
サービス名 | プランスゴールド(PGA) |
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アジアオフィス | 2605, Building 4, Excellence Century Center at the intersection of Fuhua 3rd Road and Jintian Road,Fushan Community, Futian District, Shenzhen, China |
登記住所 | Suite 201 2nd Floor, Beside Eden Plaza Eden Island, Mahe, Seychelles |
プランスゴールド(PGA)は飛ぶのか?
「プランスゴールド(PGA)」は、投資することで7時間ごとに行われるアービトラージにより、月利20%の高配当を受け取とることが出来るというサービス。
本記事では…
・高配当が支払える仕組みとは一体何なのか?
・実際に受け取れる配当はいくらなのか?
・怪しいサービスではないのか?
など「プランスゴールド(PGA)」を利用する上で抑えておきたい基本情報を全て解説しています。
以下の記事をお読みいただければ貴方はに投資して稼げるのかどうか」について理解できるはず。
また、記事の下部ではプランスゴールド(PGA)に投資する上での注意点や懸念点についても解説しています。利用前に必ず目を通すことをお勧めしますよ。
【追記】プランスゴールド(PGA)が飛んだら取るべき行動
9月末から続く「プランスゴールド(PGA)」の出金停止により、プランスゴールドが飛ぶ可能性が出てきました。
公式からは10月15日から出金を再開すると発表されていますが、万が一、このまま飛んでしまった場合に取るべき行動をまとめていきます。
私は数年に渡り配当型ウォレットやHYIP、MLM案件を見続けていますので、過去の事例からお話させていただきます。
■1:まずは出金申請
運営会社が飛ぶ場合、ユーザーからの批判を避けるために細かく出金される場合があります。
いきなり全ユーザーの出金停止、ではなく一部ユーザーの出金のみ対応するんですね。
▼例:1年前に飛んだブロックエコ
このツイートへの反応を見ても分かりますが、一部に出金対応する目的は出金できた事例を作り「まだ大丈夫なんだ」と思わせることです。
同時にシステムトラブルやハッキング被害で一部ユーザーの出金のみ対応できたという発表も同時に出ることが多いです。
断続的な出金を受け取るためには、早めかつ少額な出金申請が通りやすいとされています。
■2:KYC(本人確認)を求められたら応じる必要も
不正利用やセキュリティ強化を名目としたKYC(本人確認)が出金時に必須となるケースが非常に多いです。
一見まともな対応に見えますが、これは出金の手間を増やすという運営側の思惑です。
個人情報を渡さないと出金申請すらできなくなってしまうため、ハイリスクですがお金を取り戻すための唯一の手段となります。
また、過去のHYIP案件で収集された個人情報がダークウェブで販売されていたというニュースもでているので、本当にハイリスクなので注意してください。
■3:配当は出続けるが無視しろ
過去に運営が飛んだ「プラストークン」や「ブロックエコ」などの投資案件は、出金停止後にもシステム内で配当が出続けていました。
公式サイトやシステムが動いているから大丈夫という謎理論を語る人が増えます。
しかし、本当の利益は出金できたお金です。
根拠のない『大丈夫』『信じて待つ』という情報を信じるのはお勧めできません。
■4:二次被害に気を付けろ
業界を賑わせた大型案件が飛んだ場合に増えてくるのが、「回収代行業者」や「被害相談」を謳う回収詐欺です。
▼実際にはこんな感じのヤツ
この手の話で実際に被害金額が回収できた人を見たことが無いので、利用すると99%は二次被害に遭うと考えて良いでしょう。
それと、もう一つ注意点としてセミナーを開催するようなトップリーダーには先に情報が入っており、既に出金完了している人がほとんどです。
基本的には自分の金を守れれば良いという方が大半なので相談しても適当にあしらわれるだけしょう。頼り過ぎるのは避けた方がいいですね。
■5:プランスゴールド(PGA)が飛んだ場合のまとめ
出金停止時に大事なのは素早く行動することです。
・公式の発表あったし大丈夫
・リーダーが大丈夫って言ってる
・配当出てるから大丈夫
という憶測で様子見をしてしまうのが一番損をする行動です。
自分のお金を守れるのは自分だけなのですから、よく調べて、色んな人の意見を聞いて自分が一番得をする行動に移してください。
私から伝えられるのはそれだけです。
個人的な見解としては、PGAの胴元は海外の詐欺業者の時点で資金回収は99%無理だろうと思っています。
2020年はPGAのような案件より、アルトコインに投資していた方がリスクも少なく稼げた年になってしまいましたね。
何とか資金を引き出したいという気持ちも分かりますが、今後は別の方法で資金を取り返すことも視野に入れて立ち回った方が良さそうです。
最近ではアルトコインに1ヵ月投資して100万円を900万円に増やした人もいるので、ご興味のある方はご覧になってみてください。
プランスゴールド(PGA)の稼げる仕組みを超解説
「プランスゴールド(PGA)」は、利用者から預かった資金を自動で三角アービトラージという独自の投資手法で運用していきます。
同じ取引所の中で別の通貨に交換し続けるという手法。厳密に言うとアービトラージではありませんが理論上は可能です。
また、同一取引所内で瞬時に取引が完結できるため、従来のアービトラージよりも低リスクでの取引が可能となっています。
実際にプランスゴールド(PGA)のシステムを稼働できるのは最大で1日3回。エントリータイミングが細かく時間指定されています。
プランスゴールド(PGA)のエントリータイミング
(PGA 概要資料より引用)
・ 0:00 ~ 1:00
・ 8:00 ~ 09:00
・16:00 ~ 17:00
稼働するには時間内のエントリーが必須であり、エントリー後は7時間の間運用が続き、終了後に利益が配当される仕組みです。
日中は仕事で3回とも申し込むのは難しいという方は、利益の10%が利用料の自動エントリー機能もあるようなので、配当金額と相談して決めることをお勧めします。
実際にどれくらい稼げるのかシミュレーション
プランスゴールド(PGA)では最低運用金額が決まっており、運用金額に応じて獲得できる最大利益額が異なります。
投資金を約100万円以上で開始すれば利益は5倍まで受け取ることが出来ます。
なお、入金した全てが運用費にはならず、元金の80%が運用費として回される形となります。(20%はデポジット)
10000ドルを入金した場合は → 8000ドルが運用金となります。
では、この5倍の収益を獲得するまでにどれくらいの期間が掛るのかシミュレーションしていきます。
※プランスゴールド(PGA)では月利20%を掲げていますが、公式サイトには入金額の20%なのか、運用額の20%なのか表記されていないため、両方で計算しています。
単利運用でのシミュレーション
・10000ドル20%なら5ヵ月で元本回収
・8000ドル20%なら7ヵ月で元本回収
最大値である5倍まで稼ぐためには…
・10000ドル20%で25ヵ月
・8000ドル20%で32ヵ月
上記の計算となります。
複利運用でのシミュレーション
10000ドル20%なら4ヵ月で元本回収
8000ドル20%なら4ヵ月で元本回収
最大値である5倍を稼ぐためには…
10000ドル20%で10か月
8000ドル20%で11か月
この計算方式になります。
表にしてみると、どんぶり勘定で考えられた計算方式のようにも見えますね(笑)
複利運用した場合は入金額でも、実運用の80%でも約11ヵ月で5倍に達する計算です。
公式サイトには配当に関する詳細が記載されていないので、あくまで概算となります。
以上が「プランスゴールド(PGA)」の仕組みと配当の解説です。
その他にも紹介報酬など細かい配当がありますが、非常に長いので画像でご紹介します ⇒紹介報酬の詳細
プランスゴールド(PGA)の出金について
「プランスゴールド(PGA)」では元本ロック(満期まで出金不可)がないため、いつでも出金できることがメリットとなっています。
ですが、利益上限に達していない状態で途中解約した場合は、利益額を下ろすことが出来ませんのでご注意ください。
・元本-獲得利益=出金可能な元本
・利益額は出金可能
この2つを合わせると元本と同じ金額になるため、途中解約した場合は元本だけを下ろすことが出来るという認識で問題ありません。
なので、利益を得るには利益上限に達するまでは出金できないということになります。
「プランスゴールド(PGA)」は利益がいらないならいつでも出金可能と覚えておきましょう。
また、出金は申請から最短で3営業日必要となり、出金手数料として以下の金額が必要です。
(PGA 概要資料より引用)
元本ロックが無い分、途中で解約したらむしろマイナスになるので注意しましょう。
では、ここからは「プランスゴールドアービトラージ」の報酬体系や調査結果から感じた懸念点やリスクについて解説していきます。
PGA投資のリスク①:金融免許は取得していない
SNSで「プランスゴールドは中国金融庁に登録している」というツイートを良く見かけます。
ツイートに引用されているページは
■国家企业信用信息公示系统
■深圳信用网
であり、これらのページは金融庁ではなく登記情報を閲覧できるウェブサイトとなります。
何故この情報を見て金融庁に登録されたと思ったのか分かりませんが、現時点でプランスゴールド(PGA)が金融庁に登録されているという話はデマカセです。
プランスゴールド(PGA)に限らず、MLM案件では嘘をついて勧誘活動が漫然と行われているので注意してください。
PGA投資のリスク②:資本金50億は用意してない
PGA(プランスゴールド)の勧誘資料などで見かける、開発会社の資本金が55億円もあるので安心できるという話があります。
実はこの話には裏がありまして、PGAの開発会社はイギリス領のセーシェルに登記されているのですが、実はセーシェルで法人を設立する際の資本金は実際に用意しなくてよいと決まっているんですね。
資本金額を書類上でどれだけ盛っても用意しなくてよい。
普通の企業は常識の範囲内で資本金を決めるのですが、PGAの開発会社はまさかの55億。
資金のある企業に見せるために利用したのでしょう。セコイやり方ですが見た目のインパクトは大きいので効果的な手法といえます。
PGA(プランスゴールド)の勧誘を受けた際に、「資本金55億ある会社だから信用できるよ」などの説明を受けた場合は注意した方がいいですね。
その勧誘者は自分が何も知らない情報弱者であると自ら暴露しているようなものですからね。
PGAの投資リスク③:PGAの配当が高すぎる
「プランスゴールド(PGA)」を複利運用する方が多い場合、運営側は約11ヵ月で投資金の5倍をユーザーに支払う必要があります。
それに加えてMLMでの集客による紹介報酬も発生しています。
どこから試算した数字なのか不明ですが「プランスゴールド(PGA)」は、2020年世界9か国で1000億円の運用を仄めかす資料を公開しています。
(PGA 概要資料より引用)
資本金を50億円(笑)と盛るようなな企業が5000億円という配当を本当に支払えるのか?
少なくとも「プランスゴールド(PGA)」は運営開始から11ヵ月以内に最低でも5000億以上の利益を出さなくてはなりません。
冷静に考えると、アービトラージでこの利益を出すのは不可能に思えます。
PGA投資のリスク④:プランスゴールド(PGA)は過去の実績がない
「プランスゴールド(PGA)」の運営会社である「プランスゴールドホールディングス」は、2019年に設立された企業です。
そして、今回のアービトラージシステムは2020年に入ってから稼働が開始しています。
という事は月利20%を継続して稼ぎ続けた実績はまだないんですね。
また、運用時にアービトラージを行う回数によっては、取引手数料が相当額かかることが予想されます。
運用が行われる7時間の間にどれだけの取引が行われるのか分からない以上、月利20%という配当を支払い続けるだけの利益を上げれるのか不安が残ります。
「プランスゴールド(PGA)」については現在も調査を継続中です。
更なる新情報や懸念点などが見つかり次第更新していきますので、今しばらくお待ちください。
また、当サイトでは、仮想通貨ポリスが優良だと判断した投資案件もございます。
「プランスゴールド(PGA)」の利用前に一度、比較してみてはいかがでしょうか?
# 仮想通貨ポリスが優良だと判断した投資案件の捜査レポート▶▶
そもそもの話、ごたごたが何か月も続いた時点でプランスゴールドはアウトでした。
「1年で投資資金の3倍になる」とか謳ってた案件が、「元手が戻ってくるどうか?」にすり替わってることに気が付いた。
やっと目が覚めました。本当に自分、ダサすぎる。