「WJPY」がステーブルコインとして普及する可能性は

通貨名WJPY
代表井元秀彰
発行元和らしべ

WJPYとは?

「WJPY」とはMakerDAOが発行している「DAI」を担保として作られたステーブルコインになります。

 

 

和らしべというフリマサービスの独自通貨「WJPY」最大の特徴としては、ビットコインのように発行主体が存在しないという点にあり、これによるメリットや将来性は計り知れないものなっています。

 

 

WJPYの特徴と共に、今後どうなっていくのかを仮想通貨ポリスが捜査いたしました。


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ステーブルコインとは

一言で説明すると「価格が安定した仮想通貨」というものになります。

 

 

同じような意味合いとして「ペッグ通貨」とも呼ばれ、法定通貨(USDや日本円など)と価格を連動(ペッグ)させる、価格を安定させた仮想通貨を総称してステーブルコインと呼びます。

 

 

そして、WJPYは日本円と価格が連動したステーブルコインの中でも革新的な技術を持つステーブルコインとして、仮想通貨ユーザーからの期待が高まっているコインとなっています。

 

 

では、WJPYが革新的なステーブルコインと呼ばれる2つの理由を解説していきます。

 

WJPYは破綻する可能性が極めて低い

世界でも有名なステーブルコインである「USDT」に関しては、管理主体である「テザー社」が発行数量と同等のUSDを管理することで、1USDT=1USD という価値の裏付けを行っています。
 
 
テザーの説明
 
 
ただ、裏を返せば管理しているテザー社の経営が傾いた場合には、トークンの価値が0円になる可能性を秘めているとことに。
 
 
WJPYについては法廷通貨ではなく「DAI」というステーブルコインを担保としており、この「DAI」を使用することで、ステーブルコインの持つリスクを画期的なシステムで解決しています。
 
 
①:WJPYの作成者が権限を放棄している
イーサリアムを代表とするERC-20の機能を使い、作成者がオーナーとしての権限を全て放棄しています。
 
 
これにより作成者都合による価格変動や破綻などリスクが激減。
 
 
②:誰でもWJPYの発行・償却が可能
オーナー権限の放棄と同時に、世界中の誰でもWJPYを発行可能にするため、オーナー権限を世界中に分散します。
 
 
世界中の誰もが公平に、いつでもWJPYを発行して保有することが出来るのです。
 
 
この技術を支えているのが、担保として預けるMakerDAOが発行している「DAI」という仮想通貨。
 
 
元々この「DAI」を発行するにはイーサリアムが必要となるのですが、2019年時点でイーサリアムの総供給量の2%がMakerDAOのアドレスに預けられていることが確認されています。
 
 
大量のイーサリアムを担保としている通貨なだけあり、発行から一度も「DAI」は価格崩壊を起こしておらず、その価格は常にUSDと連動した推移となっています。
 
 
つまり、「DAI」が崩壊しない限りWJPYは絶対に破綻しないという事。そして、DAIに関しては現時点で最も正確にUSDと価格連動している通貨であり、技術的に破綻する可能性は極めて低いといえます。
 
 
 
 

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