岐阜暴威とは？危険な「逆神」FXトレーダーの実態を調査

［最終更新日］2025/02/14 2025/02/12

名前	岐阜暴威

岐阜暴威とは？危険な「逆神」FXトレーダーの実態を調査

FX界隈で「逆神」と知られる岐阜暴威氏。その名前を聞いたことがある人も多いのでは？

しかし、彼の投資スタイルと数々の逆張りエピソードは、多くの投資家に悪影響を与える可能性が…

本記事では、岐阜暴威氏の経歴・トレード手法、そして彼を取り巻く「逆神伝説」について解説します。

岐阜暴威とは？危険な経歴と素顔

岐阜暴威の画像

岐阜暴威氏は1984年12月13日生まれ。39歳のFXトレーダーです。

本名は佐藤孝太郎とされていますが、確証はありません。

彼の特徴的な名前の由来は、2012年頃の2ちゃんねるの投資掲示板に遡ります。

岐阜暴威の危険な投資経歴

岐阜暴威氏の投資キャリアは2006年に始まりましたが、その経歴は失敗の連続と言えるでしょう。

以下に彼の投資人生の主要なイベントをまとめましたが、これを見るだけでも彼のトレードスタイルがいかに危険であるか分かります。

2006年：株式投資を開始。ライブドアショックで即退場
2008年：株式投資に再挑戦。リーマンショックで再退場
2009年～2011年：FXを開始。徐々に資金を失う
2012年：mixi、ガンホーの株で4600万円まで資産を増加するも、先物取引で徐々に損失
2015年：チャイナショックで大損失。再々退場
同年11月：30万円で再スタート
2016年～2018年：750万円の損失
2019年10月：口座資金が50万円まで減少
2020年7月：口座資金156万円、含み損50万円。
2021年4月：口座資金1236万円、含み益176万円まで回復
2022年9月～10月：930万円の損失
2023年1月：口座資金は1389万円

この経歴から分かるように、岐阜暴威氏の投資人生は大きな波があり、資産を増やしては失うという危険な繰り返しが特徴的です。

このような極端な資産の増減は、健全な投資戦略とは言えないでしょう。

岐阜暴威の危険な投資スタイルと特徴

岐阜暴威氏の投資スタイルは、一般的なFXトレーダーとは大きく異なり非常に危険。

以下に彼の特徴的なトレードスタイルを挙げますが、いずれも初心者トレーダーが真似してはいけないものばかりです。

ハイリスク・ハイリターンの取引
大きなレバレッジを掛けた取引が好み。短期間で大損失を被るリスクが極めて高い
逆張り傾向
市場の流れに逆らう取引が多い。大損失に繋がる可能性が高い
損切りの苦手さ
損切りが苦手で含み損を抱え込みがち。資金を失う最も確実な方法の一つ
感覚的なトレード
技術的分析や基本的分析よりも、直感や感覚に頼ったトレードを行う傾向がある
透明性の高い情報公開
自身のトレード結果を積極的にSNSで公開。他の投資家に悪影響を与える可能性あり

岐阜暴威氏のスタイルは、多くのフォロワーを魅了する一方、初心者トレーダーにとっては非常に危険な手本となる可能性が高いです。

岐阜暴威の危険な「逆神伝説」

岐阜暴威氏が”逆神”として名声を確立した代表的なエピソードは、全て大きな損失に繋がる危険な行動です。

以下に彼の代表的な「逆神伝説」を紹介しますが、これらのエピソードは彼のトレード判断がいかに危険であるかを如実に示しています。

2020年：WTI原油市場暴落

2020年4月、新型コロナウイルスの影響で原油需要が激減し、WTI原油先物価格が史上初のマイナス価格を記録しました。

岐阜暴威氏は「これ以上は下がらないだろう」と考え、原油に投資を始めましたが、予想に反して価格は更に下落し、マイナス圏に突入。大きな損失を被ったそうです。

このエピソードは、市場の異常な状況下で逆張りを試みることの危険性を示していると言えるでしょう。

経験豊富なトレーダーでさえ、このような前例のない状況では慎重になるべきと考えられます。

2020年：米大統領選

2020年11月の米大統領選挙の開票序盤、トランプ氏が優勢だった際に、岐阜暴威氏は「勝てそうやん、お前よく頑張ったな」とトランプ氏を祝福するツイートを投稿。

やはりトランプが負けた原因はこれだよな pic.twitter.com/tuN7CGK6HO
— 世界四季報 (@4ki4) November 8, 2020

しかし、その直後から選挙の流れが急変し、最終的にはバイデン氏が勝利を収めています。

このエピソードは、政治的イベントの結果を予測することの難しさと、予測に基づいてトレードすることの危険性を示唆していると言えるでしょう。

2021年：日本株市場

2021年2月、岐阜暴威氏は「東京証券取引所まで歩いて行く様子を生配信する」企画を実施しましたが、彼が東京証券取引所に到着した瞬間から日経平均株価が下落し始めました。

このエピソードは、市場の動きと個人の行動を結びつける「迷信」の危険性を示していると考えられます。

このような非合理的な考えに基づいてトレードすることは、大きな損失に繋がる可能性があるでしょう。

2021年：ビットコイン市場暴落

2021年12月、ビットコインの価格が史上最高値に近づいていた時期に、岐阜暴威氏は人生で初めてビットコイン投資を始めました。

しかし、投資から3日後、ビットコイン価格が過去最大の下落幅を記録する大暴落が起こったのです。

このエピソードは、市場のピーク時に参入することの危険性と、十分な知識や経験無しに新しい投資対象に手を出すことのリスクを示唆していると言えるでしょう。