サービス名 | WoToken |
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通貨コード | WOR |
発行元 | 1WorldBlockchain LLC |
BCプラットフォーム | 不明 |
公式URL | https://www.wotoken.ca/ |
WoTokenは「違法犯罪」として裁判中
ウォレットに預けた資金を自動で運用(アービトラージ)し、その売買益を顧客に還元するというサービスを提供しているのが「WoToken」になります。
MLM(マルチ)による集客をを行っていることが要因か、Twitter等のSNSにて盛んに勧誘活動が行われていました。
2020年5月現在は運営者が逮捕されており、有罪判決が出るのは秒読みであると見られています。
以下の記事では、裁判の最新情報をお伝えすると共に「Wotoken」と同じような投資案件に騙されないための注意点や返金の可能性についてまとめています。
Wotokenの運営者が逮捕
「Wotoken」の運営陣が中国にて逮捕され裁判が行われていることが判明しました。
被告である6人の人物には、MLM活動の組織化や収入の隠蔽、犯罪の隠蔽などの罪を裁判にかけられた模様。
公式発表によると被害総額は約1000億円に上るとされており、2020年現在も返金には一切応じていないそうです。
裁判による求刑内容は6人に対して最大で9年の懲役+罰金刑となっています。
被告の一人については過去にも同様の詐欺事件で有罪判決を受けてから5年以内に今回の事件を起こしたらしく、懲役刑の判決が出るのではないかと推察されます。
やはり、WoTokenのような業者にお金を預けるのは本当にリスクが高いので、爆上げが見込まれるアルトコインに投資して自分の口座で運用し利益を積み上げていきましょう。
日本でも「Wotoken」に関しては様々アフィリエイターが勧誘していたこともあり、相当数の被害者がいるはずです。
「Wotoken」を日本で紹介していた方といえば、様々な怪しい仮想通貨案件の勧誘を今もなお行っている「小野里 はじめ」ですかね。
当サイトでは「Wotoken」を運営開始当初から詐欺案件であると断言してきましたが、勧誘を行っていた「小野里はじめ」は当サイトへの批判動画を出すなど逆ギレ。
結果的に「Wotoken」は出金停止、その後「小野里はじめ」は俺も被害者だ、などというニュアンスに受け取れる声明を発表。
開き直った現在は「Wotoken」に関する自身の動画を非公開にし「プランスゴールドアービトラージ(PGA)」という新しいMLM案件を紹介しています。
また、掲載した写真に一緒に写っているのは、世界最大の仮想通貨詐欺として有名な「プラストークン」の紹介者である「あらいこうじ」や、運営会社が資金を持ち逃げした「SCFトークン」を紹介していた「仮想通貨姉妹」です。
これらの人物に関与することは非常に危険ですので、ご注意ください。
基本的に運営側に資金を預けて運用する投資案件の9割は詐欺目的で行われています。
2019年11月25日:WoTokenに復活の兆しアリ?
しばらく出金停止が続いているWoTokenでしたが、ここにきて運営側の動きを感じられる情報が見つかりました。
飛んだと思われたWotokenの運営元「Neraex取引所」へのアクセスが可能となっていることが確認できます。
この背景には何があるのか?仮想通貨ポリスの見解としては、集団訴訟を起こすなどの話や、中国で警察の介入など、運営側の不安要素が増えてきたからではないかと考えています。
このまま飛んだままでは名実ともに詐欺事件と判断されますよね。そのため、誤魔化しで運営会社の取引所だけを復活させてお茶を濁しているとみるのが妥当ではないでしょうか。
その証拠に、ユーザーの資金を預かっているWoexは現在もアクセス不能となっております。
ユーザー側が大騒して大事になれば、運営側の対応せざるを得ないという結果になることも考えられます。
ちなみに日本では、Wotokenを大々的に宣伝していた某Youtuberが返金訴訟を起こす。などの動きを見せています。
出金停止前までは手放しでWotokenを絶賛していた人物なだけに、「被害者面するな」などの辛辣なコメントも確認できるので、この返金対応に応じる利用者はほとんどいないのではないかと思っています。
また、こういった返金訴訟に関してはさらに搾り取ろうという二次被害的な目的で行われることが多発しています。
過去には返金に至った事例も
今回の「Wotoken」のような海外運営による配当型ウォレットやHYIPなどの投資案件に関しては、返金対応することはほぼあり得ないという事が業界では常識となっていますが、実は返金に至った案件が存在しています。
「D9クラブ」というHYIPをご存じでしょうか?
2003年頃からブラジルを拠点として立ち上がった投資会社であり、ブックメーカー(海外のスポーツギャンブル)に投資を行い、出資者となるユーザーに対して利益の一部をビットコインで配当するという、HYIPの中でも古い部類に入る案件となります。
この「D9クラブ」については2017年に出金停止となり運営が飛ぶという事件が起こりました。
その後、日本中から““被害相談が殺到””したことが影響し、弁護士事務所を中心としたD9クラブ投資被害対策弁護団が結成されます。
その後、2018年2月に弁護団による行動の成果か、ドバイにてD9クラブの会長が逮捕されたのです。
この逮捕によってD9 クラブの法人口座や会長個人の銀行口座などを現地の警察が全て押収。
それらの押収物を現金化し、可能な限り返金が行われるという運びとなりました。
一概に何が良かったとは言えませんが、様々な方が動いたことで返金に至ったという事。。
Wotokenに関しても同様に上手くいとは言えませんが、被害者が声を上げなければ何一つ解決の道へと自体が好転することはないでしょう。
Twitter等のSNSでは復活するのを待つだけで何もしないユーザーばかりが目につきます。
本当に資金を取り返す気があるのならば、まずは被害相談などから初めてメディア等に注目してもらい、弁護団の結成など専門家に動いてもらうべきでしょう。
Wotokenを素晴らしい案件であると勘違いして紹介していた奴らによる返金対応などより、数千倍は期待できると思いますよ。
ちなみに、ナイジェリアでは「D9クラブ」を200人以上に紹介したというトップリーダーが逮捕されたというニュースも出ています。
2021年に出金停止となったジュビリーエースという案件でも公式が返金を発表していますし、被害者の動き次第では、Wotokenのリーダーからも返金や損害賠償などの請求が出来るかもしれません。
私は専門家ではないので判りかねますが…。
※以下、更新前の捜査レポートになります↓
2019年9月9日追記:Woexに着金せず
Twitterにて、Woexへの送金を行った際に着金しないという現象が起きていることが報告されています。
ここ最近では新たに3名を「WoToken」へ紹介しなければ出金が出来ないなど、投資案件としてはあり得ない対応を取ってきた「WoToken」でしたが、遂に資金を本格的にロックし始めたのでしょうか?
WoTokenを筆頭として、プラストークンなどの配当型ウォレットの出金停止が相次いでおります。
現在もTwitter上でWoTokenへの勧誘を行っている人物については、自らが出金するためだけに勧誘しているというのが本音なのでしょう。
くれぐれも手を出さないように注意してください。
2019年5月追記:WoTokenの嘘がバレた
WoTokenのウォレット内や一部のSNSアカウント、ブログサイト等で一部の病院にてWoToken決済が可能であるという情報が公開されました。
情報によると福岡、長崎の一部医院にて、人間ドックを受ける際の決済に使用が出来るという事でした。
果たしてこの話は本当なのか?筆者は直接電話にて問い合わせを行ったのですが、「そんな話は知らない」という回答を病院側から頂いております。
その後、決済可能だとして名前が紹介された病院の内「古賀病院 21 PETセンター」以下のような文面をホームページに掲載しています。
私と同様に問い合わせを行う方が殺到したのでしょう。もちろんこのような事実はなく、デマカセであったことが証明されたことに。
なを、情報発信を行ったいたSNSアカウントは、この発表後に
「メディカルツーリズム九州の病院提携は、WO TOKEN側が病院に支払いし、ユーザーはWORでWO TOKEN側へ決済処理します」
という反論を行っています。病院側が知らないと回答している以上、提携という事実が無かったのは明白です。
後付けの言い訳にしか見えませんよ、
もちろん、「WoToken」のようにウソをついて集客を行うような投資案件である「WoToken」については、オススメできないと判断いたします。
最近はこう言った怪しい投資案件が増えていることが非常に残念で仕方がありません。
なお、仮想通貨業界には「WoToken」のような案件ばかりではなく、管理人が捜査した上で優良だと判断した案件もございます。
資産を運営に預けるのではなく、自分で資産管理が行えるサービスならば低リスクでの投資が可能です。
※以下、追記前の捜査レポートになります。
WoTokenの管理は無登録業者が…
2018年末からその認知度を上げてきた「WoToken」は、独自のウォレットアプリを提供するサービスとなります。
ウォレットアプリ内に預けた仮想通貨を自動でアービトラージを行う事で、取引所ごとの価格差を利用して利益を出すという仕組みとなっています。
開発元については「1WorldBlockchain LLC」なる企業が行っているという情報がそこらかしこで確認ができ、管理・運営については「NERAEX」という仮想通貨取引所が行っているという情報を確認しています。
そして、この取引所については過去に捜査を行ったことがあり、ドメインの契約者は「bao bo」という明らかに日本人ではない人物名であること、契約も日本ではなく香港の住所にて行われていることが判明します。
これらの状況を考えると、「NERAEX」は日本で運営している企業ではないと判断せざるを得ませんね。
2019年4月追記:「NERAEXが契約者名を隠蔽」
以前、「Wo Token」の管理、運営を行う「NERAEX」のドメイン契約者が日本人ではなく、港の住所で取得されていることをお伝えしましたが、その事実を当サイトで公表した後、「NERAEX」側が情報を隠蔽しはじめた事が分かりました。
このサービス自体を利用することは何の問題もありませんし、個人情報などの保護の観点から言えば利用すべきサービスだといえます。
ですが、他人の資金を預かることがある仮想通貨取引所が、後から契約者名や契約住所を隠す意味とは?
更に言えば「NERAEX」のページ内にはどこを見ても運営会社の情報は記載されておらず、どこの誰が運営しているのかさえ分からない状況です。
所在地を明かさないMLM案件のほとんどはポンジスキームにより運営が成り立っている状況ですから、「WoToken」についてもその可能性が高いと想像できます。
また、日本において仮想通貨交換業者の登録も行っていない無登録業者であることも考えれば、日本で営業を行う権利すら持っていないモグリの業者であるという事です。
運営している取引所を少し調べただけでこれだけの情報が出てくる「WoToken」については、投資すべきではない案件だと判断します。
よく似た投資案件として「プラストークン(PLUS)」が挙げられますが、ポンジスキーム濃厚な詐欺案件だと管理人は判断しています。
「飛ぶ」のは既に規定路線か…?
運営を行う取引所が無登録業者であることが分かった以上、気になるのは「WoToken」並びに「NERAEX」に対して資金決済方がどう適用されるのかという事。
金融庁が発表している文章によると無登録業者であることが発覚した時点で悪質、故意があると認められる場合には直ちに交換業を取りやめることになるとのこと。
「NERAEX」については2017年から運営を行っているモグリ業者であり、2年に渡り仮想通貨交換業の登録申請を1度も行っていないことから、登録する気が無い、故意に無登録業者として運営している取引所であると判断されることでしょう。
この場合考えられる最悪のケースは…
・「NERAEX」に対して業務の停止の命令
↓
・運営会社等の情報が記載されていないため、調査が難航
↓
・その間に会員の資金を持ち「NERAEX」が「WoToken」ともども閉鎖
というパターンですね。
「紹介料が無いと成り立たないんだろ?」
「WoToken」については現在、MLM形式(マルチ商法)によるマーケティングでその勢力を拡大し続けています。
Twitter等を見れば、紹介による配当欲しさに宣伝行為を行うアカウントが多数確認できます。
基本的には配当が入ったという報告を行いながら勧誘を行うアカウントが非常に多くなってきています。
この配当がアービトラージによるものなのか、紹介料によるものなのか定かではありませんが、四六時中Twitterで宣伝しなければならないレベルの案件だという事なのでしょう。
もはやこれを投資と呼んでよいものなのか。管理人の個人的な意見としては投資と呼べないと判断しています。
MLMの配当額については詳しく書いている宣伝ブログ等が腐るほどに出てきますから、そこで確認するといいでしょう。
「WoToken」のようなアービトラージや自動売買を行うMLM案件は多数存在しますが、今のところまともな案件は見つかっていません。
仮想通貨×MLMの投資案件は高確率でポンジスキームであると考えた方が良いと思います。
実際、私が1年以上もかけて注意喚起を続けてきた「TES(テス)」という、AIによる自動売買ツールに関しては、2019年1月に運営会社が飛ぶという事件が起きています。
その運営会社も「NERAEX」と同様に運営所在地を明かしていなかったことにより、誰も投資した資金を取り返すことが出来ず真相は闇の中となっています。
某有名アフィリエイターが紹介していた案件という事もあり、被害金額は数億円とも言われている大型の投資詐欺となりました。
今回捜査を行った「WoToken」についても、「TES(テス)」と同じ道を辿ることがあるかもしれません。
勿論ですが、「WoToken」はオススメできない投資案件だと判断します。
もし、本気で仮想通貨を使って稼ぎたいのであれば、1ヶ月で投資金100万円から700万円に増やせたという報告が相次いでいる「アルトバンク」などの情報会社も存在しますから、そちらも検討してみるべきでしょう。
WoTokenのまとめ
・運営会社が怪しい
・管理・運営は無登録業者によるもの
・見せしめ的な行政処分を受ける可能性もw
Wotokenの回収のためにベトナムまで行ったとか言うインフルエンサーがいたけど、中華系ウォレットHYIPなのになぜベトナム?ベトナムに行ってもベトナムのマルチレベルマーケティングのリーダがいるだけでしょ?