サービス名 | クワントウォレット |
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運営会社 | Quest Capital(クエストキャピタル) |
独自トークン名 | CBTO |
連絡先 | [email protected] |
クワントウォレットが危険な理由とは
韓国発のHYIPとして2019年春先から話題を集めていた「クワントウォレット」について捜査を行いました。
現在は出金が停止しているなどの情報も確認できることから、ポンジスキームの疑いもあるとの声もSNS等では上がっています。
そこで今回は、ネット上で確認できるクワントウォレットにまつわる噂や最新情報について、それが真実なのかどうか捜査していきます。
クワントウォレットの出金停止はデマだった?
2019年9月末にTwitter等のSNSで出金が遅い、停止しているのでは?という情報が拡散されていた模様。
実際には出金停止ではなく出金制限がかけられた、というのが事の真相だったようで、その背景にはクワントウォレットでもトップに入るリーダーが多額の出金を申請したことが要因であるという情報が発信されています。
真相は不明ですが、今のところは上記の情報が有力な説なのでしょう。
現在のクワントウォレットについては手数料が掛るものの、無事出金できるようになってるそうです。
今回の問題点としては、コミュニティのトップリーダーが出金をかけただけでガタガタになる運営体制が問題です。
クワントウォレットの運営側が預かった資金をまともに運用していれば、たかが出金であたふたするはずはありません。運営体制については不安を感じますので、その点が解消されるまでは入金したくない案件です。
クワントウォレットをやってるのは日本人だけ
続いて捜査したのは、クワントウォレットの公式サイトはどれだけアクセスされているのか?という点。
IDやパスワードの入力フォームがあることから、利用者ならば誰でも1度は訪れるサイトのはずです。
実際にこの公式サイトを解析してみると・・・
2019年9月時点でアクセスしている96%が日本国内からのアクセスとなっています。
韓国で大人気の配当型ウォレットであり、韓国のスタバでの利用も可能になるなどの情報も出ているはずですが・・・。
アクセスを見る限り、韓国人はほぼ利用していないとみて問題ないでしょう。
Twitterなどで出回っている情報と食い違いますね。
クワントウォレットで盛り上がっているのは日本人だけだと言っても過言ではないでしょう。
クワントウォレットの運営会社が不審
クワントウォレットの運営会社とされている「Quest Capital(クエストキャピタル)」がどのような企業なのかを捜査していきます。
まずは香港に本社がある、という情報を様々なアフィリエイトサイトで見かけるので法人情報を確認していきます。
香港には「Quest Capital(クエストキャピタル)」と名の付く企業が3つ存在することを確認。
運営会社だとされている「Quest Capital(クエストキャピタル)」の公式サイトURLは「http://www.questcapital.fund/」となっていることから、検索結果の一番上である「Quest Capital Fund Co., Limited」が正式名称だと思われます。
運営会社は香港に登記された企業であることは間違いなさそうです。
そのまま捜査を続けていくと、どうやら過去には別の名前で運営されていた企業であることがわかりました。
旧会社名は「Hongkong Cieldon Biology Techonlogy Limited」
バイオロジーやテクノロジーという言葉が社名に使われていますので、過去の業態は生物の研究機関であることが考えられます。
公式サイトには「長年の経験を持つ企業」だと記載されていますが、歴史など皆無。記載されていることはウソなのでしょう。
以上の調査結果から、クワントウォレットに関しては信用のならない投資すべきではない配当型ウォレットであると判断させていただきます。
クワントウォレットのまとめ
・資金の管理体制に不安あり
・盛り上がっているのは日本だけ
・運営会社は元々ベンチャーキャピタルではなかった
出金出来るって話になったり、出金制限かけられたりと、まともな運営体制が整っているとは思えないウォレット案件です。
そもそもウォレットってその名の通りお財布で、自分の大切なお金を預けるのにまともな運営体制が整っていないって危険すぎやしませんか?