投資金の60%しか回さずファントムコインをステーキングするという意味不明ぶりだからな~

  • 投稿者名:匿名

    本当に湯田が関わっているのか確信できないが、普通に仕組みだけ見れば湯田がやってそうなポンジだな。最初に投資元本から20%~40%が紹介料に回ると明記されてて本時だということを隠そうともしていない。

  • 投稿者名:匿名

    バリデータがどこを選ぶかでずいぶん結果が違うので信頼性の高いところを使ったほうがいいに決まってる。どこがいいかなんてバイナンスとかちょっと調べればわかるし、英語がだめでもGoogle翻訳で十分わかる。

  • 投稿者名:匿名

    湯田陽太がFDPにかかわってるのはまず間違いないと思うけど、仮に関わり合いがないとしても、こんなCCNみたいなシステム心配だよね。

  • 投稿者名:匿名

    ねずみ講は違法だけどMLMは違法じゃないから批判は気にならない。STEPNだって暴落したから文句言われてるけども、爆益だして億り人になった奴もかなりいる。FDPは結果が出てから詐欺かどうか判断すればいい。

  • 投稿者名:匿名

    バリデーターのくせにファントム100万円分売るとか意味不明なことせずに、取引所でFTMを買ったホルダーにステーキングのバリデーターとしてFDPを選んでもらえばいいのに。なんでわざわざ犯罪に手を染めようとするのか?

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