
FDP(Fantom Diffusion Project)は、仮想通貨ファントムが増やせるというMLM型の投資案件。
投資すれば最大で年利13%の報酬が受け取れるほか、人に紹介するたびにボーナスが貰えるネットワークビジネス的な側面を持っています。
怪しいという声も上がるFDPを調査したところ、普通に投資すると損する可能性が高いことが判明しました。
- 参加額の20~40%が紹介報酬の原資に回される
- バリデータ運用を裏付ける取引情報は未確認
- FantomはSonicへ移行しFDPの対応状況は不明
※追記
Fantomは2024年12月に新ネットワーク「Sonic」へ移行し、FTMもSonicの独自通貨「S」へ1対1で交換されました。
Fantom Operaの主要インフラは2026年6月に終了しているため、現在もFTMのステーキングを前提にFDPが稼働しているとは考えにくい状況です。
FDPから運用状況やSonicへの移行対応も公表されておらず、サービスが現在も正常に稼働しているか確認できません。
私たち「マネーポリス」では詐欺撲滅を目指します

そんな方はマネーポリスへご相談ください。
詐欺撲滅運動の一環として無料相談をお待ちしております。
仮想通貨ファントムコインのFDPとは

ファントムコインのFDPは、ステーキングと呼ばれる仮想通貨を使った資産運用にMLM(ネットワークビジネス)を掛け合わせた投資案件。
※ステーキングとは
特定の運用先に仮想通貨を預ける(ステークする)ことで、金利が貰える仮想通貨の運用方法。株式投資における配当(優待)のようなイメージ。
FDPに投資をすると、FDPが投資家の代わりにファントムコイン(FTM)の購入~ステーキング運用まで代理で行います。
また、ステーキング報酬以外にも自分の知人にFDPを紹介すると紹介報酬が発生するなど、MLM形式でのマーケティングが活発に行われています。
ちなみに、同じく仮想通貨の運用とMLMを組み合わせた案件には「CCN(コスモスクラブネットワーク)」があります。
投資額の一部が紹介報酬の原資に回るなど、FDPと似た仕組みが確認されていますので興味ある方は下記もぜひ。
FDPの仕組みについて
FDPを正しく理解するためには仮想通貨ステーキングの仕組みを知っておく必要があるので、簡単に解説していきます。
仮想通貨のステーキングは、仮想通貨の取引データの処理や不正などのチェックを手伝うと、そのコインの発行元から報酬が貰える運用方法のことです。

FDPの説明では、参加者から集めたFTMを利用してバリデータ運用を行い、発生したステーキング報酬を会員へ還元するとされていました。
しかし、FDPが使用していたバリデータのIDやウォレットアドレス、取引明細などは公開されていません。
そのため、実際にFTMを購入してステーキングを行っていたのかは確認できず、運営側の説明だけを信用するのは危険です。
FDPは紹介できないと損する仕組みか
FDPに参加する際は2つの投資プランを選択するのですが、購入時点で20%~40%分を損する仕組みとなっています。

見づらいのでプラン詳細をまとめると…
【投資家プラン】
・投資金の80%でファントムコイン(FTM)を購入してステーキング
・残りの20%はFDPが投資家に紹介報酬を払うための資金に回される
【ビジネスプラン】
・投資金の60%でファントムコイン(FTM)を購入してステーキング
・残りの40%はFDPが投資家に紹介報酬を払うための資金に回される
つまり、10万円で投資家プランを選択した場合、8万円分のファントムコインしか貰えないんですね。
FDPは、投資するだけだと損をする仕組みになっています。
で、没収された20%~40%分のファントムは、他の会員の紹介報酬に使われると。
ちなみに、会員の投資金を他の顧客の配当に回す仕組みは「ポンジスキーム」と呼ばれています。

参加額の20~40%が紹介報酬の原資へ回される設計は、新規参加者の資金によって既存会員へ報酬を支払うポンジスキームと似た構造です。
ただし、資金の流れを確認できる資料は公開されていないため、FDPをポンジスキームと断定することはできません。
少なくとも、ステーキングだけを目的に参加する人には不利な設計といえます。

マルチなだけあってFDPは人に紹介することで多額の報酬を貰うことが出来るので、逆にメチャクチャ紹介出来れば投資金以上の利益を出すことも可能です。
つまり、“営業力のある方にとっては”FDPは稼げる投資案件であると言えます。
FDPの報酬体系が結構ヤバい
FDPには初期投資額に応じたメンバーランクが存在しており、投資額の多い上位ランクほどステーキング報酬を多く受け取ることが出来ます。

| メンバーランク | 投資額 | 報酬の割合 |
|---|---|---|
| ブロンズ | 500ドル | 50% |
| シルバー | 2,000ドル | 60% |
| ゴールド | 10,000ドル | 70% |
| ルビー | 30,000ドル | 80% |
| サファイア | 50,000ドル | 90% |
| エメラルド | 100,000ドル | 100% |
| ダイヤモンド | 500,000ドル | 100% |
最低でも1370万円を投資しないと、正規の報酬額は受け取れないんですね。
FDPの報酬体系は、かなり辛い設定になっていると言えます。
ぶっちゃけ言いますけど、ファントムのステーキングだけなら日本語対応している海外取引所の方が断然お得です。
ってか、割高でファントムを買わせるために知り合いを勧誘しなくてはいけないので、冷静に考えると意味わかんないです。
「紹介出すほど稼げるマルチだから気合入れて稼ごうぜ」くらい開き直ってるなら理解出るんですが、料金体系を見る限りお世辞にもFDPを良い投資だとはいえない。
まとめ
FDPの最大の問題は、参加額の20~40%がステーキングに使われず、紹介報酬の原資へ回される点です。
さらに、FantomはSonicへ移行しており、FDPが保有していたとされるFTMの移行状況や現在の運用状況も確認できません。
バリデータ情報や取引明細、Sonicへの対応が公開されていない以上、新たに資金を預けるのは避けた方がよいでしょう。
Sonicのステーキング自体は、公式環境からバリデータへSを委任することで利用できます。FDPのような紹介報酬型サービスを経由する必要はありません。

| サービス名 | FDP(Fantom Diffusion Project) |
|---|

ついにアムウェイの違法性が認定されたのに、まだマルチ商法で人を騙してお金を稼ぐ道を選ぶのですか?この先は逮捕され刑務所行きが確定してるのになぜ?